▽先月末の土日にふるさとへ里帰りしていました。
そう、今年も秋祭りの季節がやってきたのですよ。
やってきて去って行ったのですよ。
▽土曜日が前夜祭と言うことで石見神楽の奉納。
日曜日が例大祭。
おみこしわっしょい。
おみこしの方に出る気はそんなになかったけれども若い人不足と言うことで
とりあえず自分の町内の区間だけでもかついでくれとおっちゃんに頼まれ了承。
しかし自分の町内に差し掛かる前に雨が降りだし、
みこしを軽トラに載せて足早に氏子の家々の前の道路を通る戦法に出たため、お役御免。
そこまでしてでも氏子の家の前は通らねばならぬ。
豊作・大量を願う儀式。おみこし。
▽父さんによると最近は本当にかつぐ人が少なくなってきて、
ほかの地区では最初から軽トラにみこしを載せて家々を回るという形式に移ったところもあるとか。
うーん、なんかさみしい。
地元で就職するかはわからんけど、祭のときには帰ってみこしかつごうかなー、などと考える自分。
▽そういえばふるさとの駅に降りた時に違和感がありました。
お祭なのに、おみこしで回る地域にしめ縄が張り巡らされていない。
去年までは家の前やら電柱やら道路の端やらに笹だか青竹だかを括り付けて、しめ縄を張り巡らせて、幣(へい)をつけていたのに。
その原因が笹不足。刈ってくる手間。準備、片付けの手間。人手不足。
仕方ないとはいえ寂しい気分になりました。
▽そして前夜祭の奉納神楽を見終え、
去年もだったけど今年もぶり返す石見神楽熱。
石見神楽の特徴はなんといってもエンターテイメント性。
まずお囃子のリズム。八調子。早い。荒い。
そして衣装。派手。きらっきら。
そんで演出。激しく刀がぶつかり合い、大蛇は火を吹き、鬼は煙を撒き(霧や雲をイメージ)、鬼の首が飛び回り、八十神は客をいじり、剛力は客席へ逃げ込み、悪狐がそれを追い客席へ入っていやがる子供を舞台へ引きずっていく。
思い出しながら書いててニヤニヤしちゃうくらい楽しい。
うーん、また見たいなぁ。
▽石見神楽のパンフレットなんかを見てて、神様の数え方は「人」とか「体」ではなく、「柱(はしら)」であることを知りました。
わりと最近の話。
で、調べてみると確かに【名詞】の他にも【助数詞】として扱っている辞書がある。
神仏、高貴な人、または遺骨などを数えるのに用いる、と。
そういう風に考えると、
「一家の大黒柱」なんていう表現は、掛詞的なものを感じる。
文字通りの材としての「柱」だけでなく、一家を支える貴い存在として敬っている証としての「柱」。
大黒様なんてもう、神道においちゃあトップレベル。
▽うーん。日本語は勘ぐろうと思えばいくらでも勘ぐれて面白いなぁ。
そう、今年も秋祭りの季節がやってきたのですよ。
やってきて去って行ったのですよ。
▽土曜日が前夜祭と言うことで石見神楽の奉納。
日曜日が例大祭。
おみこしわっしょい。
おみこしの方に出る気はそんなになかったけれども若い人不足と言うことで
とりあえず自分の町内の区間だけでもかついでくれとおっちゃんに頼まれ了承。
しかし自分の町内に差し掛かる前に雨が降りだし、
みこしを軽トラに載せて足早に氏子の家々の前の道路を通る戦法に出たため、お役御免。
そこまでしてでも氏子の家の前は通らねばならぬ。
豊作・大量を願う儀式。おみこし。
▽父さんによると最近は本当にかつぐ人が少なくなってきて、
ほかの地区では最初から軽トラにみこしを載せて家々を回るという形式に移ったところもあるとか。
うーん、なんかさみしい。
地元で就職するかはわからんけど、祭のときには帰ってみこしかつごうかなー、などと考える自分。
▽そういえばふるさとの駅に降りた時に違和感がありました。
お祭なのに、おみこしで回る地域にしめ縄が張り巡らされていない。
去年までは家の前やら電柱やら道路の端やらに笹だか青竹だかを括り付けて、しめ縄を張り巡らせて、幣(へい)をつけていたのに。
その原因が笹不足。刈ってくる手間。準備、片付けの手間。人手不足。
仕方ないとはいえ寂しい気分になりました。
▽そして前夜祭の奉納神楽を見終え、
去年もだったけど今年もぶり返す石見神楽熱。
石見神楽の特徴はなんといってもエンターテイメント性。
まずお囃子のリズム。八調子。早い。荒い。
そして衣装。派手。きらっきら。
そんで演出。激しく刀がぶつかり合い、大蛇は火を吹き、鬼は煙を撒き(霧や雲をイメージ)、鬼の首が飛び回り、八十神は客をいじり、剛力は客席へ逃げ込み、悪狐がそれを追い客席へ入っていやがる子供を舞台へ引きずっていく。
思い出しながら書いててニヤニヤしちゃうくらい楽しい。
うーん、また見たいなぁ。
▽石見神楽のパンフレットなんかを見てて、神様の数え方は「人」とか「体」ではなく、「柱(はしら)」であることを知りました。
わりと最近の話。
で、調べてみると確かに【名詞】の他にも【助数詞】として扱っている辞書がある。
神仏、高貴な人、または遺骨などを数えるのに用いる、と。
そういう風に考えると、
「一家の大黒柱」なんていう表現は、掛詞的なものを感じる。
文字通りの材としての「柱」だけでなく、一家を支える貴い存在として敬っている証としての「柱」。
大黒様なんてもう、神道においちゃあトップレベル。
▽うーん。日本語は勘ぐろうと思えばいくらでも勘ぐれて面白いなぁ。
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