近況はこんな感情

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それでもやっぱり紙がいい。

2016年10月31日 22時47分17秒 | 枕電子計算機
▽今「若者言葉」に興味があって、

それで卒業論文とか書きたいなーと思ってる。

卒業論文に向けては、ネットでどんな論文があるか検索して、大学の附属図書館でその論文の載っている書物を読む、というのがオーソドックスな勉強の仕方。

ただ、その正当なやり方だと調べきれないものがある。

コアな部分というか、ごく狭い分野について述べている論文は冊子に載っていなかったり、

「若者言葉」なんていう移り変わりの激しいものは最新の情報が欲しいけどそういう論文はまだ本になっていなかったりする。

それでもこの通信環境の豊かな時代、インターネットで調べれば論文そのものがちょこちょこ落ちてる。

あとはそれを印刷すればいつでもどこでも読める。



▽そのはずだったんだけど、

付録も合わせると200ページもある論文を見つけてしまった。

2アップでも100枚、4アップでも50枚、6アップだと目が痛い。

けれど内容は非常に興味がある。

しかも論文が提出されたのは2015年3月。この分量でこの新しさは非常に魅力的。

200ページ・・・。パソコンで論文を読むのには慣れていないし、ていうかファンの音がうるさくて集中できないし、

ケータイだと容量がでかすぎるし。



▽まさかここで役に立つとは思いませんでしたよ、タブレット端末。

そう、今年の3月にケータイショップで購入し(というか購入させられ)たこれが。

データ通信量が怖いからもっぱらアパートのwifi環境下でのみ使えるニコニコ動画を見る機械と化していたこれが。

一回ダウンロードしちゃえばデータ通信の必要もなし。

電池もスマートホンに比べて長持ち。画面も大きい。

さながら電子書籍の様にどこでも少しずつ読むことができる。


▽そこで実感する電子書籍の利点。

読み返したいページにすぐジャンプできる。

思いついたことを思いついた箇所にメモできる。

付箋もしおりもデータとして保存されるから普段は隠れていて物理的な邪魔にならない。

文章内の単語検索ができる。

あと時間つぶしに喫茶店でタブレットで論文読むっていう行為がなんかかっこいい。

意識高い人みたい。


こうして晴れてうちのタブレット端末は「論文も読めるニコニコ動画を見る機械」に進化したわけだ。


▽思いがけず電子書籍の便利さを実感したのだけれど、

あくまで今読んでいる書物が「読み返すこと前提の論文である」ということはでかいと思う。

小説読むなら紙の方が風情があって好き。

目への負担も少ないし。

電池とか通信とかいらんし。

人に貸せるし。


まぁ電子書籍なら1巻のカバーに5巻が入ってることもないんだろうけどな!

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