近況はこんな感情

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石見神楽のココがすごい1

2014年10月13日 17時37分37秒 | 枕電子計算機
▽予告したまま更新しないパターンに入りそうだったので、

台風が近づき部屋に缶詰め状態の今まとめて書きます。

「石見神楽のどこがすごいのか」。

その一つは近さにあると思います。


▽距離が近い



この写真。白いところが一応の区切り。

舞の範囲内ですね。

舞のスペースのすぐ隣に「ござ」が引いてあって観客は間近で見ることができます。

今回の会場は建物の構造上、トイレ(写真の左奥)に行くには一回靴を履いて外に出るしかないので

面倒くさがりの何人もの観客が演技の邪魔にならないタイミングで舞のスペースを横切りました。


一般のこういう舞踊であったり神事であったりは演技専用に舞台が設置してある、観客用の椅子が置いてあるなど

完全な「見る側」「やる側」に場所から分かれるのですが、地元の祭りではそういった区切りはとってもあいまいです。

あまりに客が多いときや大きなイベントの時などは後ろの人にも見えるように舞台が設置してありますが。

大きな神社の無い地区での神楽は昔、民家でやっていたそうです。

一年ごとの持ち回りで。

演者が近い所以ですね。

近年は負担などを考えて公民館などでやっています。

うちの地区は狭いですがなんとか舞えるだけのスペースがあるので神社で行っていますが。


▽距離が近い(その2)



何個かの演目は演者が舞台から飛び出して観客席にやってきます。

これは鬼から観客席に逃げてきた人。

なかには舞台に引っ張り上げられたりする観客や、

鬼にさらわれていく子どもたちもいます。

子どもたちが鬼を怖がる様を大人たちが見て微笑んでいるってなかなかない状況です。


▽身近

石見地方ではことあるごとに神楽が舞われます。

祭などの神事だけではありません。

商店街・ショッピングモールでのイベントや、温泉での定期公演、道の駅や水族館の敷地内に特設会場が常設してあったりします。

エンターテイメント性の高さから、人を呼び込む力が大きいんですね。

間違いなく何人かの子どもたちはお囃子の音に呼び寄せられ神楽を見たがります。

週末はどこかしらで必ず神楽が見れる、石見地方です。

だから人によっては見よう見まねながら結構上手に踊れたり、演奏出来たり。



この度の祭りでも地区の方がお囃子に交じっておりました。



▽根強い人気は観客との近さにあるのは間違いないでしょう。

つづく

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