恋愛の話してみる。

このだるそうな顔した男の子。わかりますよね。
・・・私です。
５歳か６歳こんな目え座った子。今私のクラスにおったら・・・いややあーーー。

ほいでですね。私、右端の子(ピンクの服ね）とですね。微妙な関係やったんですよ。

ともこちゃんゆうてね。かわいらしいでしょ。
一緒にヤマハ音楽教室かよってね。
終わったら二人でオカン待ちながら、「トモってふたりとも一緒やなあ」ゆうてね。
お互いだんだん好きみたいになったって言うか・・・
　

　でもこの子のオカンがきびしーわけ。
迎えにきたらすぐ、「何をしゃべってるの！さあさあ次はお習字よ！」って。
しゃべってる私のことはお構い無しにともこちゃんの手を引っ張ってきます。

ここから小説風→そして彼女が車に乗せられるその瞬間(とき)　僕と彼女の目が合う。車に乗せられた彼女はまるで森に迷い込んだ子羊のように、おびえている。
彼女は母に何か言われているようだ。
そして車は何事もないように発進する。砂場にしゃがんだ僕は立ち上がり手を振る。
彼女は僕に気づくが何をするでもなく、ただただ助手席の窓ガラス越しに僕をみていた・・・。

はい夢物語はここまで。

まあともこちゃんとはいつもこんな感じでした。

いわゆる実らない恋ほど燃えてしもちゃう・・・ってやつですか？(アンタもすきねえ)



んで月日がたって親子遠足に行ったときにですね。

ともこちゃんが、母親といたんだけど、そのオカンどっかいった。

ともこちゃんと俺目え合う。

チャーーーンス！！！

って隣いったら・・・・・

「あったらっしくうん」

って、トロピカル＆南国系のダイナマイト園児「はっとりえみ」って子が

大阪のおばちゃん風に尻をひねりちらかして割り込んできました。（画像中央）

この子のオカンも「あったらっしクンがすきなんやもんね？えーみ」
「写真撮るわよー！はいチーズウ！」って。


・・・もうね。
オカン！おまいがはしゃいでどうすんねん！と。

私とともこちゃんドン引き。

その瞬間がまさにこの画像だす。

えみちゃんのオカンはよいけや。写真撮ったやんか。ともこちゃんとしゃべりたいんやって。

なあともこちゃん？

あれ？・・・もうあんまり興味なさげやし・・・・。

こわいオカン帰ってきたし。


　それ以来ともこちゃんヤマハやめたし話すことはなくなったなあ・・・。

ていうかさ。

魚のコイっておるやん。コイってもし足があって靴を履いていてもぜったい脱ぐらしいね。

　　　　　　　　『恋は、はかない』ですって。

　　　　　　おあとがよろしいようで。　　　おわり