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「映画 アサシンクリード」をネタバレありの感想で解説・レビュー!

2017-03-03 22:30:05 | 新作映画
こんにちは、ぱずー(@deltakou)です!

本日のまったり出張シネマは…


アサシンクリード

(マイケルファスベンダーのキレッキレパルクールアクションに痺れろ!)




【短く解説!】
ゲームの動きを完全再現!一つ一つの動きが「アサシン」でカッコいい!




【まったり点数】
•スカッと!オススメ度【★★★★★】
→アクションのキレが半端ない!「マイケルファスベンダーはこんなに動けたのか!」と思えるほどにスタイリッシュなパルクール。
さらに暗殺アクションも、「エアアサシン」や「ナイフ投げ」「槍術」や「フリーラン」など、ゲームを再現するかのようなスピードと見栄えの良さがあり素晴らしい仕上がりです!



•デートオススメ度【★★★☆☆】
→ちょうど「ララランド」の公開時期と重なってそちらにデート客は流れ込みがち。
少し混雑を避けてまったり映画デートはいかがでしょうか…⁉︎


•ファミリーオススメ度【★☆☆☆☆】
→元が18禁ゲームなだけに世界観はなかなかにダーク。
しかし映画版では年齢制限がないため、非日常に憧れる中学生くらいのお子さんには好評かも…?


•イーグルダイブオススメ度【★★★★★】
超高所から鷲のように生身で飛び降りるアサシンの技「イーグルダイブ」
これを今作のスタントマン、ダミアンウォルターズは命綱無しで挑みました!
39mからの実写ダイブは大迫力っ!
ぜひ3Dで「ダイブ体験」を!



※本作はゲームの用語が沢山出て来るストーリーです!
ゲーム未プレイの方はこちらの解説記事↓

「映画 アサシンクリード」を徹底解説!
この記事で予習は完璧!

を先に読むのをオススメしております!



【あらすじ】
ルネサンス期のスペイン。
自由よりも規律を重んじる『テンプル騎士団』は強大な力を持つ兵器『エデンの果実』を探して暗躍していた。

テンプル騎士団はエデンの果実の在りかを知るスルタンを脅すため、その息子(王子)を人質として確保する。

しかしその時!
群衆の中から自由を重んじる集団『アサシン教団』が現れた!
彼らとテンプル騎士団の新たな闘いが始まるーー。

【ストーリーにダイブ!】
今作のストーリーは2つ。
現代と500年前が交互に同時進行していく構成です。
本記事でも時代ごとに分けて追っていきましょう!



《現代編ストーリー①》
主人公カラムリンチは、幼少の頃に父が母を殺した事で、彼自身も暴力的な衝動を抱えて育った。
彼は死刑囚となり、死刑が執行される。

しかし彼は生きていた。
目覚めた彼は『アブスターゴ財団』の訓練所で目を覚ます。

そして彼は半ば強制的に謎の機械『アニムス』に接続され、500年前生きていた自らの祖先とシンクロさせられる。
こうしてカラムリンチは遺伝子に眠むる祖先の記憶へとダイブしていくのだった。



《500年前のストーリー①》
民衆の自由意志を尊重する組織『アサシン教団』。
そこでは新たなるマスターアサシンが生まれようとしていた。

彼の名はアギラール・ネ・デルハ。
彼は真のアサシンになる儀式として薬指を切り落とした。

(袖に隠す武器『アサシンブレード』を展開する時に邪魔になるため、薬指を切り落とすのがアサシンの習慣です。

その後、ルネサンス期イタリアのアサシン「エツィオ・アウディトーレ=ダ・フィレンツェ」に依頼されたレオナルド・ダ・ヴィンチが改良したため、現代のアサシンは指を切り落とさずに使えています。)


彼に与えられた任務はスペインのスルタンの息子(王子)を保護すること。

一度は救出に成功するものの、再び王子は捕まり、彼と弟子マリアも捕らえられてしまったーーー。



《現代編ストーリー②》
ダイブから戻ったカラム・リンチ。

しかし彼を待っていたのは今までと全く違う世界だった。

周囲の他の収監者(アサシンの末裔たち)からは「裏切り者」と目をつけられ、
アブスターゴ社(テンプル騎士団)の人間からは「希望」だと目をかけられる。

その理由は祖先アギラールにあった。
アギラールは強力な兵器『エデンの果実』の隠し場所を知る最後のアサシンであると目されていた。

アサシン教団とテンプル騎士団は500年前からエデンの果実を奪い合っていたのだ。

変化は肉体にも現れる。
カラム・リンチの目の前にでアギラールの幻影が姿を見せるようになる。

さらにアギラールにダイブした時に経験した暗殺の格闘技術を会得していくカラム・リンチ。
壊れゆく精神と身体に恐怖を抱きながら彼はまたダイブさせられるのだった。



《500年前のストーリー②》
捕らえられたアギラールと弟子のマリア。
彼らは異端審問にかけられ当然の如き早さで火刑に処されようとしていた。

隙を見て逃げ出す二人。
圧倒的な体力と戦闘力で逃げおおせ、イーグルダイブを試みる。

しかし!その瞬間にカラムリンチに異変が起こる!


《現代編ストーリー③》
超高所からのイーグルダイブに耐えられなかったカラムリンチ。
彼は「心の傷」を治すように諭される。

それは母の命を奪った、父を殺すこと。

しかし彼は父から真実を語られる。
彼を悩ませているアギラールの幻影はアニムスを使ったことによる「流入現象」であること。
アニムスを使い続ければ、アギラールがカラムリンチに流れ込み、自らがカラムリンチなのかアギラールなのか見分けがつかなくなった末に精神が崩壊すること。

そして母の真実。
彼の母はテンプル騎士団に捕まりアギラールの記憶を盗られまいと自ら夫の手による死を選んだこと。


カラムリンチは決意する。
母が守ろうとしたモノを守ることを。
新たなは「アサシン」は目覚めようとしていた。
彼は自らの意思で「ダイブ」する


《500年前のストーリー③》
火刑から逃れたものの王子の救出は叶わず、ついにエデンの果実はスルタンからテンプル騎士団に譲渡されようとしていた。

そこに舞い降りるアギラールとマリア!
煙幕を巧みに用いて次々にテンプル騎士団を暗殺していく!

しかしマリアが教団と果実を守るため命を落とす。
アギラールはマリアの意思を汲み、エデンの果実を奪ってイーグルダイブし逃走に成功

エデンの果実はかの有名な「クリストファー・コロンブス」へと託され、アギラールの任務は達成された。



《現代編ストーリー④》
アギラールと完全なシンクロを成し遂げたカラムリンチは、先祖のアサシン全員との対話を果たし、母からアサシンとしての心構えを説かれる。


「真実はなく、また許されぬ事もない。」

この世で人を縛ろうとするモノは全て他者からの「規律」である。
だからこそ自らで選択し、行動し、切り開くことが必要である。

それこそがアサシン(暗殺者)のクリード(信条)である、と。


彼とアサシンの末裔たちは反逆を起こし施設からの脱出に成功する。


一方記憶を覗いたテンプル騎士団はコロンブスの眠る墓、スペインの「セビリア大聖堂」に目をつけエデンの果実の回収に成功した。

ロンドンで行われた総会でエデンの果実を披露するテンプル騎士団。
その時、仲間と協力し忍び込んだカラムリンチがアブスターゴ社のCEOを暗殺し、エデンの果実を奪い取った。


真のアサシンとして覚醒したカラム・リンチの物語が始まるーー。

Fin.


【感想】
一見さんお断りが凄まじい!
ゲームをプレイしていない方にはチンプンカンプンなのでは…⁉︎

と思うほどの専門用語の嵐!
これは解説記事を投稿しておいて良かった…!と思いました(笑

よくよく考えたらゲームも詳しい説明がないから、映画から入ってゲームをプレイする。というのもアリかもしれませんね!


【原作ゲームとの関連は?】
これは続編がありそう!

しかもルネサンス期といえば「最強のアサシン」と名高いエツィオ・アウディトーレ=ダ・フィレンツェが生きた時代。
続編ではタッグを組んだりするのでしょうか?

原作ゲームの主人公のデズモンド・マイルズとカラム・リンチの協力も見てみたい…!

しかし
・アニムスのver.と年代が合致しない
・エデンの果実をアブスターゴ社が一つも確保していない
などなどパラレルワールドなのでは…⁉︎

と思わせられる設定もいくつかありましたね!
続編とゲームの新作を楽しみに待ちましょう…!!!


それではまったり宅シネマ!
また次回お会いしましょうヽ(´▽`)/

コメントもぜひぜひお願いします!



映画「アサシンクリード」を徹底解説!この記事で予習は完璧!

2017-03-02 22:00:16 | 新作映画
こんにちは、ぱずー(@deltakou)です!

本日のまったり出張シネマは…


映画「アサシンクリード」公開直前記事!

(固有単語が多すぎてストーリーが難解!な本作を徹底解説します!)




【短く解説!】
この記事を読めば予習は完璧!映画「アサシンクリード」を120%楽しもう!




【そもそもアサシンクリードって…何?】
ゲーム会社「UBIソフト」から発売されている「潜入アクションゲーム」。

既に10作余りのシリーズが発売されていて、そのほぼ全てが全世界で大ヒットを記録している人気シリーズです!

「潜入アクションゲーム」と銘打っていますが、アクションは「暗殺」が主体なので「スタイリッシュ暗殺ゲーム」でもあります。

アサシンクリードの魅力の一つ目はなんといっても「自由度」!
ゲームに登場するほぼ全ての家や壁に登ることができ、屋根から屋根に飛び移る!

そうして気づかれずにターゲットに近づき暗殺するゲームなのです!



【アサシンクリードってどんなストーリー?】
アサシンクリードのもう一つの魅力は「濃厚なストーリー」。


現実に存在していた偉人たちがガッツリ絡み「現実ハックなストーリー」を繰り広げます!


という訳でここから先は、皆さんを「アサシンクリード」の世界にお招きしましょう!!!
(※これより先に登場する単語・組織・歴史は「現実の世界」と関連がないフィクションです)



アサシンクリードの世界へようこそ!
この世界では2つの組織が、太古の昔から現代まで闘いを繰り広げています。


片方の組織は『アサシン教団』

「個人が自由に選び、行動する権利」を守るために闘う集団です。
権力を振りかざして暴政を行う君主から、民衆を救うために君主を「暗殺」することで闘っています。

自由を尊ぶアサシン教団の信条(クリード)は「真実はなく、許されぬ事などない」

つまり彼らは歴史を「誰かの手によって作られたものだから真実はない。だからこそ許されない事なんてないのだ。」と考えているのです。

そのため彼らは暗殺を「必要悪」であると考えています。
だからこそ「闇に生き、光に奉仕する」事で民衆を守ろうとしているのです。


アサシン教団の武器は『アサシンブレード』。

暗殺に特化した彼らは、ターゲットや周りの人々に気付かれないためにフードを被り、袖に武器を隠して近付きます。

そして隙を見て……

ブスリっ!暗殺するのです!



もう片方の組織は『テンプル騎士団』
(画像右)

アサシン教団と長い闘いを繰り広げている彼らは「人類をより良く導くため」に行動しています。

人々の自由な選択に全てを任せると混沌とした世界が生まれるから、強大な力を持った少数の元で統制するべきだ。と信じています。


そんな彼らの武器は2つあります。
一つは「圧倒的な物量」。
アサシン教団が少数精鋭なのに対して、彼らテンプル騎士団は多くの手勢を率いています。
中世では「教皇」の下の憲兵団。
現代では「アブスターゴ社」という複合企業を隠れ蓑にして、強大な権力を握っています。

二つ目の武器は「禁断の果実(エデンのリンゴ)」と呼ばれるモノです。

これは古代から存在していますが、現代においても解析できないほどの高度な技術で作られています。
誰が作ったのかもハッキリしない物ですが、超がつくほど強力な能力を持っています。

例を挙げると
・人々の心と体を自由自在に操る
・未来を「視る」ことが出来る


などなどです。

このエデンの果実は複数存在していて、剣や杖、リンゴや布など形はそれぞれ異なります。

テンプル騎士団は圧倒的な物量と、このエデンの果実を多く所持する事で、人々と歴史を操りつつアサシン教団に勝利しようとしています。


この二つの組織に共通しているのは「人類のこれからをより良くしようとしている」という点です。
方法こそ全く異なりますが、二つの組織は単純に「善」「悪」で分けることができない。
というのもアサシンクリードの魅力かもしれません。





さてさて、映画「アサシンクリード」はどんなストーリーになるのでしょうか?


【映画アサシンクリードのストーリーは?】

死刑囚の主人公カラムリンチは『アブスターゴ社』に捕らえられ、謎の機械『アニムス』に乗せられる。
アニムスによって読み取られた彼の遺伝子の記憶。
それは500年前のルネサンス期スペインに生きたアサシン、アギラールの記憶だったーーーー。



【アニムスってなんだよぉぉぉ!!】
おそらくここが一番の難解ポイント!

アサシンクリードは主人公が2人いるのです!
それは

・現在を生きる死刑囚カラムリンチ

・500年前に生きたカラムリンチの先祖、アサシンアギラール


の2人です!
どちらもマイケル・ファスベンダーが演じていますね!
そして2人を繋ぐのが謎の機械『アニムス』なのです。

『アニムス』とは装着した人間の遺伝子から「先祖の記憶」を呼び覚まし、VRとしてその記憶を再現する装置です。

(この腰に付いてるのがアニムスです)

ちなみにゲーム版だとこちら。

椅子タイプで使うものだったので映画版でパワーアップしてますね!
実際に動くことで経験値を養う目的なのかも…?

ということで映画「アサシンクリード」は
2人の主人公が入れ替わり立ち替わりで同時進行するためストーリーが難しい、ということのようです!



「映画 アサシンクリード」ついに明日公開です!
私も公開当日に感想記事をこちらのブログで更新します!お楽しみに!


それではまったり宅シネマ!
また次回お会いしましょうヽ(´▽`)/

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