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「マッドマックス」嫌いだった私が「V8を讃える」までのお話

2017-02-13 22:00:27 | 新作映画
こんにちは、ぱずー(@deltakou)です!

本日のまったり宅シネマ、いつもと一味違う雰囲気でお届けします!



1.実は私は。

マッドマックスが、嫌いだった。

時は2015年夏。
映画ファンの話題や映画業界がマッドマックス一色だった時期のお話。

ジョージ・ミラー監督作品『マッドマックス/怒りのデスロード』は27年ぶりに公開されたマッドマックス最新作であり、アカデミー賞では10部門ノミネート6部門獲得という快挙を成し遂げた押しも押されぬ「傑作」映画だ。

もちろんアカデミー賞発表前から映画業界は目ざとい反応を見せていた。
2D上映、3D上映、MX4D上映、さらには絶叫上映、爆音上映などなど趣向を凝らした上映方式の数々で、映画ファンのニーズをがっちり掴み、リピーターにしていったのだ。

そしてリピーターになった映画ファン達は、劇中で用いられる「V8」をもじり「V〇してきた」と観賞回数をこぞって報告し合った。

そんな2015年のムービービッグウェーブ、私はどうしていたかといえば…

観に行かなかった。


そう、観に行かなかったのである。あのマッドマックスの最新作!
あのアカデミー賞総なめの超・超・話題作を観に行かなかったのだ!

今思えばこそ「何やってんだよー!こんちくしょうー!」と頰を思いっきり引っ叩いてやりたいくらいの愚行であるが、その当時の私は、頑なに観に行こうとしなかった。


それが茨の道であるとも気づかずに





2.ウェイ系V8爆誕

上記でも書いたように「2015年度、映画ファンからの熱を一番集めた映画」といっても過言ではなかった『マッドマックス/怒りのデスロード』

もちろん映画ファンのオフ会や映画仲間、映画オタクが集まればそこはマッドマックスの語り場となった。

「怒りのデスロードはこんな見方も…!」
「怒りのデスロードのここが熱いシーン…!」
「怒りのデスロードが伝えたいのは…!」

などなどマッドマックスのストーリーや豆知識、メッセージ性について熱く語ったのはもちろんのこと、
なにより流行ったのは「劇中の台詞を会話に盛り込むこと」だった。

「V8ポーズ」はもちろん


「ジョー様が俺をみたっ!」
「いや、お前じゃない!」
「なんでラブリーな日だ!」
「俺を見ろ〜〜〜〜!!!!!!」


などなど挙げればキリがないほどセンスとキレに溢れた台詞の数々。
真似しないわけがない!
だってカッコいいのだから!

映画ファンが集まればマッドマックスの話をしつつ劇中の台詞が飛び交う。
まさに世紀末。まさにマッドが埋め尽くす空間であった。

そんな流行りが去年も起こったことは記憶に新しい。
そう、『シン・ゴジラ』である。

2時間ほとんどが小気味好い会話劇で構成された、新たなゴジラに映画ファン達は飛びついた。


「えっ!?〇〇に!?」
「〇〇はまだまだやれる。そう感じるよ。」


などなど日常会話でも「使えそう」な台詞が多かったのも後押ししたことで、流行りに流行ったと私は感じている。

2015年に話題を戻すと、そんな空間に放り込まれてしまったマッドマックス未見勢の私。
さてさて当時の私はどうしたのかというと……。

V8をした。

観ていないのを頑張って隠しつつ、ノリと勢いで「V8ポーズ」をしてしまったのだ…。

ここに『ウェイ系V8』が爆誕した。

マッドマックス未見だったが「え?あの話題作見てないの?」「27年ぶりのマッドマックスだよ?」と言われるのが怖かったのだ。

そんな迫害の声が怖れ、中身のない、魂の篭っていないV8を掲げる私はウォーボーイズ、「ウェイ系ウォーボーイズ」である。

そんなことをするなら観に行けよ!と各方面からツッコまれそうな気配を感じるが、当時の私は若く、頑固で凝り固まっていた。

結局「ウェイ系V8」をすることで話題に入りつつ…マッドマックス公開時期を乗り切ったのだった。

そしてDVDが発売され、ようやく…ようやく私は『マッドマックス/怒りのデスロード』を鑑賞した。

しかしハマらなかった……。

もちろん面白いのである。
もちろん興奮するのだ。
あぁ、これはアカデミー賞取れるよね!と感じることもできた。

でもハマらなかったのだ。
何故なのかはDVDが発売された当時の私にはサッパリ分からなかった。

なぜハマらなかったのは分かったのは2017年になってからだった。



3.「ウェイ系V8」から「魂のV8」へ。

時は流れ、2016年の暮れ。
ビッグニュースが舞い込んだ。

『マッドマックス/怒りのデスロード ブラック&クローム エディション』の公開である!!!!!


もう一度、映画館の大音響・大スクリーンで『マッドマックス/怒りのデスロード』が観れるのだ!!!!!
しかもこれがベストなバージョンであるとのジョージミラー監督からのお墨付きである!

もう二度とビッグウェーブに乗り遅れるわけにはいかない!と思い、私は映画館へと駆けた。

それだけではなく、なぜ私がマッドマックスにハマれなかったのか。その理由を解き明かすためにも……。

映画館に着き、チケットを買い、MX4Dのスクリーン前。
ついにマッドの一歩手前に到着である。

私は一緒に行った友人達と「またジョー様に会えるな〜!V8!」などと「ウェイ系V8」を繰り出しつつスクリーンへと入った。


痺れた。


上映が始まり間も無くの配給会社のロゴが出るシーン。

重低音!!振動!!画面から伝わるマッドな雰囲気!!

その全てが私の中の「何か」を刺激した。
本編が始まる前であるのに、だ。

その刺激された「何か」は心拍を早くし、頬を赤くした。

そしてトカゲが踏まれ、
マックスが無残に連れさられ、
白い軍団に追いかけられ、
崖からダイブし、
タイトルがドーン。

その瞬間全てを悟った。
刺激された「何か」は私の中の「狂気」だ。
映画の宣伝コピーを借りれば、

『私の中のMAD(狂気)が目を覚ました』。

家で見てもハマらなかったのは当たり前のことだったのだ。
「見て」いても、「観て」いる訳ではなかったのだから。

マッドマックスは日常から切り離され、隔離され、映画に全てを注げる映画館だからこそ映える映画だったのだ。

「体験し没入してこそ最大限楽しめる映画」。
それこそが『マッドマックス/怒りのデスロード』の正体だったのだ。


上映が終わり明るくなり、日常に戻ってきた瞬間。
私は自然と小さく「V8ポーズ」をとっていた。

もちろん今までの「ウェイ系V8」ではない。

作品に感激し、作品を愛し、作品に対して賞賛の意味を込めた魂の「V8ポーズ」。

1年半の時を経てようやく、
まさに「V8を讃える」ポーズをとることが出来たのだ。


そして私は。
マッドマックスが、大好きになった。


4.そんな体験をして。
一連の体験で感じたこと・伝えたいことはたった一つ。
「気になった作品は映画館で観るべし!」

私の場合は運に恵まれた結果もう一度上映されたが、現状リバイバル上映されない映画の方が圧倒的に多いのだ。

ここまで読んでくれたあなたに伝えたい。
ぜひ映画館に行くことを躊躇わないで欲しい。

一本の映画から感じることはゼロじゃない、きっと貴方の人生に素晴らしい経験をプラスしてくれるから。


それではまったり宅シネマ、また次回お会いしましょうヽ(´▽`)/
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