かすていら的な生活。― せめて翌檜でありたい。―

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グランドチャンピオン戦レポ2

2014年01月11日 10時15分55秒 | 将棋
3戦目は・・・くーら君と。

くーら君と対局するのは初めてですね。

戦型は、相三間飛車になりました。

局面はこうなりました。



酷い作戦負けですね。

上図以下△5六歩▲同歩△同銀▲5五銀!△同角▲同角△同飛▲7七角△5一飛▲1一角成△6八角▲5五香△8六角成▲5一香成△5九馬と進みました。



▲5五銀は勝負手です。

少し苦しかったので、仕方ありませんでした。

一時的に銀損しましたが、香を取り返せた上に、馬を作ることができたので、成功だといえると思います。

終局後、くーら君が一番悔やんでいたのが△5九馬でした。

というのも、ここで私が▲6六馬と引いたからです。

戻って△5九馬では、△6九飛が好手で、後手が優勢だったと思います。

本譜は、▲6六馬と自陣に引きつけることができ、勝負に持ち込むことができました。

以下△5五歩▲2二飛△7一金▲5二成香△7二金寄▲2一飛成△6九飛▲8四歩!△同歩▲6一成香△同金▲同龍△7一香▲7二龍!△同香▲8三歩△同銀▲5六馬!△同歩▲7一銀△8二銀▲6二金△2一飛▲6一金打と進みました。



1一の香と相手の金を交換できては、こちらが良くなった感じがします。

本譜は、攻めが切れると負けなので、必死に穴熊に食いつきましたが・・・振り返ってみると、少し無理をしているように思います。

▲7二龍では、▲5五馬とし、▲7四歩~▲7二龍~▲8三桂を狙うべきだったのかもしれません。

対局中もその順を考えましたが、攻めが遅いと思い、本譜の順を選びました。

また、▲6二金では▲6一金の方が良かったですね。

対局中も△2一飛の受けを読んでいたのですが、一段目に金を打ちづらく、二段目に打ったのですが、相手の受けを限定させる意味でも、▲6一金とすべきでした。

他にもう少し上手な寄せがあったのかもしれませんが、時間に追われ、分かりませんでした。

この後は、お互い持ち時間がほとんど無い中で、差し手が続きましたが・・・気が付くと、くーら君の持ち時間がなくなっており(アナログの対局時計だったため、正確な残り時間が分かりませんでした)、私の勝ちになりました。

くーら君が自分の持ち時間が切れたことを自己申告したことが強く印象に残りました。

私だったら、相手に指摘されるまで黙っていたかもしれませんね。

次回に続きます。

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