まつぼろぐ

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○ パワーアップFMV ○ ~ 禁断のパワーアップ「5x86の160MHz」駆動!! ~

2005年08月26日 | Weblog
!注意!
 AMD 5x86の160MHz駆動はCPUメーカーでも保証されていません。
 それをされる個人の責任において行って下さい。

CPUをAMD 5x86にかえて、それなりに速くなったと思えるようになりましたが、それでもいまのマシンに比べるとまだまだ遅いです。
せめて、普通に使う分にはストレスを感じないぐらいのスピードにしたい!そういう方には「禁断のパワーアップ!160MHz駆動!!」があります。

そのためになにか必要になるかというと、なにも入りません。
ちょっと、設定を変えるだけです。
それだけで、Pentium100MHz相当になります!

!注意!
 本体のロットがA2,A3の場合は以下の設定を行っても
 160MHz駆動は出来ません!!

「CPUをAMD 5x86-P75に!」のところでもお話しましたが、AMD 5x86にはいくつかのロットがあり、CPUチップのAMD X5-133とかかれたあとの文字がADY,ADW,ADZとあるようです。
耐熱温度のちがいらしいのですが、160MHzでの駆動ではCPU温度が高くなるため。ADZの方がいいようです。
あと、4100D4本体もロットがあり、それは本体後ろのシールで判別がつきます。
この設定でA0,A1は160MHz駆動できるのですが、A2,A3ロットでは動かないらしいです。

ちなみに私の会社のマシンは、本体はA1ロット、交換したCPUのロットはADWです。
まえに、同じマシンでADZのCPUで160MHz駆動したのですが、動作安定しませんでした。
ADWのほうが耐熱温度が低いはずですが、マシンとCPUの相性があるのでしょうか?
いまは、動作は安定しています。
(夏場の暑いときはやはり動作が不安定になりますが...)






CPUのクロック倍率を設定しましょう。
AMD 5x86はベース33MHz×4倍=133MHzで動いているのを、
ベース40MHz×4倍=160MHzに設定します。

ベースクロックの設定はジャンパピンで13と25で行います。
この設定ではCPUとPCIのクロックがセットになっているようで、それぞれが違うクロックでは動作しないようです。
(CPU40M、PCI20Mは動きます。)
ジャンパピン13を1-2にジャンパピン25を3-7に設定します。
ジャンパピン25はライザカード(ISAボードなどをさすところ)の裏にあり、手では差し替えずらいです。)

この設定ではPCIは20MHzとなってしまうため、PCIボードを使っている場合遅くなってしまう事があります。

これでクロックの設定はOKです。


後は、電源をいれて正常に立ち上がればOKです。

160MHz駆動をすると、ベースクロックが40MHzとなるため、CPUやその他のチップが通常よりかなり熱くなります。
そのため、放熱処理を行わないと夏場などはすぐに動作が不安定になります。

私は、放熱処理として、
1.背面の拡張ボードスロットのカバーを全部はずす。
2.ヒートシンクとCPUの間にシリコングリースを塗り込む。
3.486用のファン+ヒートシンクを買ってきて、ビデオチップ(GD-CL5434)につける。
4.チップセット(SIS)に486用のヒートシンクをつける。
を行っています。

あと、動作が不安定な場合はWINDOWSのパワー・マネージメントをAPM1.0互換モードにするといいようです。
また、160MHz駆動でwindowsの再起動するとうまく立ち上がりません。
windowsの再起動はしない方がいいようです。


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