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大雪

2014-02-14 19:58:30 | 日記
 東京都心で45年ぶりに27センチの積雪になるなど記録的な大雪となった8日から9日の雪が残る場所もある中、14日は関東や近畿など西日本から東日本の広い範囲で再び大雪となりました。今回も大雪をもたらせたのは前回と同じ「南岸低気圧」です。
 南岸低気圧は冬から春にかけて本州の南海上を北東へ進みます。発達しながら関東付近を通過し、北からの寒気を引き込んで太平洋側に雪を降らせます。前回だけでなく、昨年1月14日の大雪も南岸低気圧が原因だったそうです。
 今回は寒気が居座っていたことで、雨が雪になる上空1500メートルのラインが関東南部まで下がり、南岸低気圧が列島に接近。前回と同様に朝の降り始めから雪になって、首都圏などの交通網を乱しました。自分もそうでしたが、早め早めに動いている人達も多かったようです。
 一方で、今回は雪の降っている時間は長いが、前回ほどの積雪にはならないと予想されています。湿り気のある雪で積もりにくいことと、南岸低気圧の進路によって雪が雨に変わるとされているためです。積もった雪が雨で溶けてシャーベット状になると思われるので歩行の際は、注意が必要です。
 14日の東京都心の日中の気温は1度前後で、8日より1度以上高かったです。地表の温度が高いと雪が湿っぽくなるため積もるペースが遅く、午後4時の都心の積雪量は2センチでした。また、低気圧が本州寄りの進路を取るという予想になっており、暖気を南から呼び込むため関東は15日に雪が雨に変わる見込みだそうです。
 気象庁によると、今後は3月にかけて北からの寒気と南からの寒気がせめぎ合って低気圧が発生しやすい状態が続く。日本列島付近の気温や低気圧の進路によって、再び雪が降る可能性もあり、気象庁は「今後も雪の予報に注意してほしい」としている。自然災害に弱い大都市のインフラの問題点が露呈した形です。東京オリンピックの時に、台風・大雨・長雨が起きたら大混乱です。自然災害に強い都市は出来ないのでしょうか?