まちるだ File

JAZZライブ、映画、お酒を愛し、そしてなぜかキャラではない”あみあみ”にはまっている私の気楽で呑気な日々の記録。

ラヴェンダーの咲く庭で

2005年10月12日 | LOVE CINEMA
10/11 Sシネマにて。入った瞬間、びっくり!
50、60、70代のおばさまがほとんどを占めていた!
思わずヨン様映画と間違えたかと……。
ま、でもこの映画

「静かに暮らす老姉妹が、
 漂流してきた若い男性を発見し助け出す。
 英語の通じない彼は
 実は素晴らしいバイオリンの才能を持っていて、
 共に暮らすうちに老女は淡い恋心を抱き……」

なんてストーリーですから、まさにターゲット世代!どんぴしゃ!ですもんね。
そう、これ、かのピアノマンが「酷似している」と言われてた映画です。

で、感想。
歳をとるって、小さく、狭くなることなんだなあ、と実感。
若いバイオリニストの才能を伸ばすチャンスよりも、
自分が彼と過ごせる時間を優先させようとする老女。
恋心、と言われればそれまでだけど、
そして歳をとってからも恋愛感情を持つのは素敵だとは思うけど、
でもあまりに、小さくて、狭くて、自分の世界で完結してて、
見てるこっちが辛い。
ま、映画の中の老女も、そんな自分と理性の狭間で悩むのですが。

個人的に、「歳をとる=(格好良く)枯れたい」と思ってますが、
人間、生きている限り、いろんな欲望があるわけで。
「上手に枯れる」って、かなり難しいことかもしれませんね。

帰り道、映画館を出たおばさまが、お友達に
「いいわね~。誰か私のとこにも流れてこないかしら」と言ってた。
やっぱりそういう風に見てるのか。なるほど。

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3 コメント

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お返事 (matilda)
2005-10-13 20:50:24
しんりさんへ

私がびっくりするのは、しんり君の娘さんが、電車男を見てわかるのか!そんなに大きくなったのか!ということ。前に会った時は「ニモ」に夢中だったのに。女の子は将来どんな人連れて来るのか、父親には共通の心配の種みたいだね!



oliママさんへ

昔は年に200本とか見てました。バカです。ある程度見たら,好きな映画が決まってしまってることに気がつき、パタっと見なくなりました。最近は、好きな映画を選んでみる、というより,近くの映画館で上映してるのを見る、という感じで、かなりいい加減なセレクトです。
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映画 (oliママ)
2005-10-12 21:09:00
うふふ~♪ヨン様映画は30~70代でしたよ~。その映画よりもちょっと年齢層広いかも~って どうでも良いですね(^^ゞ



matildaさんは映画が本当に好きなのですね。ジャンルが偏っていないのに 感心してしまいました。



歳をとる=(格好良く)枯れたい・・私もそう思っているんだけどな~どうなることやら(;一_一) 



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電車男 (しんり)
2005-10-12 17:06:46
全然カンケーないっすけど…

「電車男」見に行った時に、会場にいっぱい

Aボーイがいたのにも、びっくりしましたっ。

隣に座る娘…その隣にはキバカジのヲタ……

娘には中谷のようなイイオンナになって欲しいすけど

間違ってもその隣の男はつれえてこないでくれ、と思ったです。
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