参議院議員(比例代表) 又市征治 公式ブログ

参議院議員・社民党党首又市征治のブログです。

集団的自衛権の行使容認反対緊急座り込み行動に参加

2014年07月01日 | 日記


 6月30日、富山県庁前公園で行われた「集団的自衛権の行使容認反対緊急座り込み行動」に参加しました。
 主催者代表の山崎彰・県平和センター議長の挨拶に続き、私は以下のことなどについて話をさせていただきました。
○集団的自衛権の行使とは戦争をすることで、憲法9条の明文違反だ。
○一旦、武力行使すれば限定的行使はあり得ず、攻撃と報復は拡大する。
○安全保障の要は、敵を作らず、敵対する国を中立化し友好国化することだ。

 この緊急の座り込み行動は、7月2日まで午前10時から午後4時まで取り組まれています。皆さんも是非、ご参加ください。

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過去へと進む安倍総理の時計 (吉田耕三)
2014-07-03 10:48:12
平成26年7月2日

ソウル日本人教会牧師
(韓国聖書大学兼任教授)
 

最近安倍政府の「河野談話」検証問題で従軍慰安婦に焦点があてられ再び論争の主題として浮上しています。
日本では「アジア女性基金」による賠償で従軍慰安婦問題が全て解決済みだという見方もありますが、被害者たちは日本政府が民間団体に責任を転嫁させたとしてむしろ反発の声を高めています。
この問題は加害者側より被害者側の立場で考えるべきです。
一体どこの国に民間人軍人などが存在し民間人に責任を負わせるのですか。15万人から20万人に及ぶ少女たちが東南アジアの16カ国250箇所に設置された慰安所に送られ筆舌に尽くし難い国家的・集団的性的奴隷生活を強要されました。そしてその運営を日本政府が始終主導していたことは数多い証拠と証言ですでに明らかになっています。
日本軍慰安婦問題解決のため1992年1月に始まったソウルの在韓日本大使館前での「水曜デモ」がもう1,100回を上回りました。
阪神・淡路大震災と東日本大震災のあった時の2回を除けば、雨の日も雪の日も真夏の炎天下でも10代で駆り出され今は80ないし90代になった老婆たちを中心に100人余りの支援者たちが毎週水曜日正午に集まり日本政府の公式謝罪と賠償を求め続けてもう22年になりました。
しかし安倍政府は彼女たちの訴えに‘証拠がない’と被害者たちを‘自発的売春婦’として罵倒しました。これは慰安婦被害者の老婆たちにもう一度深い傷を負わせる行為です。
1945年8月15日から三日間東京一帯は終日黒い煙に覆われました。日本軍があらゆる戦争犯罪記録を焼却したからです。安倍総理は70年前日本軍が必死で燃やした文書を取り上げながら‘強制動員の証拠はない’と主張しています。生きている被害者の老婆たちが最もの証拠ですし日本軍が慰安婦を公式に運営したという日本人証人が多くいるにも係わらず、安倍政府は努めて目を側めています。
過去を忘れる者はそれを再度繰り返すという格言があります。10代の少女たちが一日中日本軍の性の奴隷となり物狂いしたばかりでなく自ら死を選んだ悲劇的な最後を迎えた人の数は数え切れません。このような反人権的犯罪を安倍政府が歪曲し否定している現実を目にし、遣る瀬無い気持ちで一杯です。あなた自身の家族だと考えてみてください。
若き青春をこのような悲劇的な出来事に奪われた老婆たちを忘れんばかりと除幕された慰安婦像(平和の碑)に日本人が杭テロを犯したニュースを耳にした時は同じ日本人としてとても恥ずかしかったです。そのような人たちは血も涙もない人間であるに違いありません。
慰安婦被害者の方々に一日でも早く政府による明白な謝罪と補償の措置が実現することをもう一度要請しここに訴えます。トインビーは“最大の悲劇は過去の歴史から何の教訓も学べないことにある”と言いました。我々日本人は過去帝国主義軍と政府が犯した暗い過去を認め隣国との愛と和解を通じて平和な国家をつくり上げて行くべきです。日-韓の未来志向的関係を築くためにはまず過去史問題について誠実な態度で謝罪をするべきだと思います。隣国との信頼関係をもう一度構築してこそ日本の念願である安保理常任理事国加入に対しても諸国の理解を得られ延いては国益に添うこととなるでしょう。

日本政府・関係者方の英断を切望いたします。

E-mail:yoshida915@daum.net
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