「平日のたまに」
いつ!?たまにっていつ!?今日はどうなの!?
…というこのアバウトなメニュー。最高です。
リサーチ中はいろいろと歩き回るので
市場リサーチと共にカフェのリサーチにもなっちゃってます。
実はかなり前から気になっていた代官山にあるカフェ…と
いうより看板からして「喫茶店」と言った方が妥当だろう、
という風情のお店があったのですが、
このほど初めて足を踏み入れるにいたりました。
気になり始めて何年目にして…。
そこは代官山のA.P.Cにほど近い、小さな階段を下った地下にあります。
(入り口の階段脇には郵貯のATMがあったようななかったような…。
靴下屋がある交差点のすぐ近くです。)
薄暗い入り口にたじろぎ、すぐ手前にあるちょっとおシャレな感じの
カフェに逃げたくなった…が、せっかくだし!ということで
勇気を振り絞り、目的の喫茶店に。(ひとりだったら絶対無理だったな…)
珈琲専門がウリらしく。
しかし店内の雰囲気が良い!!すごく良い!!
昭和っぽくもあり、どこかヨーロッパな香りもするような…。
薄暗いもそのはず、照明はレトロなランプばかり。
チクタク音を響かせる振り子時計が時折ボーンボーンと
鳴っていた。ノスタルジック。
隣のテーブルを見れば、それはミシン台のリメイクだったり。
写真のメニュー通り、すべてにおいてゆるい!アバウト!
注意書きの貼り紙も
「お子様は大人になったらまた来てね」というやんわりお子様お断り。
「珈琲だけでもお時間掛かります。お急ぎの方は今日のところは諦めてください。」
なんてほの暗いレトロな空間で手書きされていたりして。
ハチミツシナモントースト200円(安!)に対して珈琲600円。
オレンジジュースは700円。一番高い。珈琲を飲ませたいがためか。
しかし珈琲。さすが珈琲専門を謳ってらっしゃる。
美味しいんですよ、これが!
苦みもただ苦いんじゃなく。
どことなく甘さがあるというか、独特の酸味なのか…。
とにかくこんな珈琲(コーヒーじゃなく"珈琲"がしっくりくる)は
初めてでした。某チェーン店のコーヒーとぁワケが違う!!
絶対また来ようと心に誓いました。