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And This Is Not Elf Land

デンマークへ 2016年7月 ⑧

これまでの記事はこちら↓↓
デンマークへ 2016年7月①
デンマークへ 2016年7月②
デンマークへ 2016年7月③
デンマークへ 2016年7月④
デンマークへ 2016年7月⑤
デンマークへ 2016年7月⑥
デンマークへ 2016年7月⑦

コペンハーゲンに戻る日がやってきました。この美しい村で過ごした数日間、生涯忘れられない思い出になるでしょう。美しい自然、素晴らしい人々…

この景色を少しでも目に焼き付けておこうと、朝、少し散歩をしました。こちらへ来て以来、初めての好天。雲が流れるのがよくわかります。





★息子さん、お孫さん

息子さんのアランさんが、娘さんのリーナちゃん(5歳)と息子さんのアレックスちゃん(2歳)を連れて会いに来てくださいました。

わたしとケティーさんが文通を始めたころは、アランさんはまだ小学生でした。元気いっぱいのアランさんの可愛らしい写真を送ってもらったものです。

「そんな僕も、もうおじさんだよ。お腹も出てきたし、髪も薄くなったし」と笑われました。本当に月日が経つのは早い…というか、月日の流れを、この遠く離れた異国の地で実感するというのも不思議な気分。

リーナちゃんは、私を見て驚きを隠せないようでした。「なんで、こういう人がおばあさんの家に?」(笑)子どもさんは正直ですね。ケティーさんは「リーナはちょっと人見知りなの」とフォローしてくださいました。

ところが、私が、お土産として日本から持ってきたハロー・キティのタオルを「どうぞ」と手渡すと、みるみるリーナちゃんの表情が和み、笑顔でいっぱいになるではありませんか。恐るべし、日本のキャラクター・グッズ!(笑)

先の記事でも書きましたが、リーナちゃんは『アナと雪の女王』が大好きだとのことでしたが、おもむろに、ポケットからエルサの絵の入ったハンカチを取り出し、手のひらでモゾモゾ…きっと私に気づいてほしいんですよね。で、「まぁステキなのを持ってるね」と言ってほしいんですよね(笑)お子さまのすることは万国共通、可愛い!



★暖かいプレゼント

ケティーさんのご家族からは、言葉では言い尽くせないほどのおもてなしを受けたのですが、それに加えて、プレゼントまでいただきました。

まず、ケティーさん手編みの靴下。




私が使わせてもらっていた「別宅」にはケティーさんが編み物をする部屋があり、多くの毛糸や編み機が置かれていました。これ、4年たった今も使っているんですけど、本当に暖かくて重宝しています。

日本の人たちも、かつてはよく編み物をしたんですよね。今は「買った方が安い」…でも、それらが安く売られているというのには理由がある…いろんなことを考えました。


★お酒が美味しかった

ケティーさんの家では、毎食後にアルコールを飲んでいました(笑)朝はワイン、昼はビール、夜はウィスキー。私は酒は飲める方なのですが、日本にいると、自分から進んでは飲まない生活でしたが、すっかりおいしいお酒のとりこに(笑)

特に、ケティーさんとカールさんがお気に入りの南アフリカのワインがかなり美味しかったです。お土産として2本くださいました。

お酒といえば…カールさん「秘蔵」のお酒はこれ…


なかなかユニークな味でしたよ。これについては、あんまり説明しませんね(笑)


★もっとも喜ばれたのは

こちらからは、ちょっとした手芸品やお菓子を持って行ったのですが、もっとも喜ばれたのがこれ↓↓



「海外で喜ばれる日本のお菓子」で検索すると、これがヒットしたので持って行ったのですが、ネット情報は正しかった(笑)特にケティーさんに気に入ってもらえました。1袋しか持って行かなかったことを後悔!

ちなみに、私が帰った後も、ケティーさんはアジアンマーケットなどへ行くたびに、同じお菓子を探されたそうです(アジアンマーケットに「雪の宿」はないでしょう…笑)帰国後、お礼がわりにまとまった数の「雪の宿」をお送りしました。今もクリスマスなどにはお送りしていますが…飽きてはいらっしゃらないと思います。

話は戻りますが、「雪の宿」のほかに、エビせんべいなども好評でした。この手のものは「魚臭い」と嫌がられる外国の方もいらっしゃるのですが…さすがは、海に囲まれて、お魚もたくさん食卓に乗るデンマークですね。(今度は「白えびビーバー」も送ってみよう)


★ドイツにいる義理の娘に思いを

帰り支度をしていると、カールさんが「Facebookであなたがデンマークに来たことを知ったら、ドイツにいるカリナ(仮名)も、またこっちへ来たいというだろうな」と言われました。

カリナさんのことは、ケティーさんの手紙で知っていました。彼女はスペイン生まれのドイツ育ちで、ケティーさんの娘さん(今回お会いすることはできませんでしたが)と同い年。実の両親が離婚した後、母親と暮らしましたが、その母親が育児放棄をしたために、ドイツで里親に育てられていたそうです。
ケティーさんとカールさんは、縁あって、カリナさんが小さいころに「デンマークの里親」となり、夏休みなどの長期休暇のときは、ケティーさんのところへやって来て一緒に過ごしていました。ケティーさんの娘さんとお揃いの服を着た写真を送ってもらったこともありました。2人は本当の姉妹のように育ったそうです。デンマークで素晴らしい家族を持つことができたのですね。

そんなカリナさんは、今はシングルマザーとして息子さんを育てながら、レストランで働いておられるとのこと。どこにいても生きていくのは大変だけど…がんばってほしい。




名残りは尽きませんが、いよいよ帰る時間に。オールボーの空港まで送っていただいて、来たときと同じく、ノルウェー・エアシャトルでコペンハーゲンに向かいました。


機上から眺めるデンマーク…やはり平たい。愛おしいほどに平たい…私はこの国が大好きだ!!本当にいろんな思いがこみ上げてきました。

To be continued


次の記事はこちら↓↓
デンマークへ 2016年7月 ⑨
デンマークへ 2016年7月 ⑩終

コメント一覧

Elaine's(ブログ主です)
はじめまして!コメントありがとうございます。そうだったんですね(笑)今回はチボリ公園には行けませんでしたが、別の機会に訪ねてみたいと思います!
tenchan-ganbare
こんばんは。はじめまして。
私が行った時も、チボリ公園の風船ではキティちゃん、そして忍者が大人気でした。
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