Memory of Massy

いろいろな場面で印象に残ったシーンを順次掲載していきます。

BSアンテナ4分配工事を行いました!

2010-10-02 18:36:06 | わが家
しかしその後2Fの居間でもBSを見るためにSTBの追加を検討したのですが、1台について月額2500円追加が必要となりますので、新しいBSアンテナを電気工事屋さんに取り付けてもらいました。この時は2Fの居間だけでいいやと思いその部屋に直接引き込んだだけでした。
しかし実はわが家にはまだ2Fの寝室と1Fの和室にテレビコンセントの配線がされており、現在はアナログの小型テレビが接続されています。近い将来そちらも液晶デジタルテレビに交換する予定ですので、そちらでもBSが見られるように、分岐配線をすることにしました。(前置きが長くてすみません・・・)


これがもとの状態です。BSアンテナからのケーブルは直接2Fの居間に入っています。


さてこの工事に必要な部品を検討して、ネット通販で買い込みました。
これだけで送料含めて16,050円にもなります。


2Fの寝室の現行のコンセントをばらすとこんな状態です。
1本新たにケーブルを外部から引っ張り込みました。


外壁から従来のケーブルが入っていますので、もう1本追加しました。


テレビコンセントは1個増えて、2つになっています。
2Fの寝室の室内配線はこれで完了です。


次は1Fの和室です。これが現行のコンセントをばらしたところです。


これも配線工事完了後はテレビコンセントが2つになりました。
しかし実はここまでケーブルを引っ張るにはあとで述べる大変な苦労がありました。


次は1Fリビングです。ここはケーブルテレビのSTBが接続されていますので、BSは現在でも見れるのですが、BSを見るにはテレビの他にSTBの電源オンとSTBのリモコン操作が必要となります。もうひとつ問題はブルーレイレコーダーにBSの番組を録画すると本来10回ダビング可能なダビング10が1回しかダビングできないコピーワンスになってしまうことです。これは友達の分もダビングする必要がある時に困ります。なぜこうなっているかと言えばもともとケーブルテレビは周波数帯域が低い周波数に限定されていたため、BS、CSの高周波帯域はわざわざ低い周波数帯域に変換していたからです。従ってケーブルテレビのコンセントから分配器で分配してテレビのBS端子に接続してもBSは映りません。だからBSを見ようとするとそれぞれの部屋のテレビ毎にSTBが必要になるという訳です。ここにももう1本配線してテレビのBS端子に直結させます。さてここのコンセントは古いので左が電源、右がテレビのコンセントと分離された形になっています。


ここで今回の工事の最大の問題が発生しました。1Fのリビングには2Fからの送り配線のケーブルテレビの配線とインタネット用の2本の線が入っていましたので、この線に沿わせてもう2本を挿入すればいいだろうと思っていました。しかし、この外壁から2m弱下のコンセント穴まで2本のケーブルを通すことが至難のワザでした。壁の中には断熱材も入っており、何のガイドもありませんのでまさに手探り状態でした。工事のプロは通線用の専用のワイヤーを持っているのでそれを利用しますが、素人の私にはそんなものはありません。そこで代用品を考えて何回もトライしてみました。


いろいろやりました。草刈機用の硬質ナイロンコード、園芸用のアルミ線、アンテナステー用のワイヤー、百円均一のワイヤーロープなどです。しかしどれもやわで直進性が悪く目的の箇所に到達しません。そこでハタッと思ったのがスチールのメジャーでした。これは驚くほどスムーズに壁の穴の中を通り、内壁側の穴の付近まで到達しました。あとはこれにたこ糸を縛り付けて引き上げたこ糸で内外がつながりました。このあとはたこ糸にケーブルを重ねてビニールテープでしっかり巻きつけ、たこ糸を引っ張ることでケーブルが壁をやっと貫通することができました。


これで1FリビングのコンセントはOKとなりましたが、実は和室へ行くケーブルはその先の壁の中にタル木が通っていてどうしても壁の中を通すことができませんでした。そこでやむなく1mほど室内の露出配線とすることにしました。


できるだけ目立たないように壁、コーナーに沿って配線しました。室内の配線は終わりましたので後は外のBSアンテナの周りだけです。


2F外壁のBSアンテナの直下に2F寝室、1Fリビング、1F和室からのケーブルが集まりました。もう1本のケーブルはBSアンテナから2F居間へ行っているケーブルを入れ替えてBSアンテナから4分配器の入力端子に接続するためのものです。現在BSアンテナからつながって2Fに居間に行っているケーブルはそのまま分岐配線となります。それぞれのケーブルの先端にはF型接栓がついていますがこれをカッターナイフとニッパーだけで加工取り付けするのは結構骨が折れました。


最後に4分配器をマストに取り付けてケーブルを接続して完成です。何だかんだで2日がかりとなってしまいましたが、自分の意図通りにことが運んで大満足です。ケーブルは20mを用意したのですが、結局余ったのはわずか30cmでした。素晴らしい読みでした。ブースターが必要になるかと心配もしていましたが、5CFBによる短めの配線ですので全く問題はありませんでした。しかし業者に任せれば1~2時間くらいでやってしまうのでしょうが、自分で考えて苦労して完成させるのも結構楽しいものです。もちろんやる気と時間があればですが・・・
(長編の独りよがりにお付き合いいただきありがとうございました)

 



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