サプリメントを上手に活用

本来、人間の身体に必要な栄養素は、すべて食事でとるのが基本です。
しかし、いまの日本の現状では、それもまた難しくなってきています。

日本の土壌はもともとカルシウム分が少なく、さらに化学肥料を使った連作や
農薬の影響で土質が悪くなっています。
そんな土地でつくられた野菜の栄養価が昔ほど高いわけがありません。

また、野菜そのものも病気に強く、育てやすく、収穫量が多く、さらに味や見
かけをよくするために品種改良を重ねるなかで、肝心の栄養価が後回しにされ
てきました。その結果、見栄えの良くなったいまの野菜の栄養価は昔とは比較
にならないほど落ちています。
ビタミンＣが豊富だといわれていたブロッコリーもいまや１日の必要量を満た
すためには４房も必要になったといわれています。

また、家族構成の変化も食生活に大きな影響を及ぼしています。
かつてのような大家族はいまは少なくなりました。核家族がほとんどとなり、
女性が働きに出ることが当たり前になっています。これにより、主婦が手をか
けた伝統的な家庭料理が食卓に並ぶことが少なくなりました。
冷凍食品やハンバーグなどの脂肪が多い洋食を食べる機会が増え、また外食や
コンビニエンスストアのお弁当で簡単に食事をすませる人も多くなっています。
そんな現代の食事情のもと、必要な栄養すべてを食事からとるためには、相当
の時間とお金とエネルギーを使わなければならなくなっています。

このようななかで健康を保つためには、食事を基本とするのは当然として、
サプリメントを栄養補給の1つの選択肢として上手にとり入れなければ、健康で
快適な生活が送れなくなっていることも事実です。

顔の肌をきれいにするには

胃腸がきれいになると肌もきれいになってきますが、これは体の内からきれいにする方法です。
もうひとつ外からきれいにする方法もあります。その基本になるのは洗顔ということです。
マッサージはしないでください。マッサージをすればするほど小ジワが増える原因となります。
また、どんなに遅く帰宅しても、顔だけはかならず洗う習慣をつけてください。
酔っぱらっていようと、タクシー帰りだろうと、午前様だろうと関係なくです。
部屋に入るなりバタンキューだけでは絶対にしないように。シャンプーの前に洗顔をする人が
いますが、必ずシャンプーのあとにしてください。それはシャンプー剤から肌を守るためです。

さて、洗顔のほうですが、洗顔用のタオルと無添加の純石鹸を用意します。
お風呂に入り肌を十分にふやかしてから、タオルに石鹸をつけて洗ってください。
その場合、目の周りと頬はソフトに。これを毎日行います。１回目はクレンジングとして行い、
２回目は毛穴に詰まった汚れを取ったり、角質を取る目的でやります。お化粧を落とすときはク
レンジング、洗顔クリームを使わず、洗顔用石鹸と洗顔用タオルで２回洗い流せばメイクが落と
せます。これを使えば、クレンジング剤も洗顔剤(洗顔クリーム、洗顔フォームなど)もいっさい
不要です。お金の節約にもなり、時間の短縮にもなります。ただし赤ら顔、敏感肌の人は手で優
しく洗ってください。なお、朝の洗顔はクレンジングする必要がないので、１回の洗顔で大丈夫
です。乾燥肌の人は石鹸を使わずに行ってもかまいません。