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ちょうどいい、死ぬぐらいが。

大学生のバカで金なくて情けありを伝えます

中国横断19「劣悪な環境の中、野生のあいつと出会ったよ」

2018-07-10 | 〜(中国横断🇨🇳)〜


うぃす!

1人の少年と出会い

流れに身を任していた俺は

なんと、サイクリングから一旦抜けて

5,000m級の山を登る事になった。

キリマンジャロを登った事があるため、

少し余裕をかましていたのだが、

その余裕はすぐに崩壊へと変わっていく。

〜現在地〜


キリマンジャロを登った事がある。


だから俺は余裕だ。


キリマンジャロは、5895mのアフリカ大陸最高峰の山だぜ?


それを登りきったんだぜ?


しかも


登頂アタック普通は6時間かかるのを


4時間で登った男だぜ?



そんな俺が、たった5000mの山に余裕をかまさないわけがない。


たとえ


ユニクロのオーバー


運動靴


その他諸々、準備不足だったとしても


余裕だと思っていた。





朝6時に起きて


7時にトラックが迎えに来てくれて


荷物を乗して出発する。



登山の入り口まで向かう。



既に標高は高くなっている。


その証拠に、隣には雲が存在している。



数分、トラックに揺られて到着した。


さてさて、どんな登山になるのだろうか?



と、その前に


入り口狭すぎひん??笑笑


ここの山は、地元の人しか登っていないのか?


入り口が整備されていないし、道も細すぎる。


本当に場所はあっているのだろか?


たかをくくっていた俺が、少し不安にさせられる。


入り口の時点で、これやったらどうなっているのだろうか?


まぁ、考えていても意味がないので先を進む。



先進むにつれて、花が増えてくる。



さらに先を進めていくと


連日の雨の影響のせいか、道が非常に悪くなってきた。



さらに、雨が降ってきて


道をさらに悪くする。



しかも、この道ただの泥ではない。


何か匂いがする。


その匂いは、間違いなく、動物のフンだ。



伝わるだろうか?


この大量のフンが泥に混じっている事に。


フンを避ける事など不可能だ。


石を見つけてなんとか進んでいくが、


石と思ったところが、フンやったりして、踏んでしまった。


一度踏めば、もうなんでもよくなり、そのまま進む。


まるで、奈良県の奈良公園の鹿のフンのようなイメージだ。

↓イメージ画像


さらに進む。


標高は3600mに達した。


足元を気をつけるため、下を見ながら歩いていた。



ふと、横を見ると景色が広がっていた。



しかし、あまり花に関心がないので割愛。


それよりも驚いたのは、3700mの山小屋に到着した時。


近くの川で靴を洗った時。


ふと、気配を感じ横に目線をやると。


見てしまった。


野生の馬だ。



そこには、野生の馬達がのびのび暮らしいてる場所だった。





素晴らしい。


ペットの馬は見たことがあるが、野生の馬に出会えることが出来てとても嬉しい。


ちなみに、山小屋はこちら。



中は意外と広い。



寝る場所もしっかりある。



そして、飯を食って寝る。


明日は、一気に登頂だ。


そう張り切っていたが、朝になると帰ることが判明した。


どうやら、登頂するのではなく、ここにある花を見にきたそうだ。



しかし、興味がないので


俺の顔はこんな感じになっていただろう。



帰り道は地獄で仕方がなかった。


また、フンロードを通らなければいけない。



俺の靴は普通の靴なので


滑りに滑りまくる。


登山は下山が1番危ないと感じる。


えぐい。


滑りまくりだ。


そんな俺を見かねたか、おっちゃんが助けてくれた。


情けなかった。



なんで山登りしてんだろう?


なんでこんなしんどい道行かなければならないのか?


頭によぎってしまう。


イラつきも増えてくる。


下山が終わった時、足を見た。



フンだらけだ。


2人の足を見た。


同じだった。



そしたら、イラつきも自然に消えて、笑顔が生まれた。



劣悪な環境の中での登山。


だが、そこで思い返すのは


花でもなく、フンロードでもなく


野生の馬に出会えた事だ。



そして、この登山に


俺のアポも入れずに、連れて行ってくれた2人に感謝。



アホで 金無し 情けあり
坂口 亮太

〜おまけ〜
登山中に出会った可愛い女の子
帰国したら、彼女と富士山に行きたい。
おらんけどな。


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