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ぶらりてんちょ気分(改)

コトブキヤ酒店 厨 KURIYAのてんちょによる超個人的かつ完全非公認のブログ。

いよいよ本格的な秋到来!!そしておでん登場!!

2007-10-03 04:00:32 | Weblog
いや~すっかり秋ですな。
朝晩は若干寒いといっても過言じゃない程気温は低いですね。
僕もようやく布団を出しました。
最近買ったばっかりの布団、シーツはワインレッド。
もう意味分かりません。自分でも。
情熱の赤、愛の赤、LOVE赤。

というわけで深まる秋を先取りしていよいよ登場したおでん!をご紹介。
去年は「静岡おでん」で一世風靡したコトブキヤですが、今年のおでんは
「姫路おでん」!!!
でございます。

なぜ姫路???
去年の「静岡おでん」は牛スジのダシをベースにしっかりとこってりとした
味わい。ダシの色は真っ黒。注ぎ足し注ぎ足しで作るダシは時間が経てば経つ程
こってりとした旨味が出てきて人気抜群!でした。
テレビのナマ放送にも出たしね!!

んで今年のおでんは??というコトブキヤ最高首脳会議にていろんな案が出され
たんだけど、主任の一言で決定!!
「姫路おでん」にしましょう!
理由は、去年はこってりなしっかり味のおでん。ならば今年は真逆のさっぱりおでん
にしよう!ってなわけ。
ただしただのサッパリじゃつまらん!ってことで色々さがした結果今年は「姫路」
に決定したのです。
そして主任の初めてのおつかいIN姫路がとり行われ、直接姫路に出向いて食べてき
た主任が今回自信を持って自身の進退を賭けて(?)作り出したおでんなわけです。

特徴は関西風の昆布ダシの効いたあっさり味のおでんに、生姜醤油をつけていただ
くスタイル。あっさり味のダシにこの生姜醤油がピリッとスパイスになって、いい
感じに口の中でマッチング。
日本酒との相性も抜群!今年はコレでテレビに出るぞぉ~~~~!!!
ただし今年は主任が出る予定になってます。某TV局のOプロデューサー、よろしく
頼みます。。。。

具は全部で10種類。
基本のたまご、大根、はんぺん、がんも、こんにゃく、じゃがいもに加え、関西で
は欠かせない牛スジ、それから焼きを入れてない白ちくわ。
それに自家製ごぼう天(ごぼうに魚のすり身をつけて揚げたもの)に今回すでに人
気のばくだんをプラス!


ばくだんとは魚のすり身の中に何と半熟たまごが入ってる中々関東じゃみかけない
ものです。これは1日限定10コ位。お早めに!

秋がどんどん深まって行きますが、体調など崩さぬよう元気良く飲み、おでんで体
をあっためにきてくださいな。

厳選!!スペシャルシングルモルト!これまたクサイ!?

2007-09-28 04:22:06 | Weblog
秋ですが、金曜日(つまり今日)は30度超えるらしいっす。
暑い!けど秋!!

今日は久々スペシャルシングルモルトをご紹介!!
またまたヤバいの入ってきました。
「ダンカンテイラー・オールド・リーキー12年」
やっぱりピート臭い系。
なんでこんな臭い奴ばっか入荷するのか??一体誰が好きなのか?
決して僕ではございません。
いるんです。お客さんにピート臭いのが好きな方々が。
自覚している方は「はーいっ」って手をあげてね。。

今回ご紹介する「オールド・リーキー」は実はシングルモルトではございません。
そもそもシングルモルトの定義とは、、、
「原酒と呼ばれる単一の蒸留所で作られた原酒を、他のウィスキーとブレンドせ
ず、特殊なもの(カスク・ストレングス)を除き度数のみ調整(水を添加)し、
瓶詰め、出荷されるものをいう。シングル・モルトと大別されるウイスキーのほ
とんどが、製造された蒸留所の名前をそのまま商品名として市場に流通する。マ
ッカラン、グレンリヴェット、カリラなどは蒸留所の名前である。」

んでこの「オールド・リーキー」とは、分類するとヴァッテド・モルトという
ものになります。ヴァッテド・モルトの定義は、、、
「複数の蒸留所のモルト原酒を混ぜ合わせたものをいう。」
短っ。

「オールド・リーキー」とはスコットランドのエディンバラの別名。ダンカンテ
イラーってのは瓶詰め業者の名前。
つまりダンカンテイラー社が保有する膨大な数のシングルモルトの中から、特に
ピート臭い(ヨードチンキ及び正露丸)モノを厳選して。12年モノ以上のモル
トをブレンドしている酒のことな訳です。
しかしまぁよくもこんなにクサイモルトばっか集めたよね!っていうくらいピート
は強烈です。メインのモルトは「カリラ12年」らしいけど、アイラ島のモルトは
数種類ブレンドされているらしい。

口に含むとわずかに甘みが広がると思いきや、強烈なピートが口全体に襲いかかり
舌がピートに完全に制圧されるまで0.5秒。思わず飲み込むのをためらう位ピート
香が強いです。ハイ。

ストレートで飲むとその強烈さが思う存分味わえますが、ロックにすると意外に口
当りは柔らかくなっていくはずです。これは是非僕のありったけの愛を込めた手作り
「丸氷」でもってゆっくり飲んで頂きたい。

ピートキス。
イヤだわ。

てんちょ



秋のひやおろし2007 第1弾!とうとう秋がきた!!

2007-09-25 01:23:37 | Weblog
というわけで秋がきましたね~!
昼間はからっとしてて気持ちがいいし、夜は涼しい風が肌に心地良い感じ。
これからの季節はウマイつまみにウマイ酒。
そうです。実りの秋がきたのだよ!!諸君!!!!

そんな訳でコトブキヤでも始まりました。秋の酒ひやおろし。。
先週からちょこちょこ入荷があったんですが2本ちゃんと揃ったのでみなさんに
ご紹介します。

そもそもひやおろしってのはその昔、寒仕込み(冬場~春先)されたお酒を「冷
や」のまま貯蔵用の大桶から木樽に「移し(おろし)」て樽詰めしたことから、
「ひやおろし」と呼ばれている。
つまり春先に搾った「生原酒」を低温で貯蔵し、一夏静かに寝かせる。すると香り
もきつく、味わいもパンチがあり過ぎる生原酒が一夏を超えると、角が取れまろや
かな味わいに変化するってわけ。 それを今の時期に出荷するのが「ひやおろし」な
のです!

とここまでは去年と一緒の説明。今年はもう一歩踏み込んで、ひやおろしの実際
の歴史をひも解いてみよう。
ま、これはあくまでわたくしの超個人的な意見ですが、その昔造り酒屋さんは冬~
春先にかけて造りをして(これはいまでもそうだが)1年分の酒を毎月ちょっと
ずつ売りさばいていたのだが、大切なというか大変なことに気付いてしまった。
「夏を越したら、秋に売る酒がない、、、つまり現金収入が無い、、、」ってい
うことに。いくら計画的に売っていても、昔はお酒=日本酒だったので夏場でも
お祭りの時でも日本酒を使っているわけで、つまり造りに入る直前すなわち9月
10月は蔵の酒のストックが無くなる=現金収入が無くなる、という事態になる
わけです。
そこで蔵人は考えた。「春に絞る酒を秋用にとっとこう!」「すぐ飲むわけじゃ
ないから、度数調節せず生酒のままでとっとこう!」と。
秋になり、とっといた酒を飲んでみるとアラ不思議!まろやか~で旨味がのってて
おいすぃ~~!

ってな感じの前置きはさておき、紹介します。
画像右「黒龍 本醸造 ひやおろし」。
毎年この季節このタイミングで登場するコトブキヤのレギュラーひやおろし!
福井県からやってきました。
今年も例年以上にウマイ!毎年ひやおろしは少しずつ味が変わってくるんだけど、
今年の黒龍は去年に比べて味が濃い感じ。旨味がたっぷり感じられるし、後味の
キレも抜群!う~んやっぱウマイわ。ここんちの酒!

画像左「喜楽長 特別本醸造 ひやおろし」
滋賀県の喜多酒造さんのひやおろしです。
酒造好適米山田錦の父親にあたる「滋賀渡船6号」を100%使用した特別本醸造。
比較的穏やかな旨味と抜群の切れ味が印象的な喜楽長。まろやかで飲み飽きしない
タイプなので、つまみとの相性もすばらしく良い。
黒龍は酒だけでいけるタイプだけど、この喜楽長は食中酒としても秀逸な出来映え。

いよいよスタートしたひやおろしシリーズ。
これからも新銘柄が続々入荷予定なので、足繁くコトブキヤに通って要チェックや!





秋の気配!今飲むべき酒その2 芯の強い女性は・・・

2007-09-19 04:10:32 | Weblog
日中はまだまだ暑いっすね!
昨日の月曜日、昼間は夏全開的な暑さでしたが夜になると秋の
風がすーっと吹き抜けて、めちゃめちゃ気持ちいい!!

う~ん、夏は恋しいし大好きだし早く来年の夏にならないかな~~なんて
思うんだけど、やっぱ秋っていいよね!
乾燥してくると、公園の木陰でボーッとしてるとうたた寝しちゃうくらい
気持ちいいし、なんせ食べ物がウマイ!酒もウマイ!!

というわけで、昨日IKEAに行きまして買いました!!買っちゃいました!!
フトン!!!
これでエアコンつけて布団にくるまって寝れるぞ!!なんてね。。
しかもカヴァーはな~んと情熱と愛情の証、「レッド」♪
布団カヴァーが赤ってどうなんだろう??と思いつつもやっぱ愛が溢れてる
僕はレッドだろっ!ってことで対して悩まず決定!!
ちなみにまだ袋から出してません。あしからず(笑)

今日はそろそろ「ひやおろ・・・」のシーズンですが、今の秋入りたてに
バッチリな酒をご紹介。。
「富久長 辛口 吟醸」です。
以前もちょっろっとやったことのあるこの富久長は広島県の酒です。
杜氏さんが「今田さん」という女性の蔵元さん。しかも超綺麗♪な方。
この今田さんが造る酒はバラエティーに富んでいて、いつも飲み手を驚かせて
くれて、感動させてくれるそんな酒です。
今田さんは、綺麗だけどキリッとしたイメージの方。芯が強くてきちっと自己
主張する女性(イメージ)。だけど優しさや華やかさも同時に合わせ持った人
っていう感じ(イメージ)。
当然出来上がる酒もそのイメージ通りの酒が多いんです。ハイ。

今回の「辛口 吟醸」は、今田さんが造る酒の中でも非常に切れ味があるタイプ。
晩夏から初秋にかけて飲んでもらいたい、との思いから出来た酒だとか。
いつもなら華やかで優しい吟醸香がフワッと香るんだけど、今回のは香りは控えめ。
口に入れると旨味がふんわり。そして後味にキリリと引き締まる辛さが印象的。
まさに芯のある美しい女性のイメージ。
どんなつまみにも合いそうだし、ぐいっと飲み続けても飲み飽きしないタイプの酒
ですね!!

働く女性のみなさん!仕事終わりに女性杜氏の造るキリリとした酒をクイッと飲み
ましょう!!お待ちしてま~す。。


14日といえば、、キマシタ!!酒の未来!!!!

2007-09-14 02:50:49 | Weblog
さぁさぁさぁさぁやってきました!この日が!!
14日は十四代の日

今月の十四代とは???
「十四代 純米吟醸 酒未来」でございます。
9月に入って始めた「くどき上手 純米吟醸 酒未来」がここにきて深い意味を持つわけです。

くどき上手の時にも書いたんだけど、「酒未来」っていう酒米は十四代当主
高木さんが開発した米であり、くどき上手の亀の井酒造さんにこの米は預けられ
大切に使われてきた訳ですが、いよいよ開発元が酒未来使って造っちゃいました!
それが今月の十四代ってわけなのだ!!

これでコトブキヤで高木三部作物語、龍の落とし子羽州誉、そして酒未来、、が完結する
のです!

みなさん「くどき上手」と「十四代」是非とも飲み比べてみて下さい!

秋の気配!今飲むべき酒その1 ぼんじゅ~る♪

2007-09-13 03:05:01 | Weblog
いや~いよいよ来ましたね!秋が!!
夏がどうのこうの言ってたのがウソみたい。
もうすっかり秋気分。

今日はそんな秋の気配を感じることのできそうなワインをご紹介!
今日はな~んとロゼワイン!!


??
前やったよな。このネタ。
のんのん。
前回は「夏を忘れられなくて♪ロゼ」だったのに対し、今回のは
「秋が待ち遠しくて♪ロゼ」なのだ。
前回やったロゼは、糖分の甘さが全くないタイプで果実味や風味といった点で
ロゼらしい柔らかさがあったんだけど、これはその時のブログで書いたように
夏の気配があるうちはやっぱりスッキリ系が飲みたい!!という世の中的にそ
んな気配だったからで、今回のロゼは秋色。

ってことは、、そうほのかに上品な甘みが感じられるのです。
風味や果実味といった意味ではなく糖分の甘さです。。
もちろん、ベタベタするってことはなくきちんと酸がたっているので後味はスッ
キリ!!
してお名前は??
「カベルネ・ダンジュ」と申します。

このロゼはロワール・アンジュ地区で作られるカベルネ・ソーヴィニヨンから作
られるものです。
色は画像からも分かる通り、きれいなサーモンピンクで口当りは上品な甘み、その
後にふんわり広がるブドウの風味、そしてキリッとした酸、フィニッシュは心地よ
いタンニンが感じられます。非常にバランスのとれたロゼですね。

立ち飲み屋でロゼワイン。。ちょっと不釣り合い??なんて思う方もいるとは思い
ますが、中々はまるもんです。はい。
特に女性の方が一人でカウンターで仕事終わりにキリッと冷えたロゼワイン。。
多分僕は惚れちゃうな~~~。。

あんまり数がないのでお早めに!


ウマイラム第11弾!びじゃさんおまたせ!メヒコの酒だよ、、って何か違う??

2007-09-12 03:32:14 | Weblog
最近雨が降り続き、一雨ごとに秋の気配が漂う今日この頃ですが
そんなのとは裏腹に、ウマイラムが届いちゃいました!

その名も、、、

「モカンボ シングルバレル20年 アートエディション」
でございます。。
妙な名前だけど、このラムはテキーラで有名なメキシコのラムなんです。
「モカンボ」はメキシコで蒸留され、ヨーロピアンオーク樽を使用し、
15年以上熟成されたのち、シングルバレルでボトリングされたラム。
バレルナンバーとボトルナンバーがちゃんと手書きされているシロモノ。
とくにこの20年熟成アートエディションは、メキシコの芸術家ヴィク
テー・フェルナンデス・リモン氏が特別にデザインしており、木の革的
なものに包まれていて見た目もかっこいいんです。

生産者のリコレスベラクルズ社はメキシコで50年以上もスピリッツ生産
に携わっているメーカーで、モカンボも予想以上の高品質。
熟成感もしっかり出ていて、秋の長い夜にしっくりとはまりそうなラムに
仕上がってます。

カリブ海系のラムって、飲んだらレゲエの音やスティールパンの陽気
でハッピーな音が聞こえてきそうな感じで、ホワーンとした甘さや香りが特徴
なんだけど、モカンボはメキシコ産。どことなく乾燥した高地や砂漠のサボテン
なんかのイメージで、カリブ海系よりもう少しタイトな味わい。
甘ーいラムが好きな方もいつもと違った味を楽しめるし、甘いのが苦手な方は
是非お試し下さい!きっと満足できると思います!

そんなこんなで今サッカー日本代表が前半15分で2ー0と負けている!!!
なんで???
こうなったら僕がいっちょ活いれてやりますか!!

そいでは

タイのお話その3

2007-09-10 01:04:46 | Weblog
午後11時 タイ古式マッサージ屋
今回の目的の一つでもある「タイ古式マッサージ」、腹も一杯になり
いよいよ突入することにした。

そもそもタイ古式マッサージとはなんなのか?
文字通りタイのマッサージな訳だが、普通の指圧と比べて決定的に違う点
がある。
ストレッチが多い、足を中心にやる、この2点が指圧と明らかに違う点。
二人でやるヨガとも言われるらしいが、足からやるのにはれっきとした理由
がある。
タイ古式の考え方では足には体の「エナジーライン」=「セン(タイ語)」が
何千本と流れているらしく、つまりリンパ線みたいなものが流れている太腿から
ふくらはぎを最初にやっつけられる訳である。

日本でタイ古式マッサージにどっぷりはまっていた僕は、いつかタイにマッサージ
をやりに行きたいと考えていたので、今回が正にその瞬間!ということで早速90
分コースが始まったわけだが、、、、、、、

一睡もせず勢いでタイまでやってきて、一日中歩き回り、そもそも日本での仕事の
疲れや腰痛、運動不足などなど体にいいことなど一つもやってこなかった僕である。
痛い。
痛い痛い。
痛い痛い痛い。
痛い痛い痛い痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い。
痛い!!のだ。
しかももの凄く!
がこの痛みは自分の体をメンテナンスせず放置した結果だと思い、しばらく我慢して
みることにした。
すると、痛みの中にわずかな気持ち良さが隠れているのに気付き出した。
足の先まで血が通うのが体感出来る。ふくらはぎが軽い。足が軽い。
やはり本場のタイのおばちゃん。遠慮など一切なしでどんどん僕の体の毒素を出すべく
やっつけていく。。

そして体全体が一通り終わった後、いよいよやってきた「ストレッチ」!!

(イメージ図)

自分がどんな体勢かまったくわからないが、今まで伸ばしたことの無いところまで
どこまでも伸びていく。ぐんぐん伸びていく。
そして伸びた先に、何か黄金に輝くドアがあるように見えそのドアを開けようとし
たその瞬間!!!
背中をドン!!と叩かれ、ハッと気が付いた。
そう僕は飛んでいた。軽く意識が。
危なかった。

そして90分コースが終わり、着替えて店を出るともう時間は午前1時。
体がメロメロでもう歩きたくない。
徒歩3分の距離だが、トゥクトゥクを使ってしまった。。

午前2時。ホテルの部屋。
言うまでもない。
死んだように、泥のように、、、
寝た、というよりも
落ちた。

その時パンツ一丁。部屋のエアコン設定御度が18度になってるのは知る由
もない。
アジアのもう一つの洗礼。
「エアコン地獄」

だがこの時はただひたすらベットに沈み込むのが心地良かったのであろう。
翌日僕はもう一つの地獄をみることになるのだが。。。


コープクンカー。。

初秋の酒その3 台風一過!蒸し暑い時にロゼなんかどうでしょう??

2007-09-07 02:49:25 | Weblog
今これをアップしている間、外ではもの凄い雨と風!
ドアや窓がガシガシ鳴ってます!!

がしかし明日みなさんがコトブキヤに来る頃は台風一過のどっぴーかん!
加えて超蒸し暑いらしい。。。

ってことは飲むっきゃない!
ってことで今日は初秋に飲む酒第3弾として久々にNEWワインをご紹介。

今年の夏の大ヒットワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ・サントラ」が先日とうとう
終焉を迎えました。また来年まで首を長ーくして待っててね!
そして秋を迎えそうな今日この頃、また新しいワインが入ってキマシタ。
その名も・・
「トリエンヌ・ヴァン・グリ」
そうフランスのロゼワインがやってきたのだ!

ロゼはコトブキヤでは初の試み。以前からいろんな方に「ロゼやってよ!」って
言われていたのですが、中々実現せずホントは初夏の方がロゼのイメージなんだ
けど、まだ日中は暑い今にロゼをやることにしました。

考え方としては、「ヴィーニョ・ヴェルデ・サントラ」と同じイメージ。
軽く冷やして、喉を潤す意味でクイッと一杯。ビールじゃなくてロゼ。
とれびあ~んな気分に浸れます。

ロゼっていうと結構甘いっていうイメージがあるんですが、このロゼはそんなに
甘さは感じず、かといって酸っぱいだけでもない。
あくまでブドウの果実味は残しつつも全体的にスッキリ飲みやすい。。

ロゼは造り方に大きく分けて3通りあって、白ブドウ主体で造るものと赤ブドウ
主体のもの、それと赤白混合で造るもの。
白ブドウは赤ブドウに比べて糖分含有量が多いため甘さが全面にでることもある。
んで今回のロゼは赤主体。
だから風味や柔らかさといった点での甘さは感じるものの、具体的な糖分の甘さ
はあまり感じず、きれいな酸が後味をスッキリとさせてくれる。。

ロゼを飲んで、夏と秋の季節の移り変わりのわずかな瞬間を感じてみて下さいな。



初秋の酒その2 ヨネスケ・・じゃなかったヨネシ・・・

2007-09-06 04:46:36 | Weblog
FITOW接近中!!!
FITOW(フィートウ)接近中!!!
台風接近中!!!!

というわけでFITOW(フィートウ)という名の台風が接近中でございます。
が!!しかし台風ごときに負けてたまるか!!!
我がコトブキヤはかつて台風にやられて、店自体がずぶ濡れ(ビル水漏れ)になった
こともありますが、台風なんてコワクナイ!!今は!!!

というわけで今日も初秋の酒の新入荷をご紹介。
今日の酒は??
「御湖鶴(みこずる)純米 茶ラベル ヨネシロ」
でございます。
長野県は諏訪郡の「菱友酒造」さんのお酒です。

このお酒を造る菱友酒造さんの杜氏さんは30歳!超若手の造り手です。
若手杜氏の近藤さんは、もともとプロスノーボーダーを目指していたが、ケガに
よりその夢を断念。父親と共に働いていた隣街の蔵元での経験を生かし、諏訪郡
下諏訪町に休業中の蔵を借金して買い取り、酒造りを始めたそうです。

なんでも蔵の経験はわずか3~4年。自分の周りの蔵人はなんとスノボ仲間。
そんな中で酒造りが始まる訳だが、当然1、2年目は話にならない出来だったと
いう。
ところが3年目の造りから突如としてもの凄く良い出来の酒が出来始めた。
理由は、自分のビジョンを明確に持ち、東京の超有名酒屋の社長にアドバイスを
もらい芯のある酒造りを徹底したからだという。

今年4年目、元スノボチームが造り出す美酒が今超話題を呼び、今じゃ入手困難
になるまで成長した。

ふ~~~ん。。やるな~~~~!僕と歳もほとんど変わらない人が造る情熱の酒。
歳が近いせいもあってか自然と応援したくなり、コトブキヤに満を持して登場し
ました!

この「御湖鶴 純米 茶ラベル ヨネシロ」はラインナップのなかでもレギュラー
酒的な存在。ウチでもレギュラーとして置くことになりました。
酸が効いたシャープな味でドライな味わいは、料理をひきたてる食中酒としてお勧
めしたい一本です。ヨネシロはかつて青森県で開発され、諏訪地方では究極の「掛
米」と言われながら、現在ではほとんど作られていないお米です。しかし、その味
を復活させたいと酒造関係者が八ヶ岳山麓で栽培を始め、ついに情熱が実り復活と
なりました。この酒造好適米が諏訪地方で根付くよう、近隣の農家と二人三脚で努
力しています。

ちなみに今後、この御湖鶴は純米クラス以外にも入荷の予定があるので、飲み比べて
もらえるように仕入れときますね。
お楽しみに!!!