Maskalのランチ日記

MASKALはお昼ご飯に何を食べてきたか

ケヤキ

2008年04月14日 | あれこれ
桜が散り始めると次は新緑の季節です。

ケヤキの新緑で毎年思い出すのは、隊員候補生時代に広尾訓練所の窓から見た、聖心へ向かう坂道のケヤキです。竹箒を逆さにしたように、空に向かってすっと伸びた枝がスマートでした。

まったく新しい世界へ飛び込み、見当もつかない生活に踏み出そうとしていた。若さゆえに心配や不安より、夢や希望のほうがまさっていた。同年代の仲間とのたこ部屋生活もそれなりに楽しいものだった。

日増しに緑濃くなるケヤキが新しい生活を象徴していたのかもしれない。
20年あまりたった今も、ケヤキの新緑を見ると新しい生活が始まりそうで元気が出てくる。

春です。何かを始める季節です。