masha's ProLOG

思ったことを思ったままに飾らずに発信

外字の作成

2009-11-28 | useful
外字の登録の仕方は、すでに色々なサイトにかかれているけども、
ここにも自分なりにまとめておこうと思います。

※外字とは
 パソコンで表示したい文字がでない場合に、文字をつくり、
 文字コードを割り当て、「自分の」パソコンで表示できるようにするものです。
 よく、名前とかで、みたこともない人の名前とかがそうだったりします。
 また、フォントによっては、標準水準の文字であっても、
 出ない漢字があったりするので、外字登録が必要になります。
 ただし、、、つくった電子ファイルを違うパソコンに送ってもみれないので注意です。
 外字は、自分のパソコンに登録しただけなので。
 その場合は、送り先でもおなじことをやるか(同じコードに登録)、
 外字を移行する必要がでてきます。

1.外字エディタの起動
  [スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[外字エディタ]
2.ペイントの起動
  [スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[ペイント]
  基本的に、文字の作成でペイントを使用します。
3.コードの選択
  空いているとこををクリックして、「OK」を押します。
  ※この文字コードに作成した外字が登録されます。
4.ベースとなる文字を探す
  造りたい文字といっても、必ずあるだろう第二水準あたりの文字の組合せで
  大体つくれるはずです。
  例として、「澤」がないフォントで「澤」をつくる手順をつくっていきます。
  4-1.文字のコピーの準備をする
      外字エディタのメニューで[編集]→[文字のコピー]→[フォント名]
      →[対処したいフォントを選ぶ]→[OK]
  4-2.似た文字を探す
      例として、「さんずい」を探します
      「海」あたりでいいかとあたりがあれば、外字エディタの[形]内に
      「海」を書く。
      あたりがない場合は、[形]をクリックした後で、
      標準では右下に配置されている「IMEパッド」→[手書き]を選択し、
      左窓に文字を描き、右窓に出てきたものをクリックする(形内に描写される)。
      [OK]を押す。
  4-3.必要ない部分を削る+多少の修正を加える
      澤で必要な「さんずい」にかかってしまっている部分などがあり、
      必要ない、右側を外字エディタの「消しゴム」で消します。
  4-4.「さんずい」をコピーする
      外字エディタの「四角形選択」をクリックし、編集画面で必要な箇所を囲む。
      メニューの[編集]→[コピー]で「さんずい」をコピーする。
      「さんずい」ペイントに貼り付ける(ペイント画面で、[Ctr]+[V])。
  4-5.必要な部分ごとに上記を繰り返し、ペイントに貼り付ける。
5.文字の大きさの編集
  ペイントにはりつけた文字の大きさを、まず、対象の文字をクリックし、
  [変形]→[伸縮と傾き]を使用して編集します。
6.外字エディタにベースとなる文字を表示する
  さんずいのある「海」4-2.と同様に表示し、不要な部分を[消しゴム]で消します。
7.ペイントかわ必要な部分をコピーする
  ペイントの必要な部分を[Ctr]+[C]でコピーし、[Ctr]+[V]で外字エディタに貼り付ける。
8.微修正を行う
  外字エディタの[鉛筆][消しゴム]などを使って微修正します。
9.外字を登録する
  外字エディタのメニュー[編集]→[同じコードで保存]を選ぶ。
10.単語を登録する
  標準では、右下に位置する「単語/用例登録」を起動する。
  よみには、これから使う文字「さわ」と入れ、語句をクリックする。
  [IMEパッド]→[文字一覧]を開き、対象の文字を選択する。
  [登録]をクリックする。