お勧め度:★★★☆☆
エリヤフ・ゴールドラット著
クリティカルチェーン
なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
○内容
TOC(制約条件の理論)を平易に解説した『ザ・ゴール』のエリヤフ・ゴールドラット氏によるビジネス小説の邦訳第4弾。著者はプロジェクトマネジメントを題材に選び、TOCの適用を試みる。
小説の舞台は、ある大学の社会人向けMBAコース。所属会社から「製品開発プロジェクトの期間を短縮する方策を探れ」との指令を受けた3人が、プロジェクトマネジメントの講義を通して、課題解決のヒントを見つけるまでを描く。前3作と同じく、純粋な小説としては描写が平板だが、登場する失敗プロジェクトのエピソードが巧妙なので、ついページをめくってしまう。
ザ・ゴールを何気なく友人に紹介され、
エリヤフ・ゴールドラットのとてもビジネス本とは思えず、
読み進められる書き方にひきつられ、ついに4作目。
これも今まで同様に、TCO理論についてかかれている。
TOC理論は、どんな業界、職務にもとらわれず仕える。
今回は、プロジェクトマネージメント。
私が、今後進む道にとって、重要である話しである。
ただ、今回は、ところどころは難しくてわからなかった。
そして、だんだんとあきはじめた?のかどうかわかりませんが、
今までの作品よりはつまならかったな。
それでも、クライマックスに向かうにつれ、楽しく読めます。
今回は、大学の講師が主人公であり、
今までとは違って、複数の話し(例)が生徒たちから寄せられる。
それが、いろいろな業界にわたっている。
自分としては、ソフト開発に重点をおいてほしかったのですがw
そして、ときどきはしょるところがわからないと。。。
いままでと違って、自分たちの会社を内部の人から見た目線ではなく、
外部からみた感じとなっている。