僕らはイーブイズ! 兼デュエリスト

シャワーズとブイズ。遊戯王では蟲惑魔が好きです。
XYやそれ以前の型考察を載せてます。
遊戯王はデッキの解説とか

蟲惑魔5

2016年06月15日 | 遊戯王
放送などで使用しているデッキの構築です。
メインデッキとエクストラデッキのみで、サイドまでは書いてません。

※デッキを組み替えたりするので、時期によって多少内容が変わる場合があります。

<異次元の落とし穴型>

☆モンスター(20枚)

トリオンの蟲惑魔 3
ティオの蟲惑魔 3
カズーラの蟲惑魔 3
アトラの蟲惑魔 1
ローンファイア・ブロッサム 3
レッド・リゾネーター2
グローアップ・バルブ 1
ジェット・シンクロン 1
幻妖種ミトラ 1
ナチュル・コスモスビート 1
ナチュル・レディバグ 1

☆魔法(12枚)

サイクロン 2
ハーピィの羽根箒 1
死者蘇生 1
ソウル・チャージ 1
貪欲な壺 1
浅すぎた墓穴 3
月の書 3

☆トラップ(9枚)

底なし落とし穴 3
異次元の落とし穴 3
ナチュルの神星樹 3



・エクストラデッキ

☆シンクロモンスター(10枚)

(レベル5)

アクセル・シンクロン 1
ナチュル・ビースト 1
ジェット・ウォリアー 1
TGハイパー・ライブラリアン 1

(レベル6)

スターダスト・チャージ・ウォリアー 1
炎星候-ホウシン 1
瑚之竜(コーラル・ドラゴン) 1
ナチュル・パルキオン 1

(レベル9)
氷結界の龍トリシューラ 1


(レベル10)
スターダスト・ウォリアー 1


☆エクシーズモンスター(5枚)

フレシアの蟲惑魔 1
交響魔人マエストローク 1
ダイガスタ・エメラル 1
鳥銃士カステル 1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 1



☆運用方法に関して

Q.落とし穴と言えば…?(A.調整中と言った人は廊下に立ってなさい。)

大体の人は奈落、蟲惑、狡猾、底なし。
と、この辺でしょう。
次点で煉獄、時空とか言う人が居るくらいでしょうか。
…姑息を挙げる人はきっとドルベが大好きなんでしょう。

そんな中、前回の4番目の蟲惑魔デッキでは、普通に使ったら劣化激流葬と言われてもおかしくない大落とし穴を紹介しました。

で、今回は異次元の落とし穴。
「異次元」って名前が付くんだ…きっと除外効果をもった非常に恐ろしいカードに違いない…。

そんでもって肝心な性能はと言うと…?



・異次元の落とし穴

~~~

通常罠
相手がモンスター1体を守備表示でセットした時に発動する事ができる。
セットしたそのモンスター1体と自分フィールド上のモンスター1体を
破壊してゲームから除外する。

~~~



…なんと、強力そうな名前を持ちながらめちゃくちゃ酷い性能のカードなんだ…。

こっちのフィールドにモンスターが居る時に相手がセットしたモンスターにしか使えないと言うのに、そのモンスターだけを落っことすのではなく、自分のモンスターをも破壊し、挙句の果てにはゲームから除外するだなんて…。
しかもセットしたモンスター1体って書いてあるから対象を取る効果です。落とし穴の癖に幾らでも逃げようがあります。


そのまま使おうとしたら、アニメの沢渡さんが遊矢に「コレ!ぜーんぶくれてやるよ!」って投げつけてきたカードの中に入っていても差し支えないレベルの性能のカードですね…。

だけど、こんな酷い性能のカードでも「落とし穴」と名のつく通常トラップならば、マトモに使えこなせちゃうのが蟲惑魔。
全員が共通効果で落とし穴と名のつく通常トラップの効果を受けません。流石ですね!
フレシアの場合は素材を持っているとトラップカードの効果を受けないということですが、こちら側の破壊して除外する対象に選ぶことは出来るんで、このカードの影響を無視できます。

異次元の落とし穴も、罠の効果を受けないカードでこちらのモンスターが破壊されなくても、相手だけ除去することが出来ます。

なので、蟲惑魔で使う分にはこのカードの後半の悪い部分を殆ど無視して使うことが出来ます。

問題は相手がセットした時にしか使えない厳しい発動条件…
ですが、このカードの救いようのある部分が…



~~~

•《月の書》・《月読命》・《浅すぎた墓穴》等で裏側表示にした場合も発動することができる。
ただし《闇の護封剣》で複数のモンスターが同時に裏側表示になった場合は発動できない。


Q:《浅すぎた墓穴》や《ダークファミリア》により、相手フィールド上に1体と同時に自分フィールド上にセットや特殊召喚された場合発動することができますか?
A:発動する事ができます。(09/02/04)

(WiKiの文章とQ&Aを引用)

~~~



(WiKiさんが言っているから多分間違えないだろう…。)

とにかく発動条件を整えるためには、こちらから敵にセットすることをを強要するカードで表側のモンスターカードをひっくり返しちゃえばいいんです。

闇の護封剣での複数同時にセットするのに対応していないのは少々残念ですが、コレだけトリガーになるカードがあれば十分と言えます。

このデッキでの相手にセットを強要するカードはメインデッキには浅すぎた墓穴と月の書、底なし落とし穴。(多分底なしはそのまま単体で使ってカズーラとコンボする方がいい場合が多いです。)
エクストラデッキにはマエストローク、カステル、底なし落とし穴を墓地に送って効果を得るフレシアの蟲惑魔が居ます。

底なし落とし穴やフレシアは敵の召喚時にしか使うことが出来ませんが、月の書はフリーチェーン。
だから、セットしておけば敵のターン中に使うことも出来ます。自分のターンならば手札からでも発動が可能なんで最も安定した敵をセットするカードでしょう。

浅すぎた墓穴は、敵の墓地と自分の墓地に特殊召喚可能なモンスターが揃っているならばコレを無効にしない限り、必ずセットしなければならないんで、大体の相手には発動可能です。
ただし、破壊して除外するから利用は難しいとは言えども、敵も好きなモンスターをセットされてしまう点には注意。
セットした自分のモンスターは、ナチュルの神星樹で他の蟲惑魔やチューナーモンスターに変えてしまうのが一番有効活用出来るでしょう。

エクストラのマエストロはエアロボロスでいいのではないのか?
セットするだけならカステルが居るではないか?

しかし、マエストロークには彼らにない破壊耐性効果があります。
エクシーズ素材は敵をセットする為に1個消費しますが、残りの1個で異次元の落とし穴の破壊を耐え抜くことが出来ます。破壊されなければこのカードで除外されず敵だけ除去できます。

つまり効果の対象にする蟲惑魔を用意出来ない時でも、異次元の落とし穴を発動させて生き残る事が出来ます。
…まあ、効果使い終わったら1800のバニラが残るだけですけどね。

エクシーズをしたら大体フィールドに蟲惑魔が残らないんで、コイツの出番がない事もないです。(実際にデュエル動画で使ったこともありますw)



このように発動すること自体はそこまで厳しくないカードではありますが、このまま2枚使って相手をセットさせて除去するようなデュエルをしているだけでは勝てません。
なので、落とし穴の発動でアドバンテージを稼げる蟲惑魔とコンボをすることが必要不可欠となります。

大落とし穴でも少し触れたと思いますが、カズーラの蟲惑魔とティオの蟲惑魔でサイクルを回す手段が一番効率的です。
それぞれの効果は…

~~~

・カズーラの蟲惑魔
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻 800/守2000
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
自分が「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードを発動した場合、
デッキから「カズーラの蟲惑魔」以外の「蟲惑魔」と名のついたモンスター1体を選び、
手札に加えるか特殊召喚できる。
「カズーラの蟲惑魔」の効果は1ターンに1度しか発動できない。



・ティオの蟲惑魔こわくま
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1700/守1100
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地から「蟲惑魔」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の「ホール」または「落とし穴」と名のついた
通常罠カード1枚を選択して自分フィールド上にセットできる。
この効果でセットされたカードは、次の自分のターンのエンドフェイズ時に除外される。
「ティオの蟲惑魔」のこの効果は1ターンに1度しか発動できない。

~~~

カズーラがフィールドに出ている時に異次元の落とし穴を発動し、発動したら蟲惑魔を1体特殊召喚か手札に加える事が出来るので、ティオの特殊召喚した時の効果で発動した異次元の落とし穴を再セットする…という流れが1番美しいです。
ティオの効果で再セットすると、次の自分のエンドフェイズに除外されるデメリットは生じるとはいえ、次のターンになれば発動が可能になるため、手札の浅すぎた墓穴や月の書で敵をセットしてもう1度同じことをしてやりましょう。
勿論、トリオンを特殊召喚して相手の魔法トラップを割るのもOK。

…底なし落とし穴とカズーラを場においておく方がやりやすいとか言ってはいけない…。

でもこのエンジンがあるからこそ、多少発動が厳しい落とし穴でもやってやれなくはないって事ですね。



その他のモンスターはナチュル・レディバグが居ます。
ナチュルモンスターをシンクロすると墓地から特殊召喚でき、リリースするとナチュルモンスターの攻撃力が1000上がるので、面白そうだから1枚。
昆虫族なんで、神星樹には植物が対応します。
ナチュルパルキオンやナチュルビーストを狙って、特殊召喚したら神星樹でカズーラやティオにしてしまうのが理想的でしょう。
ミトラは前回割と勝手がよかったチューナーだったため、そのまま1枚採用しました。
レゾネは手札の特殊召喚で効果を使いたい蟲惑魔と、炎レベル2チューナーなんでホウシンに対応するから2枚採用をしました。

☆エクストラについて

特に凝ったところはないです。
変わったところがあると思えば、上記にあったようにマエストロークくらいですね。
スターダスト・ウォリアーのスペースですが、スターダストクロニクルとかにしても勿論OK。
スターダストクロニクルで除外するシンクロモンスターとして狙いたいところはナチュルパルキオンですね。
アイツ実はドラゴンって言う。
クロニクル自身の耐性効果も、異次元の落とし穴の発動の助けになるでしょう。

まあ、場に出した時の安定性としてはスターダスト・ウォリアーの方が高いです。



☆纏め

やや消費の厳しい仕上がりとなりましたが、セットしたモンスターを破壊して除外する為、後出しから落とし穴にハメる事ができるので中々楽しいです。
某動画さんでも使わせて頂きましたが、中々クセの強いデッキです。
異次元の落とし穴自体はティオで再セット出来たり、トリオンでサーチしたりが効くのですが、敵をセットするカードは自力で調達しないといけないので
構築力が試されるデッキです。

後は月の書とか浅すぎた墓穴を引き込めてその上でちゃんと回せるか…ですね。

蟲惑魔相手に破壊耐性持ちで得意げに出てきた奴を月の書から仕留めてやったら楽しいだろうなぁ~。

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