倉庫住居化計画

素人が“住まい”について考えに考え、辿り着いた倉庫暮らし諸々。

階段上

2005-09-30 | 倉庫住居化計画
倉庫は2階建てです。1階は木工室兼荷物置き場です。
なので生活の場は2階だけ。その2階への階段もまだ塗装は中途半端。
友人を迎えるのにも、この薄汚れた階段を上がってきてもらうのは忍びない・・

養生のビニールシートをいつ外せるだろうか。(夫)

出会いに感謝です。

2005-09-28 | 人・事・モノ (妻編)
今日は長男を保育園に送った後、Sちゃんの結婚式でお友達になった
Kちゃんと、モーニングへ・・。

Kちゃんも新婚さんで、隣町に引っ越してきたばかり。
なかなか魅力ある女性でこの秋から溶接学校に入校が決まっています。

貸していた本を返してもらいに、Kちゃんのお宅にお邪魔すると・・
今度はまたまた結婚式で同席させてもらった、yoshimiさんがピンポーン!!
Sちゃん・Kちゃん・yoshimiさんは三角形で結べるくらいご近所さんなのです。

それぞれの御主人のお仕事柄、留守が多い中でこうして妻たちが同盟を組んで
助け合っているのですね~。
素敵!!

Sちゃん・Kちゃん・yoshimiさんに出会えた事に、感謝です。
これからも仲良くして下さいね~。

                         (妻)

キャンプとは

2005-09-26 | おもい
<夫が書いています>

一泊二日のキャンプはとても楽しかった。
子どもがどう感じたかは分からないけど、僕自身はリフレッシュできた。
0歳と3歳が キャンプって面白いだけじゃなく、お父ちゃんのいい所見つけた!とかうっすら感じたなら
僕としての目的は達成したことになる。普段何かとゆっくり接することができなかったことへの免罪符のつもりもある。

キャンプで何をしたかというと、到着早々に住居づくり(テント張り)。
次は火起こし 水汲み 炊飯…何するにも時間がかかる、手も真っ黒になる。
いつもの生活が便利なことを感じつつ「やっぱりキャンプはこの不自由さが楽しいなー」と思う。
キャンプ用品にはいろんな便利グッズがあるけど、それを揃えてしまっては何の意味もない。ないのが楽しい。 自分で掘った小さな落とし穴に 自らはまってみるような感じ。

そしてその後はゆ~っくり過ごす。
でも何もすることがない。何していいか最初は思いつかない、これもいつもだったら新聞、とかテレビ・・となってしまうところ。
僕が新幹線で東京に行くのが大好きなのは、あの何もできない閉ざされた時間がいい。あまりごそごそもできない、使い道の限られた時間。あの広島-東京間3時間50分は本を夢中に読むか、車窓を楽しむくらいしか方法がない。それがとってもいいのを思い出す。あれこれ気になって次々することが回りに転がっている日常とはまったく別の時間。それと同じ感覚がキャンプではできる。

30m離れた場所に、一人の軍人さんが同じように一泊した。
一人?と不思議だったが、川に向かってたぶんビールだろう一人で椅子に座って飲んでいる姿を見て、
なんてゆったりした休日の過ごし方だろうと思った。
ここは山口と広島との県境、海兵隊岩国基地の軍人さんが多い地域。
一瞬、ここは外国? と錯覚してしまえるようなお得感も味わえた。

ファミリーキャンプ

2005-09-26 | 人・事・モノ (妻編)
夫が、この夏からず~っとキャンプ熱に燃えていました。
何だかんだで忙しくしていましたが、ようやく連休が取れたので
ちょっと寒いかも・・と思いながらもキャンプに出発しました。



 ① 実家に帰省中だったYちゃん親子を無理やり誘って・・
   弥栄キャンプ場へ。
   今年初めてのタープ張りに苦戦しました。

  ② 上の子達は、芝生の上でボール遊びをしたり川に入って水遊びしたり
   大自然を満喫。
   お隣で、前日からいらしていたご家族のテントにいたずらするし
   レトリバーのワンちゃんにはちょっかい出すしで
   ご迷惑をおかけしてしまいました・・。

 ③ 日が暮れてきたので、装備の用意の無いYちゃん親子は帰って行きました。
   私達は、今夜の夕食作りと寝床のテントを張りました。
   (ほとんどの作業を、お父ちゃんが1人でしてくれました。)

 ← 何とかタープ張れました。 ← カレーを煮込む男たち。

 ④ バーベキューや、川で水遊びをしていた方たちも帰られて
   静かに静かに夜が更けていきました。
   その日、そのキャンプ場にテントを張って寝泊まりしたのは
   私達の他に、外国人(おそらく岩国の米軍の方たち)ファミリーと
   同じく米軍のお1人でいらしていた方、の3テント。

 ⑤ 夜になって一家で夜空を見上げました
   澄んだ空気に、満点の星!!
   天の川も見えました。
   長男に、亡くなったおじいちゃんはキラキラのお星様になったんだよ・・。
   そう聞かせてきました。
   空いっぱいの星を見て、「うわぁ~!! おじいちゃんがいっぱい!!」

 ← 夜も何だかずっとソワソワしていたね・・。
                      
 ⑥ 心配していた、眠りの時間・・。
   2人用のテントを2つ使用なので、夜中に授乳のある次男と私。
   長男とお父ちゃんがペアで眠りました。
   予想以上に子ども達はよい子に眠ってくれました。
   私もふかふかインナーシートに、ほかほか寝袋使用で
   誰よりも快適な眠りを体験できました。

 ⑦ 翌朝は露がキラキラ光っていました。
   明け方も、キーンと冷えて9月とは思えない寒さでした。
   バーナーでカレーを温め、コーヒーを淹れて、トーストを焼きました。
   キャンプの朝は、早いのだ。  夫は張り切っていました。

天気にも恵まれて、本当に気持ちのよかった今回のキャンプ。
案外、子ども達も大丈夫な事が分かりました。
心配性な私。
子ども達・・特に男児は、こんな大自然で多くのことを学ぶのでしょうね。


                         




お祭り

2005-09-26 | 四季/蟲
毎年、秋分の日に近所の神社のお祭りがあります。
宇都宮にいた頃は、夏のお祭りは盛大でしたが秋のお祭りには
あまり馴染みがありませんでした。

お神輿と太鼓、笛の音を響かせながら町内を練り歩くのです。
天狗(中は中学生)も一緒に歩くので、子ども達の中には泣き出す子も・・。
(ウチの長男はいまだに怖がっています・・)

朝早くから、夜6時過ぎまでお祭りの活気にあふれていました。
毎年お祭りが終わると、秋の到来を感じます。

あなたはどの季節がお好き?

2005-09-24 | 四季/蟲
夜な夜な子どもを連れて家族全員でサイクリングするのが習慣になっている。
自転車を走らせていると 彼らは後ろで静かにしている。
涼しい風が心地いい。そこでどの季節がすきか?の話題になった。
以前は、重ね着が楽しめるからとかいって格好つけて「冬好き」を主張していた。
嘘じゃない。でも最近は寒さがとっても身体に堪えるようになってきた。

この夏、倉庫はとても暑かった。期待した200Wのエアコンは非力で、今までになくを汗かいた。子どもが自宅内熱射病になるんじゃないかと心配した日もあった。
それでも汗かく夏が嫌いじゃなくなったのは、若い女の子が多い職場ではできるだけ汗かかないようにエアコンを強烈にかける反動が、自宅でのびのびと汗かくのことの快感へと変化したからかも知れない。

ボルボ 240

2005-09-23 | car
一度コレにも乗ってみたかった。
ワゴンが有名だけど敢えてセダン。
ディーラーの人まで「ちょこちょこ直しながらのつもりで・・」と生産を中止したばかりの頃、早々と自社商品の自信なさを露にしたのを思い出す。
今も時々お年寄り夫婦が乗ってたりするのを見かける。ずーっと大切に乗ってきたのだろう。所詮自分はコロコロ乗り換えて来たクチ。
車はその持ち主の内面を映し出す、と言うのは行きつけ床屋の店長の言葉でもある。この車に乗りたい気持ちは変わらない、自分の内側も10年前と同じということか…

高性能、環境、安全  よりも雰囲気重視。


渡辺武信著 「住まい方の実践」

2005-09-22 | 倉庫住居化計画
―住まいとは生活の便宜のための道具ではなく、何よりもまずありふれた行為を、つまり人生を包み込む容器なのだ―

この本を手にしたのは確か1999年だったと思う。
ちょうど建物の構造やデザイン、素材といった専ら外側にしか関心がなかった頃。
でも、この本から「家」のあり方が、「居心地」や「子どもの教育」など そこに暮らす住人一人ひとりの内面へ深く影響する ということを教わった。ただ走ればいいというクルマへの期待感と同程度の感覚の持ち主には、神経質な薀蓄ばかりかも知れないけれど、僕にとってどれだけ この本が倉庫計画を楽しいものにしてくれたか。 ありがたい一冊。(中公新書/この他に「住まい方の演出」もあります)

京都

2005-09-22 | ミヤコ美術館
昨年夏に家族で京都旅行へ行きました。
南禅寺で湯豆腐を喰い、六曜社で珈琲飲んで、
有名な有次で牛刀に名を彫ってもらい、
山田松香木店で… 錦通りの八百屋の二階でまた食べる。 
京都にあんな楽しみ方があったの!? 母はいまだに言う。

自然を支配しているという勘違い

2005-09-21 | おもい
このたびのハリケーンといい、東京の集中豪雨といい自然の恐ろしさを改めて実感させられる出来事が多い。
夏に屋久島の山々を3日かけて歩いたけど、地面に足はついているのに数歩先が霧で見えないとか、背より高いささ藪で振り返るとどこから来たのかさっぱり・・みたいなことがあってドキッとした瞬間があった。
屋久島第2の山「永田岳」を通らないとその日の寝床「鹿の沢小屋」には到着できない、でも実際道に迷ってしまっていた――っ! 山登りが初めての友人に不安な思いをさせられないし…と途方に暮れていたら、 なんとそれまでつながらなかった携帯にメールが着信! この環境に不釣合いな電子音がこの時ばかりは一本の蜘蛛の糸のようだった。でも内容は『永田は風雲荒れ狂っていますが、そちらはいかがですか?』 屋久島登山に来ていることを伝えていた鹿児島の知人からのメールだった。…確かに谷からは真っ白の冷たい霧が次々昇って来る。寒い。くたくた。携帯はそれ以後圏外。友人と二人で雨にぬれた地図を広げ広げ GPSを買って来ればよかったと後悔しながら 川のような急な道を正しいルートかどうかも分からないまま下って行った。地図上は僅か2cm足らずの距離の小屋に、ようやく到着したのは2時間後(写真/友人)。
下山して、その鹿児島の知人に連絡したら  永田とは永田岳ではなくて永田町だった↓   ・・・・・まさに衆議院解散の日。

普段、テレビをつければ明日の天気を知らせてくれるし、少々の風が吹いても 波がたっても たいていは人間には影響ない。まるで自然を支配したかのような気持ちになっていた。     自然を甘く見るなよーの声が聞こえてくる。

自分を変える就職活動

2005-09-21 | おもい
この時期、学生たちは就職活動で卒業研究そっちのけで参ってます。
数ある中からどこに就職するか悩んでいるようです。
お陰でこの夏は その相談にのるのにかなりの時間を割きました。

現場は、大学卒業生の採用後の定着率が専門学卒生より低いと言い、
最近はより深く人間を観るための採用試験を課すようになってきているようです。
それはいいことだと思います。いくら面接官がプロでも、たかが5分の面接と記述試験でその人となりを見通すことはできないでしょう。そうなると今までのように、大学教育の中で、ただ知識や技術を身に付けさせるだけではだめと言うことになって、情操教育も重要な位置を占めるようになるのでしょう。

就職先を選ぶ時 何を重視するか? 給料? 安定性? 休みの多さ?
教育制度、知名度、福利厚生…? 20代前半の彼らには自分の将来像ははっきり見えているでしょうか? 自分に合った職場を探しています、と言いながら まず自分が何か分かっていない20代が多いのでは? そして自分という鍵に合う鍵穴を探し続けていては、いつまでたっても納得いく先は見つからないでしょう。自分を変える柔軟さが、これからの社会で生きのびていくのに必要な資質と思うのです。みんなガンバレー!!

いちじくのタルト

2005-09-20 | 人・事・モノ (妻編)
今日は誕生日だったので、ケーキが食べたいな・・と思い
お気に入りの喫茶店で いちじくのタルト をテイクアウトしました。

この喫茶店との出会いは、私の人生を変えた・・というくらい
大切なものです。
この喫茶店のお話は、またあらためてさせていただこうと思います。

いちじく、こちらの喫茶店のオーナーの畑で実ったものを
使っています。
素朴な甘さと、上品な舌ざわりにうっとり~。

カフェオレと共に・・
いくつでも食べられちゃいそう!!




銭湯で教わったこと

2005-09-20 | 人・事・モノ (夫編)
わが町の自慢は銭湯の数が多いこと。
昨年、残念ながらまたひとつ歴史のある銭湯が姿を消した。
ここは「仁義なき戦い」でも有名なように、まるで服を着たまま入浴しているような芸術的な刺青をまとったおじさんや おじいさんと一緒になることが多い。

よく行く銭湯の鏡にこんな言葉が書いてある。
  子どもが大声でさわぐとも
  そんなに叱るな 来た道じゃ
   年寄りがたとえゆっくりでも
   そんなに叱るな 行く道じゃ       確かに確かにその通り。