街造りゲームの大作続編!
グラフィックと設定の改善がなされ、
期待していたシティーズ・スカイライン2なのですが……
結論から言うと、
「見た目だけのクソゲー(※2023年10月時点)
まともに遊べないから、一般人は今は買うな!」です。
インストール時の解凍に10分近い時間が掛かり、
「まぁ、最近のゲームはどれも重いし、
開発会社があのコロッサスオーダーだから……」
と若干の不安を感じつつも
ワクワクしながらプレイスタート。
マップは前作の不評な部分を踏まえてか、
最初から初心者でも街造りに困らない配置になっていて
大きな改善が見られます。
グラフィックも圧倒される自然と街並みの綺麗さ。
これはもう期待が高まりますね!
道路も細かい設定が可能になり、
前作をやり尽くした人にはかゆいところに手が行き届いた
最高の続編!
と思いつつ、さっそくシリーズ経験者には
邪魔なチュートリアルを早々に切り、
相変わらずチャッピーうるさくてウゼェなと思いながら
道路の余地を後々のために2マス空けたり、
最初からラウンドアバウトを手作業で作って
交差点ゼロの区画を海岸に対して180度平行に整備。
発電所の電線接続がリアルになって
場所をミスったために失敗したので最初から
やり直して、
「ちょっと初心者にはハードルが上がったけど、
リアルで面白いゲームになったな」
とニヤニヤしつつ、
「ちっぽけな村」だか何だかうろ覚えですが
最初のマイルストーンを難なくクリア。
そこでふと、ブオーンと
滅多にうるさくない私の静音PCがうるさいのに
気付きました。
いったん、セーブして他の事をやろうとしたら
フリーズ……いえいえ、たった3分ほど処理待ちで
「あ、凄い。いつものコロッサスオーダーではない、
バグでフリーズしないなんて!」
と感動を覚えたのもつかの間、
次のマイルストーンには
結構30件くらい家を建てる必要があるなと。
その時点で、PCのファン暴走が止まらなくなり、
ちょっと心配になって
タスクマネージャーで
パフォーマンスを見てみたんですね。
驚きました。
GPUが100%で83℃超え!
Stable Diffusionでアニメーションを作って酷使しても
80℃が限界だったのに、あっさり記録更新です。
常時80℃超えはPCが壊れるリスクがあり、
ちょっとヤバイです。105℃からアウト。
しかもグラフィック設定を最低にしても、
使用率50%超えでした。
(温度は63℃で問題なし。普段は52℃)
必要動作環境はまぁ動けばいいんでしょうけど、
メモリーが8GBと記載というのは
企業の姿勢としてどうなのかなと思います。
最初の数時間しかまともに遊べないのでは?
Chromeを同時に開くと、12GBをキープするので
最低でも16GBは欲しい。
(もちろん、前作は推奨が最低で32GBと
上級者プレイヤー達の間で言われているので
それを知っている私が2の12GBくらいで文句をいうのも
アレかもしれません)
がっかりしたのは、
「今のミドルゲームPCの主流であるはずの
RTX3060(シェアトップ10.4%)では
デフォルトの設定で
2番目の村からすでに厳しい。
ファンうるさい」
という現実です。
シティーズスカイラインは
マイルストーンを進めるのに
大量に建物を建てる必要があるため、
大都市の重さはもうプレイヤー間では
語り尽くされて伝説のようになっています。
曰く、「セーブデータのロードに15分かかる」
曰く、「MODは一つ一つ安全性を確認しないと詰む」
曰く、「スクロールさせるときも細心の注意」
推奨よりも下のグラボを使っている以上、
快適に動くとは考えていませんでしたが、
GeForce GTX 970 (4GB)で
動くかのような必要動作環境の記載は
詐欺にも等しいと
あえて言わせていただきます。
「これは
あきらかに上級者向けのゲームである。
コロッサスオーダーの開発陣と経営者を
決して甘く見てはいけない」
そういう警告を発して、締めくくらせていただきます。
前作はRTX3060でフリーズせずまともに動く感じになりました。
私が2をミドルゲームPCで楽しく遊べるのは7年先くらいかな……
自分の水冷PC性能と、PC知識に自信がある方は
メガロポリス作成に
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
(PS5で動くんですかね……)