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ほぼ日記

【リスク分散】米国債を売ってゴールド買い。景気後退だけでなく金融危機や世界恐慌も視野

(読了5分)

・信用を失いトリプル安の米国
・政策がコロコロ変わるので資産として安定しない(ビットコイン並)
・駆け込み需要で今週は良いデータが出ても、次はスタグフレーション

 

・信用を失いトリプル安の米国

機関投資家のモハPさんも解説されていましたが、
通常は株が下がると債券が上がりやすい中で
米国債が大きく売られる展開(利回りが上昇)。

 

2022年に減税を発表した英トラス政権も同じように
株・債券・為替のトリプル安で市場が混乱し、
中央銀行が緊急で債券を買って安定させたものの、
首相は在任49日間のスピード辞任に追い込まれました。
アメリカは7年~10年の長期国債の海外保有が45%(モハP情報)。全体では30%
これ、英国より高いのでは? 7年~10年のデータが見つからず……


出典 日本財務省のPDFデータ
https://www.mof.go.jp/jgbs/publication/debt_management_report/2022/saimu2022-2-12.pdf

関税を撤回したところで、トランプ政権なら再び上げることもあり得るので、
信用は戻らないと思います。
何らかの対策を打って、債券価格は短期的に回復しても、
海外の機関投資家を中心に
米国債の比率をじわじわと下げてくると思われるので
利回りが上昇する展開も想定。

為替は、140円を割ると投げ売りで一気に円高になる可能性に注意(137円とか)
(FXは厳禁。148円まで戻す可能性もあり、乱高下必至)

 

・政策がコロコロ変わるので資産として安定しない(ビットコイン並)
安全資産と呼ばれていた米国債ですが、この値動きの幅は私には無理です。

年初来-8%
https://www.google.com/finance/quote/1486:TYO

農林中金 や日本の地銀も米国債を投げ売りした模様。



追記 訂正 売ってなかった模様
農中新理事長、米国債処理は3月で完了-「分散投資ぶれずにやり抜く」


 

機関投資家は米国債より格付けの低いBBB以下のジャンク債を減らし、
逆に米国債を増やす戦略を取ることもありそうですが、
ここで格下げが来たりして債券市場が混乱すると、
株安な状態では企業の資金繰りにも影響が出てくると思います。

つまり、単なる景気後退だけでなく、
リーマンショックのような金融危機、第二次世界大戦前後の世界恐慌
(このときも保護貿易主義の高まりで関税が上がって、経済や信用が縮小した)
も心配。

 

米国高関税政策の歴史は繰り返されるのか?【フィリップ証券】 | 市況 - 株探ニュース

 歴史は繰り返すのだろうか?1929年に米国で株価が大暴落した後に世界恐慌が発生して経済が低迷。失業者が増加する中、米国政府は国内産業を保護するため、フーバー大...

 

ただし、「節約と貯金と投資のゆるチャンネル」さん曰く
取り付け騒ぎや資金繰りの安定を目的に、連邦準備制度理事会(FRB)が設立されたりと、
当時よりも金融システムが充実しているので、そこが違うと。

(でもでも、2023年シリコンバレーバンク破綻は、デジタル送金の流動性高速化……いやなんでもない。
 あれは極端なデュレーション配分をしていた個別経営の問題、日本の地銀や農林中金は大丈夫かな……?)

第二次プラザ合意でドル -50%、1ドル75円くらいまでを想定すると、
もう米国債はコアで持てないです。私は売り減らし中。

 


追記

スティーブン・ミラン論文に「日本は米軍で恫喝すれば、円高を飲む」

 

トランプ・石破「関税バトル」のヤバい結末⋯財務省が恐れる「プラザ合意2・0」の最悪シナリオ、そして「トランプ経済ブレーン」の必読論文に書かれた「恐怖のディール」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

実はトランプ政権には「プラザ合意2・0」を仕掛けるための教本とも呼べるものが存在する。米ヘッジファンド「ハドソン・ベイ・キャピタル」のシニアストラテジスト出身で、...

Yahoo!ニュース

 

 

為替が円高なら、日銀利上げは遠のき、日経平均や銀行株も下落
内需の個別株やニトリは上がりそうですが、オススメはしません。
デイトレードならシクリカル株……追い証祭りでデッドエンドまで未来が視えた!

 

・駆け込み需要で今週は良いデータが出ても、次はスタグフレーション

4月16日の米小売高(重要度★★★★☆)は
駆け込み需要でたぶん良い数字が出るとの見方。
このところのハードデータはそこそこ良いのですが、
関税値上げを見込んだ駆け込み需要があるはずなので、
4月以降は下がるという見方がほとんど
木野内さんは「遅くとも7月までには株を売っておきたい」とのことでした。

減税効果や、材料出尽くしのアク抜け、FRBの緊急利下げなど、
株価が突発的に急上昇することもありそうですが、
インフレの中で利下げをやると、
80年代の「株式の死」もあるので心配。

ただ、当時とは原油価格が違いますね。株はもう買わんけど。

 

私の動向

日本の銀行ETF 全売り ー15,640円

米国債、メタ社債 半分売り
Amazon社債 全売りなど  -28万円

ヘッジ有りゴールド 買い注文中

 

配分比率

ドル建て債券       68 → 45%

ユーロ建てイタリア国債  0  →  3%

インド株         0.1 → 3%(早すぎたんだ。下がってやがる)

欧州株          0  → 3%(微妙)

ゴールド         0.1 → 10%(本当は50%にしたい。でも怖い)


4万ドル売ったので、100万円くらいは損失が出たかと思って
ヒイヒイ言ってたらトータル損失は-28万円で済みました。
証券サイトの記録(-109万円)と違うので3回確かめましたが、狐につままれた気分。

FRBの緊急利下げや米国債オペが来たら残りの米国債を売る予定。
利率は落ちるけど、安心の欧州債。
米国債なんで2度と買わねーよ、バーカバーカ! ……ひんひん(泣)

以上です!(ユーチューバーは信用しすぎないほうが良さそう。株は買い場とは思えません)

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