
最近悩まされているのがコンタミ

コンタミとは簡単に言うと、雑菌が入ってしまうこと

現在の研究でキノコを扱っていますが、子実体ではなく菌糸体を培養しています

子実体とはスーパーで売ってる→

菌糸体とはキノコの本当の姿

その菌糸体を培養するに当たって、ライバルが雑菌

雑菌を防ぐため、培養液を121℃で15分間殺菌します

そしてキノコを植えていきます

一週間育てたキノコがこちら↓

右のキノコは濁って見えますか?
それがコンタミなのです

どこで混入したか分からないけど、キノコが雑菌にやられました

こいつを顕微鏡で見てみましょう


赤い○が雑菌です

この雑菌のおかげで培養をもう一回、初めからしなくてはなりません

コンタミは生物研究者にとって恐ろしいものなんです

日頃から手を清潔にしないといけないですね

次回は何でキノコを培養しているの?講座です

お楽しみに~

お陰で襟元が汚れてきたので、新しいのを買うか検討中なんです
立体顕微鏡とは、良い物を使っていたんですね
ただキノコを観るには、ちょっと倍率が足りないので、電子顕微鏡を使っています
この雑菌のせいで実験が1週間延長ですよ
実験手伝ってください~
顕微鏡も、なつかしい!
私は、顕微鏡より、立体顕微鏡をメインに使っていましたが(笑)。
にっくき雑菌に負けずに、頑張るのだよ~~~!