今村雅弘活動日記

衆議院議員今村雅弘のブログ

政府与党としての責任自覚を

2011年02月26日 | Weblog
先日、地球が揺れてる、と書きました。その後リビアでも混乱が高まりニュージーランドでは凄まじい地震で日本人を含め多くの方が犠牲になっています。心からお見舞い申し上げご冥福をお祈りいたします。一刻も早い生存者の救出に全力を上げねばなりません。ニュージーランドは太平洋プレートとオーストラリアプレートが南北で互い違いに潜り込む地震の起こり易い地形であり、北島と南島にちぎれたようになっているのもそのせいだとのこと。我が国も似たような地形にあり断層の数が二千以上はあります。いわばひび割れだらけの国土であることの再認識としっかりした防備の構築をしなければなりません。大変な時期なのに政治がふらついています。民主党の醜い内部抗争や分裂、予算や関連法案での迷走。鳩山前総理の「方便」発言や菅総理の子ども手当ビックリ発言、与党も含め聞いてる方がビックリしました。地位にしがみつき野垂れ死に内閣総辞職か、嘘つきマニフェストを謝罪し出直し総選挙か、本当に緊迫してきました。無責任なばらまき放漫予算を作りまともな答弁も
出来ないまま、反対すれば国民生活に支障が生じる、賛成しない野党が悪いんだ、と言わんばかりの高圧的な態度では事態の打開は不可能です。我が党はこれまでは審議拒否はしてこなかったし対案も出しました。熟議の意味を噛みしめ、政権を預かる責任の重さをもっと自覚してもらわねばならない。このままではまさに松木症状ならぬ末期症状?

一寸先は闇と落とし穴

2011年02月20日 | Weblog
新燃岳やエジプトなど中東諸国のみならず、いよいよ永田町が揺れ出しました。鳩山前総理の沖縄に関する「方便」発言で又もや支持率が下がったと思いきや、16人の造反小沢チルドレンの登場。加えて、菅総理の首を差し出すから法案成立に協力してくれ、との公明党への露骨なすり寄りがバレてしまい、その謀叛人が仙谷前官房長官だったとのこと。明智光秀もビックリの永田町版「敵は本能寺にあり」です。このような状況の中ではもはや菅総理を相手にまともな国会審議など出来るはずが無く、菅内閣の命脈はほぼ尽きたと思います。この後どうするのか、内閣総辞職か解散総選挙か。常識的には前者でしょうがその後の国会乗り切りの展望に欠けるし、身内の裏切りにカンカンの菅総理としてはその性格から意地を通しての後者も十分考えられます。それにしても詐欺マニフェスト、小沢のカネ問題、与謝野人事など政治家の信用失墜が本当にひどい。次の総選挙で怒りをぶつけケジメをつけねばなりません。蛇足ながら、この提案がなされたのは2月15日の本会議の最中だ
と思われます。私が偶然に所用で本会議場から出て公明党国対委員長室前を通った時にマスコミが群れていました。このような大事な事はもっと内密に折衝すべきなのに、まるで天下にあからさまにするようなやり方であったことにかなりの悪意さえ感じられてなりません。一寸先は闇、だけでなく落とし穴もある政界の恐ろしさを痛感させられました。

このままでは「坂の下の崖」だ

2011年02月12日 | Weblog
国会は予算委で論戦が続いていますが、政府答弁のもたつきや開き直り、抱きつき発言が目立ちます。小沢問題でも煮えきらないし、バラまきのツケを国債増発や増税で賄おうという無責任さが支持率を更に下げています。41兆円しか税収がないのに71兆円もの一般歳出、その差30兆円は国民負担。ムダを省いて財源を捻出するどころか更に借金を増やしています。ちなみに30兆円を人口で割ると赤ちゃんからお年寄りまで一人当たり25万円4人家族で100万円を更に背負わされることになります。出来もしないマニフェストで有権者を騙して政権を盗んでいながら、そのツケ回しに野党が協議に応じないのは歴史に対する反逆だ、との菅発言はまさに盗っ人たけだけしい。素直に反省謝罪して、改めて解散総選挙で政策を競い合い国民に信を問うべきだと思います。信無くば立たず、うそつき政治家がどんなに上手に言い訳しても最早誰も信用しません。増税等で国民に負担を求めるのなら尚更です。ロシアとの関係も菅総理の大衆迎合的な思いつき発言で急
速に悪化、北方領土での軍備強化など実効支配深度化を惹起しています。内政外交、とにかくこのままでは「坂の上の雲」ではなく「坂の下の崖」だ、日本がダメになる!自民党ももっと鋭い追求をすべきであり、一日も早く政権を打倒しなければならない、との思いを更に強くしています。

雪原を驀進

2011年02月06日 | Weblog
昨日は北海道滝川市に行きました。お世話になっている市会議員の方の祝賀会です。明治維新に伴う廃藩置県で武士が職を失い、明治23年に屯田兵として佐賀からも当地に58戸が住むことになりました。1戸当たり平均6人の暮らしであり、幼い子供も一緒に、医者も居ないし人食い熊も出没する極寒の気候、吉永小百合の「北の零年」を彷彿とさせるその労苦に耐えつつ、慣れない地で大変な苦労をされたと思います。そのご縁もあり、恩返しの意も込め、農水副大臣の頃から出来るだけのご支援をさせてもらっています。日本には素晴らしい大地がある、家族もある、皆で力を合わせて頑張れば必ず途は拓ける!見渡す限りの雪野原の中を雪煙をあげて驀進する特急の姿に今日の状況を重ね合わせ、困難を突破する政治の使命の重さを改めて心に誓いました。