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シネマ・北の零年

2005-01-21 09:34:44 | Cinema
昨夜レイトショーで「北の零年」を見てきました。



「ネバーランド」(Finding Neverland)と「北の零年」、どちらを見ようか迷ったんですが、開演時間の近いこちらを見ました。
映画館には平日のレイトショーの時間なので、客は少なかったのですが、いつもより年齢層が高めかな?といった感じ。
9番スクリーンに入って納得、年齢が高めの方達はこの「北の零年」で、若い人達は「ネバーランド」を見るようでした。(笑)

映画の話題と言えば「大作」「セカチューの行定監督」「吉永小百合111本目の作品」って事らしいですね。
映画としてはかなり楽しめました。
しかし、明治の時代、暖かい淡路から北海道に開拓団として入植した彼らの、厳しかったであろう冬の描写が足りないように思いました。
一年目の冬などあっけなく春が来てしまい、拍子抜け。取り立ててのトピックが無かったからかも知れませんが、この辺をもっと丁寧に作れば、もっと感情移入出来る作品になった様な気がします。

吉永小百合は凄い。あの年であの顔、表情。さすがに笑った時の目の皺は隠せないけれど、40歳台かとも見える位でした。
演技で光ったと言うか存在感があったのは、アシリカ役の豊川悦治、家老役の石橋連司、娘役の大後寿々花(石原さとみの子供時代)倉蔵役の香川照之はこの位の演技は当然でしょうって(^^;<誉めてるんです。
そして夫役の渡辺謙は「ラストサムライ」に比べると・・・ってカンジ。

映画としては充分楽しめたので、良い時間を過ごせました。



今日の夕刊には近日公開の映画宣伝が多く載っていますね。
ざっと目を通してみて、私が見たいモノは・・


・Ray(レイ)レイチャールズの生涯を描いた作品
 こいつはかなり期待しています。
 ジェイミー・フォックスが凄く良いらしい..。


・火火
 監督・脚本:高橋伴明、主演:田中裕子
 こいつは見てみないと何とも言えないけど、田中裕子は結構好きなんです。


・オペラ座の怪人
 言わずもがなの、超有名ミュージカルストーリーの映画化

あとは・・
・1リットルの涙。
・ボーン・スプレマシー こんなところかな。