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謹賀新年

2005-01-01 23:42:03 | Weblog
本年もよろしくお願いします。


年の初めって訳ではないけれど、
さて今年はどんな事を楽しんでいこうかと、思いを巡らしてみました。

自分の生きてきた中で何が一番楽しかったのだろうと考えると、「パイオニアワーク」って事かも知れないです。
それらは今から思えば中途半端だったし、レベルの低い事だったんだけれども、その係わっていたジャンルで誰もやっていなかった事や、始まったばかりの流れの中に身を置いているのが楽しかった。・・ように思う。

例えば若い頃に熱中した「アルピニズム」。
ヒマラヤの大岩壁をアルパインスタイルで登攀する事を、目標に掲げていた。その頃の登山界では、世界中の先鋭クライマーがそれを目指し挑んでいましたね。これは本気で頑張っていたんだけれど、あまりに危険度が高くて、多くの友の死を経験したのに加えて、子供が生まれた事でやめたのだった。
まぁ、挫折したと言っていいかも知れない。おかげで自分は生き延びて居るんだけれどね(^^;

次にパラグライダー(当時はパラパントって呼んでいた)。
一番楽しかった「山飛び」は、北アルプス剣岳山頂からの飛行をもって区切りをつけて終了。海外では盛んになった時期もあったけれど、国内では流行らなかったね。「山飛び」をするには登山の技術や経験がかなり高くないと出来ないからしょうがなかった。過激で知られていたフランス人の先鋭派は「ベースジャンプ」って更にアブナイ方向へ行ってしまった。わたしにはそれは踏み出せなかった。あまりに危険だったからね。
パラグライダーのもう一つの方向であった競技会は、機体の性能比べの様相を呈していて、あまり立ち入りたくない世界になってしまった。

そしてアルペンスキー。これは登山と同じく古くから体系付けられているし、登山界以上に組織がガチガチに固まってしまっている事、35才から始めたって事で、目標だった国体にも行けないレベルにしか自分を上げられず、半分諦めた状況かな。これは純粋にスポーツとして楽しめていると思うけれど。
「パイオニアワーク」と言う面での価値は全くなかったな。と言うか見つけられなかった。その辺りになにか物足りないモノがあったのかも知れない。

そのスキーへのトレーニングで出会ったインラインスケートは面白かった。
スキートレーニングにスケートを使うって言うのは、それほど多くのヒトがやっていなかったし、アルペンスキーのレースをインラインで模擬する「彩湖道満カップ」などを始めて見て、自分の中でも、一部の人々の中では今でもヒットした遊びで、今も続いている。

そしてそのインラインスケートの遊び方の一つで「ロングラン」なるモノを見つけて、最近ではこいつが一番自分の中で「パイオニアワーク」的な精神をかき立てられた事だった。新ルートをいくつも設定して楽しめたし、スピードアップしたスケーティングを追求していくと、更に多くの事を学べたし感じる事が出来た。
しかし最近マンネリ化の芽が出始めているような気がする。何かワクワクするモノを見つける事が出来ないと、ロングランを続けていくモチベーションが落ちそうでちょっと困っている。今年の課題はこのあたりかもね。

そのところを見直してみたいと言うのが、今年前半の課題かも知れない。
のんびり見つけていければいいな。などと思っています。