今日の新聞に雅俊さんの記事が載ってたので紹介します。
~京都新聞より~
昨年歌手デビュー三十年を迎えた中村雅俊が、ベストアルバム
「The Songs」をまとめた。「心の色」「恋人も濡れる街角」な
ど名曲がずらり。優しさや強がり、孤独といった、クールな男
の世界を味わおう。
選曲は、一九七四年のデビュー曲「ふれあい」から今年の最新
シングル「空蝉」までを網羅。それぞれの時代の中村を楽しめ
るが七〇年代のヒット曲は、ドラマ「われら青春!」に使われ
た「ふれあい」を始め、ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」の
「時代遅れの恋人たち」など主演青春ドラマの主題歌が多い。
「そもそも俳優としてデビューしたんで、おれが歌を歌うと聞いた
ときは信じられなかったねえ・・・」としみじみとした表情で回想
する。「うれしくって、友だちに電話して、歌聴かせて『どうだ、
この曲』なんて聞いてましたよ」
中村に曲を提供してきた作曲陣は、吉田拓郎、小椋佳、桑田佳祐ら、
そうそうたる顔触れ。中でも小田和正からもらった「小さな祈り」
が思い出深いという。「事務所に呼ばれて、マンツーマンで三時間
ぐらい特訓されたの。『そうじゃないの!』とか指導されてね。落語
のお師匠さんが弟子に教えるような感じだったな」
あらためて自らの軌跡をたどり、自分の歌の歌詞の素晴らしさを
再発見したという。「生きることや、人間を好きになるってことなど、
普遍的なテーマがある。着飾っていないから、聴いている人も主人公
の世界へ飛び込んで行けるのだろう」
特に気に入っているのは、山川啓介作詞の「海を抱きしめて」。
人生につまずいた男が海を眺めて励まされ、元気を取り戻すストーリーだ。
「これ、すごくいいよね。今歌っていても、その度に心が震えるんだから」
と、少年のような笑みを浮かべた。
~京都新聞より~
昨年歌手デビュー三十年を迎えた中村雅俊が、ベストアルバム
「The Songs」をまとめた。「心の色」「恋人も濡れる街角」な
ど名曲がずらり。優しさや強がり、孤独といった、クールな男
の世界を味わおう。
選曲は、一九七四年のデビュー曲「ふれあい」から今年の最新
シングル「空蝉」までを網羅。それぞれの時代の中村を楽しめ
るが七〇年代のヒット曲は、ドラマ「われら青春!」に使われ
た「ふれあい」を始め、ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」の
「時代遅れの恋人たち」など主演青春ドラマの主題歌が多い。
「そもそも俳優としてデビューしたんで、おれが歌を歌うと聞いた
ときは信じられなかったねえ・・・」としみじみとした表情で回想
する。「うれしくって、友だちに電話して、歌聴かせて『どうだ、
この曲』なんて聞いてましたよ」
中村に曲を提供してきた作曲陣は、吉田拓郎、小椋佳、桑田佳祐ら、
そうそうたる顔触れ。中でも小田和正からもらった「小さな祈り」
が思い出深いという。「事務所に呼ばれて、マンツーマンで三時間
ぐらい特訓されたの。『そうじゃないの!』とか指導されてね。落語
のお師匠さんが弟子に教えるような感じだったな」
あらためて自らの軌跡をたどり、自分の歌の歌詞の素晴らしさを
再発見したという。「生きることや、人間を好きになるってことなど、
普遍的なテーマがある。着飾っていないから、聴いている人も主人公
の世界へ飛び込んで行けるのだろう」
特に気に入っているのは、山川啓介作詞の「海を抱きしめて」。
人生につまずいた男が海を眺めて励まされ、元気を取り戻すストーリーだ。
「これ、すごくいいよね。今歌っていても、その度に心が震えるんだから」
と、少年のような笑みを浮かべた。