写真は、部活の後輩が国語の教科書にラインを入れているところです。
作品は、夏目漱石の『こころ』。
その中に、次のような文章があります。
「精神的に向上心のない者はばかだ」
(中略)
「精神的に向上心のない者は、ばかだ」
私は二度同じ言葉を繰り返しました。
今でも、この言葉が頭について離れません。
「同じ言葉」といいながら、2つ目のものには「ばかだ」の前に「、」を置き、
その言葉の意味合いを猛烈に強めています。
感情を込めて音読したい一文です。
軽率かも知れませんが、
自分はこの文章を思い出すとどうしても笑いが込み上げてきてしまいます。
もちろん、『こころ』は真面目な作品です。
シリアスストーリーです。
しかし、その独特の言い回しにいくつも撃沈ポイントが仕込まれているので、
国語の音読の授業では、一人で顔をにやつかせていた事でしょう。
ああ、キモいですね・・・・orz
それでも、うちの部活では流行ってたんです。
そしてあるとき、後輩は音読しながら何の躊躇いもなく
教科書に線を引っ張ったのです。
それくらい素敵な作品です。
自分も大学生協で見つけて衝動買いしてしまいました。
少し早いですが、読書の秋にピッタリだと思います。
皆さん是非、声に出だして読んでいただきたい。
(amazon.co.jp)
人生で1度だけ、秋葉原に行ったことがあります。
それは、有楽町は朝日ホールで
「野依良治先生ノーベル化学賞受賞記念講演会」
が開かれるというので部活の仲間を引き連れて出席したときのことです。
講演会の帰りに、折角だからアキバに行こうという話になり、
気づいたらそこにいました。
そういうお店にも行きましたが、何も買いませんでした。
そういうお店って言うのは・・・・そういうお店です。
まあ、そのときは時間もあまりなかったので。
帰る頃にはあたりは静まり返り・・・・。
地元のローカル線には誰も乗ってなかったです。
また行ってみたい・・・・のだろうか、秋葉原。