かきくけ こんぺいとう

日々の出来事や趣味のページ

寂しい時に

2009-01-13 01:20:47 | 病気
普段の生活の中で息子は、反抗したり、屁理屈こねたり、
やんちゃしてた事なんか、今ではすっかりどっか行っちゃってて…
優しくて、ひょうきんで、そこそこ頭が良くて、カッコいい。
でも、寂しがり屋で、本当は甘えん坊。
そんな親にとって申し分のない息子が、生前よりもずっと側にいてくれていて、
私やぱぱらっちょと、濃密な時を過ごしている感覚でいる。

でも、元旦の朝や、息子の誕生日とかに、息子はもういない…って言う現実を、
痛感と言うか、直視せざるを得ない時がある。

そんな時…私は何故か、やたらと眠くなる。
元旦も、最低限の家事以外は、ずっと寝ていた。
息子の誕生日も、最低限の家事やお墓参りをした後、
お昼すぎから6時頃まで、寝てしまった。
で、夜も12時には眠くなる。
薬を飲んでいるとはいうものの、普段はこんなに昼間寝てしまうことはない。

気力が無くなって、だらけてしまうのか?
それとも自己防衛本能なのか?

私の心の病気は、時の流れで良くなっていくどころか、
壊れていく一方のような気がする。

RFL in 新横浜

2008-09-17 09:20:33 | 病気
14日、15日と『RFL in 新横浜』に参加した。
私は大会の主旨と裏腹に、毎度オフ会気分での参加。

患者の立場から参加した感想を、

会場が日産スタジアムのサブと言うこともあり、規模が大きく制約が多かった。

 a.芝の保護の為、椅子が持ち込めず、足腰の不自由な方々には辛かった。

 b.芝の保護の為、会場内では、水以外の飲食は禁止されていた。
  気温が高い日だったので、水の補給だけでは、きつかったし、
  体力の弱っている方々が、熱中症で調子を崩さないか、冷や冷やした。

 c.食事は芝生保護の為、当然煮炊き禁止、会場外のケータリングで、
  との事だった。
  しかし、嚥下障害や、消化器系の癌の方には、不向きなメニューばかり、
  近隣にコンビニも無く、お弁当を持ち込むにも、食中毒が心配な時期でも
  あり、食事には不自由されたサバイバーも多かった。

 d.グランドが広すぎて、ステージで催しがされていても、一体感に欠けた。

 e.開会式、閉会式共に炎天下、サバイバーがステージ前で立って聴かされている
  時間が長く、辛くなってしゃがみこむ方も多かった。

 f.途中、グランド中央で、子供サッカー教室が行われたが、芝の保護の為、
  スパイクを履いている子供のみ、参加が許された。
  その旨の事前の告知が不徹底で、参加できない子供が気の毒だった。

以上、文句があるなら自分で主催してみろ!!的な意見があるのを承知の上、
よりよいRFLに発展(大会自体の規模や体裁ではなく)してもらいたいとの思いで、思ったことを書きました。

お初にお目に掛かった仲間、1年ぶり、お久しぶりの方に会えてうれしかった。
みんなで現在闘病されている方を応援したり、卒業された方々に思いを馳せたり、
闘病や、後遺症、再発の恐怖で、孤独になりがちなサバイバーにとって、意義のある大会なのは間違いない。
葉っぱさんや、MOMOさんが、取り組んでいらした読み聞かせは、すばらしかったし、継続して欲しいと切に願う。

沢山の寄付金を集めるのも大事だけど、大会経費を切り詰めて、アットホームで、心温まるRFLが継続する秘訣のような気がする。


リレー・フォー・ライフ in 新横浜

2008-09-09 00:54:20 | 病気
先月末に行われた「in 室蘭」はアットホームな感動的なリレー・フォー・ライフで、大成功に終わりました。

今月は、14日、15日にリレー・フォー・ライフ・ジャパンin新横浜が、
新横浜、小机町、日産スタジアム補助競技場で、行われます。

お近くの方、興味のある方は是非参加、見学にいらっしゃいませんか?

リレーフォーライフ北海道2008in室蘭

2008-08-31 00:33:57 | 病気

今日からあすにかけて、『リレーフォーライフ北海道2008in室蘭』が開催されています。

天候が心配されましたが、「夕焼けの中のルミナリエがとっても綺麗」と仲間がメールで知られてくれました。

参加したかったぁ~(T_T) 

北海道の同志達や、室蘭に遠征している同志達に会いたかったよー!!

ボンビーマンでも、何とか衣食住できればと思ってるけど、こう言う時は、

「諭吉!!カモ~ン」とつくづく思うわ(T_T) 

参加されてた同志も、出来なかった同志も心はひとつだよね!!

ルミナリエの様子です 。



アンパンマンのエキス

2008-08-04 16:09:14 | 病気
献血した事ありますか?
私は病気になる前に十数回…。

献血の血液って、交通事故とか、手術とかで使うって思うでしょ?
確かに。でも大半は薬になったり、癌の治療に使われたり…。

私は癌なので、もう献血をすることができません。。。

mixiのマイミクさんに教えていただいた小児がんの命のリレー
「アンパンマンのエキス」の動画を見て下さい。
少し長いですが、できれば最後までお願いします。

チーム ピノコ

2008-07-30 20:43:58 | 病気
チーム ピノコ

2006年日本初のリレー・フォー・ライフ(命のリレー)が、筑波で行われました。
チームピノコの仲間に入れて頂いて、私も参加しました。

「私は癌です」ってさ、
クリスマスの明石屋サンタの不幸自慢でも、
マジ過ぎて切られちゃうよ。
でもね。
仲間達と、サポーターと、にこやかに一歩一歩歩いてると、
一人じゃないって思えるよ。
今年は北海道の室蘭



そして新横浜



で行われ、チームピノコも参加します。


命のリレーにご一緒しませんか?

こり その後

2008-07-24 21:55:39 | 病気
東北地方の方々、地震大丈夫でしょうか?
地震の被害に遭われた方々へ、
地震お見舞い申し上げます。


前回の皮膚科受診から一ヶ月、朝一番で病院へ
コリコリは相変わらず、やや「ぷにゅぷにゅ」が復活の兆し。
でも一ヶ月でこの程度なので、様子見との事。
次の受診は3ヵ月後。

体質なのか、加齢なのか、
くるぶしや、膝小僧などが皮膚が厚くなって、色素沈着が起きる。
横座りや、膝を着いたりするのが、原因だそうだ。
軽石でこすったりは厳禁で、兎に角、くるぶしや膝を着けないで
生活する事が肝要だそうだ。
太いは、たるたるだわ、所々変色しているわで、
大根以下な足ざます。

ふぅ~
暑い! 熱い!!
でもプ~主婦の意地、一人の時はエアコンを点けない。
熱伝導率が驚異的な私の脂肪は、外気の温度をダイレクトに吸収する。
んで、暑いから水分取りまくり。。。。
…が原因なのか、水腎なのか、浮腫んでる。
体重計なんて恐ろしい物には、数ヶ月乗っていない。
大丈夫か?自分?


『ぷにゅこり』其の後

2008-06-26 23:26:18 | 病気
今日は、皮膚科の日、
の中病院へ

『ぷにゅこり』の主治医は、エコーの写真を見つつ、
注射器で、溜まっている物体を抜くと言う
追い討ちを掛けるように、
「太い針を使うので痛いですよ~
穏やかに言う

その前に、患部をデジカメカメラで撮影。
そして、注射器で抜き始めた
たいして痛くない

注射器が吸い上げた物体は、血の混じったサラサラぽい液体。
リンパ液らしい…。
絆創膏を貼ってお終い。

このまま治る場合もあるし、また腫れてくるかもしれないそうだ。
粉瘤を取った時に、リンパ線が傷ついた可能性があるが、
それにしても、一年経っている。
「足全体は浮腫んでないですよね」
「はい、ただのデブです」
「そうだね~
と触診しながら先生が言った。
…流さないで、突っ込んでおくれ~

一ヶ月後にもう一度再診予約。

お家に返って、触ってみると、『ぷにゅ』は治ている。
が、『こり』はそのままむしろマイナス
膝をつくと、ダイレクトに『こり』が痛むぞ

まぁ、膝をつかなきゃ、どうってこと無い
一ヵ月後のお楽しみって事だ。

お会計はファイルを提出し、番号カードを渡される。
そして番号が呼ばれ、支払いする。
番号を3人位づつアナウンスする訳だけど、違和感を感じてしまう。
今時は3の倍数は変な声じゃなきゃ~
物足りない…

がん と うつ状態、適応障害

2008-04-17 23:30:33 | 病気
約6年前、癌を告知された当時は、病院での心のケアなど一切なく、
淡々とクラス5の角化型扁平上皮がん、『子宮頸がん』であることを告げられた。
ただ、「資料はいつでもお渡しできるので、他の病院へ行っても良い」と言われた。
見放されたの?と返って不安に思ったぐらいだ。
覚悟はある程度出来ていたので、さっさと治療して、息子の進学に差支えが出ないようにしたいと思った。

事態は、さっさと手術出来る状態では、なかったのだが…。

第一の不安の波は、がんかも…と思い始めた時。
第二の不安の波は、治療法について。
第三の不安の波は、抗がん剤が奏効しなかったと告げられた時。
第四の不安の波は、先生に5年生きられても、息も絶え絶えと言われた時。
第五の不安の波は、転院がきまり、入院を待っている時。
第六の不安の波は、退院時、まだ腫瘍が残っていた事。
第七の不安の波は、息子の進学と自分の寿命、金銭問題。

告知から退院まで大波小波で、不安が訪れた。

5年生きられても息も絶え絶えと言う事は、3年位はなんとか働けるだろう。
働けるうちに働いて、状態が悪くなった時に、家族に迷惑をかけないように…
と思った。
土日も、盆暮れも無く、自宅でも仕事をしていた。
反抗期の息子と、家事全般、そして仕事。
私は勝手に決めた期間(三年)だけ頑張ろうと思っていたのだ。
しかし、幸か不幸か贅沢な話だが、再発しなかった。
そこで、期間限定と思っていた仕事の、ハードさに我慢できなくなり、心に変調をきたした。

全般性不安障害…。
常にある不安感、目が回ったり、動悸、不眠…。
その後2年以上投薬治療しているが、不眠以外は一進一退だ。

私は、レアなケースだが、がんとうつ状態、適応障害は、セットになっていると思った方がいいかもしれない。

米国は日本より「がんと心の問題」がん患者の心の研究に熱心だ
悪い知らせを伝える際の6段階のプロトコル:がん患者への応用
海外癌情報リファレンス

日本でもがん患者の心に目を向けるようになってきた。
新潟がんセンターの研究

しかし、臨床の場では、予算、人材の不足は深刻で、治療している医師自体が、心身共に不健康な状態だ。
この国では、早急の改善は見込めない。
せめて、患者同士共感し合い、励まし合う。
「一人ではない」、「誰かとつながっている」と思うことで、
不安感、孤独感の改善になると思う。

画像の花はニゲラ 大好きな草花
和名:黒種草(くろたねそう)
英名:Devil in a bush