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ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

LUXKIT A3032 改造完了!

2008-02-23 | オーディオルーム
LUXKIT A3032 の改造が終わりました。
早速音だし。。。やはりカップリングコンデンサの交換は音が激変します。
いままでとは全く違い、レンジがグーンと広がり、スッキリとしてベールが
一枚剥がれた感じです。また解像度も良くなり、今までのプリアンプ不要という
自論はすっかり無くなりました。
Shizuki(指月)のメタライズドポリエステルコンデンサは、賛否両論ありますが
値段が安くて、音も好きな傾向ですので結構気に入ってます。もう少し上の音を
必要とする場合はASCかアムトランスあたりを使います。

ここで今回の失敗談(笑)
実は、部品を発注する時に規格を間違えて発注してしまいました。
いざ交換しようと部品を外したら、アレ?やけに大きさが。。。
0.02uFの筈が0.2uF。。。注文書を見たら0.2uFを発注していました。
0.02uFは一番数が多くて6個使ってありました。
翌日再発注しようとしたのですが、Shizukiのメタライズドシリーズ
には0.02uFは見当たりません。仕方ないので、今回はMMCのメタライズド
ポリエステルを使いました。そんな関係で完了までに日数がかかってしまいました。

部品交換が終わった事でひと段落。
じっくり聞いているうちに、ふと以前から気になっている部分を思い出しました。
普段滅多にやらないから忘れてましたが、このプリアンプはボリュームが半分
以上になると、ジーーーというノイズが出るのです。
今回の作業でその部分が改善されていればいいなあと、ボリュームを上げてみると
ジーーーという音が聞こえてきました。残念ながら改善されていませんでした。
それから、本腰入れてこの問題を解決することにしました。
落ち着いて、内部を眺めてみます。まずはアースに関係する部分に半田ごてを
当てて補正を行いました。続いて、フラットアンプ、バッファアンプ関係の
電源部の電解コンデンサを交換しました。交換と言っても手持ちがないので
ちょっと遠いですが松本市にある部品屋さんまで買いに行って来ました。

さて、電源を入れてみます。しばらくしてボリュームを最大にした時、あれ?
パワーアンプの入力ボリュームが絞ってあるのかな?と思い確認してみると
最大になってます。治ったぁ・・・と言う思いより、もしかして音が出ないのではと、
CDを再生してみます。ちゃんと音がでました。。。それからCDを止めて何度も
ボリュームを最大にしたりしましたが、最大時にかすかにハム音が聞こえる
程度で、とても静かになりました。

これでLUXKIT A3032の改造と修理は無事終了です。
あとは、部品がエージングされれば、もう少し音が良くなるではと期待してます。

さて、次は何しよう・・・