猫のさんぽ

春になると、まるで脱皮したように女性が美しくなる。
あるいは、軽やかになったように思える。

男の人もそうかもしれないが、なんと言ってもその表情は、女性が優っている。
だから、笑顔のない女性を見ると、「どうしたのだろう？」と思ってしまう。

まことに春は、女性を美しくし心も和ませてくれます。
もっと自信を持って、すなおに自分を喜んでほしいなぁ。

猫のさんぽ

「60歳からがほんとの人生だと思う」
これは定年を迎える男性の弁である。

これからは家族のため、自分のために生きようと思うらしい。
その言葉を引き取って言えば、“60歳からがほんとの夫婦になる”と思う頃に、熟年離婚の勃発が始まる。

この温度差は、好きになったその日から始まったと言える。
お互いに引き合ったのは孤独感だったかもしれないが、それがスパークしたのは、お互いに不足しているものが補い合える、そんな想いがあったはずなのにネ。

猫のさんぽ

「あなたは今、幸せですか？」といきなり訊かれたら、びっくりするかもしれない。
でも、ぽかぽか陽気に誘われて、さんぽに出かけたら、それだけでじゅうぶん幸せだと思うのだが・・・。

ずいぶんと昔、『愛少女ポリアンナ物語』と言うアニメを見たことがある。
その少女は、いつも“よかった探し”をしていた。

今の自分に感謝することができれば、あとは自分と言う作品を仕上げていくだけである。
この“じぶん探し”と言う作品を仕上げるのに必要なものがあるとしたら、夢を持ちつづけることだろうネ。

猫のさんぽ

春は自分を変えるチャンスだ。
だから、イチ・ニ・サンポする。

かつてフランスの哲学者は言ったー“エラン・ビタール（生命の躍動）”と・・・。
さぁ、君の細胞が踊り出ようとしている。

「まだ肌寒いから封印するって？」
もちろん準備だけはできているんだろうね。

猫のさんぽ

これからは知事がおもしろい。
宮崎県の東国原知事や、大阪府の橋下知事を見れば、かじ取りのいない国政より興味がわいてくる。

今までも名物知事はいたと思うけれど、議会がこんなに見えてくるようなことがあったであろうか？
府民や県民も、そんな知事だからこそ応援しているのだ。

要するにビジョンを持っている人は、マスコミを巻き込んで、どこまでも人を引き付けていく。
たとえ凡人ではあっても、せめて夢は持ち続けたいものである。