コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

鎮静剤

2017-03-23 | PAM

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

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 今週、ヴィー婆ちゃんの鎮静剤がなくなりそうだったので、病院に行ってきました。このところ、1日2回投薬しているので、減り方が早くなったのです。

ヴィーに使っている鎮静剤はアセプロマジンという薬で、比較的安全で、効果が高いのだそうです。ただ、国内で生産されていないため、すべて海外からの輸入なので、病院によっては扱っていないようです。かかりつけの病院で扱っていてくれて幸いでした。

錠剤には10mgと25mgがあるそうで、ヴィーは10mgの方です。体重あたりの投与量でいくと、ヴィーが20キロだとすれば、1回につき最低10mg、最大で40mgとなります。つまり、通常は一回1錠でいいわけです。

でも、コリーの場合、効果が強く出る傾向があるということで、実際には標準投与量より少ない量でも効いてしまいます。ヴィーは5mgからでも効果が出ました。現在は7~8mgを投薬しています(錠剤を割って)。

言い換えれば、投与量が多いと、危険ということにもなります。最大40mgというのは、コリーには危険な量だと思った方がいいかもしれませんね。

鎮静剤には、アセプロマジン以外にも、いくつかあるようで、癲癇の薬であるフェノバールなども使われるようですが、鎮静剤としての効果は低いそうです。また、副作用の面でも、他の薬より比較的安全だということです。そうはいっても、やはり肝臓に負担がかかるようなので、長期連用には不安があります。とはいえ、ヴィーのような状態になってしまうと、それでも使わざるを得ないというのが現状なのですが。

病院によって違いはあると思いますが、かかりつけでは1錠100円です。つまり、一日200円、一か月で6000円です。個人輸入サイトで調べてみると、これより少し安い程度です。

それでも、ヴィーは他に薬は使っていないので、老犬としては親孝行だと思います。

毎度のことですが、こういった薬は効果の出方が安定しないようで、同じ量、同じタイミングで投与しても、全く効かないような時もあれば、ばっちり効く時もあり、なかなか難しいです。他の方に伺ってみても、皆さん、同様に苦労されているようでした。

今後も、もしかしたら数年後に使用することがあるかもしれないので、忘れないように・・・

おぼえがき

投与は空腹時。食後5時間以内の投薬は効果が出るまで数時間かかることもある。

空腹時に投与した場合、30分以内に効果が出ることが多い。なので、投薬後、寝てしまう前に食事をとらせる。

錠剤のままより、砕いて粉にしたほうが効果が早い。ヴィーは粉にして、カステラに包み込んで投薬。

体重にもよるが、最初は2~3mg程度から始め、経過を見ながら投与量を決まる。22キロのヴィーは5~8mgで7~8時間効果が続く。

興奮が強い時に投薬した場合、効果が出にくい。その場合、数時間後から効き始めることもあるが、効果が出始めてからは、通常の持続時間と同じだけ効果が続く。

投与量が多いと、排尿排便は寝たままおもらししてしまうが、適量なら目を覚ます。

副作用として、血圧低下があげられているが、寝ている状態では血色などは悪くない。ただ、歩かせた場合、通常よりも歯茎の色が白っぽいので、注意が必要。

投薬中は排尿回数が少なくなりがちで、積極的に水を飲ませないかぎり、半日以上ないこともある。

継続して投薬した場合、2回目の投薬量は少な目でも効果があるので、最初の投薬の効果が消える前に投薬する場合は、安全のためには2回目以降は量を減らした方が良い。

アセプロマジンで検索すると、一般の飼い主さんの記事は少ないのですが、17歳で亡くなったダルメシアンのオーナーさんのブログが、とても身につまされるものがありました。興味を持たれた方は、検索してみてください。今の私の心境と、ヴィーの状況と、シンクロする部分が多くありました。

今でも、薬に頼ることに、これでいいかと、自問自答の日々です。 

 

 

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