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コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

1週間

2020-03-27 | フィリップ

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 コリーの子犬情報

 子犬達の成長ブログはこちら → コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

昨日の空とはうって変わって、今日は朝から雨模様です。この先、1週間はクズついたお天気が続くとか。昨日は本当にラッキーでした。

そして、フィリップが旅立って1週間、あっという間に過ぎてしまいました。2日後に生まれたぞう子の子供たち、すでにもう一回りほど大きく育っています。たった1週間の間に、本当にいろんなことがあったんだなぁって・・・。

 

1週間前の20日の朝、フィリップはいつもより遅い時間に、自分で歩いて外に出て行きました。20日の未明くらいから、それまでほとんどなかった嘔吐が続くようになり、歯茎の色が薄いピンクから灰色に変わったのを知って、「もう明日まではもたない」と覚悟をしました。

外へ出たフィリップは、しばらく立ったまま、庭を眺めるようにしていました。そしてそのうち、草地の上に寝転びました。だけど普段なら道路の方を向いているのに、この時はなぜか、こちら(玄関の方)を向いていたのを覚えています。そしてその傍らに、ターちゃんが寄り添うようにして、ずっと一緒に。

その後、少しして様子をみると、いつもお昼までくつろいでいる東側の垣根の下に移動していました。容体が良くないとわかっていたので、時々離れては、ちょこちょこと雑用を済ませながら、できるだけ傍にいるようにしていました。呼吸はそれほど苦しそうな感じはなく、嘔吐も早朝を最後に止まっていました。意識もまだはっきりしていて、時々顔を上げたり、立ち上がって向きを変えたりしていたので、まだそんなにすぐには・・・って、思っていたのですが。

私がフィリップのそばを離れて、室内へ戻ると、成犬たちは私にくっついて一緒に室内へ引き上げていたのですが、ターちゃんだけはずっとフィリップの傍にいたようです。時々気になって、窓からフィリップの様子を見ていたのですが、ずっとターちゃんが一緒にいましたから。

10時過ぎ、水を飲ませると嘔吐してしまうので、屋外でしたけど、点滴してみました。15分くらいの間でしたけど、時々顔を上げようとしたり、低い小さな声を出したり・・・。急に立ち上がってはいけないと、そのたびに「もうちょっとだからね」ってなだめながら。

そして点滴が終わり、片づけを済ませ、ひと段落したところでフィリップの傍らに座り、話しかけていた時でした。何か訴えるように小さな声で「ふぅ~~ん」と何回か言いながら、頭を上げようとしたので、私は立ち上がりたいのかな?と思い、「立ちたいの?」って、フィリップの顔を覗き込んだのですが。。

よく覚えていないのですけど、何か予感がして、呼吸を確認してみたら、少し静かになってる・・・。

何度も見送りを経験して、亡くなる直前には呼吸が静かになるということがわかっていたので、まさか??と、思った瞬間でした。

 

おおきく、フィリップがのけぞりました。その瞬間、フィリップを抱きしめて、なにを言ったか覚えていないけど、力が抜けるまで、ずっと抱きしめていました。

呼吸が止まったのが11時10分。

それからずっと胸に手を当てて、心臓の鼓動が止まったのが11時15分でした。

予想外に早く、逝ってしまいました。

 

良く晴れた春の日のお昼ちかく。

プーちゃんはお庭が好きだから、良いお天気だったら、外にいる時に旅立つのも悪くないね。

なんて、言ってたよね。

ちょっと風が強かったけど、そのぶん、一気にお空へ舞い上がっ行けたかな?

 

 

病名を宣告されて半年余り。

なすすべもなく、あっという間に逝ってしまったジロちゃんやハジハジの事を思えば、やれることは全部やったし、半年間、存分にかわいがってあげることができたと思います。我が家のような多頭飼いの環境では、一対一で・・ということが、なかなかできませんから。この半年は、それまでの6年間と変わりないくらい、濃密な時間でした。半年という時間を与えてもらえたことに感謝します。

もちろん、ほんとうはもっともっと長生きして、爺ちゃんになるまで一緒にいてほしかったけど。

 

わずか一年の間に、ワカコ、ワカチー、フィリップと、続けて3頭見送りました。その前のヴィーも含めれば、大きな子ばかり4頭も一気にいなくなってしまいました。もう我が家には、大きな子はいなくなってしまいました。なんだかポッカリ、大きな穴が開いてしまった感じです。大きな柱がなくなって、中心となる子がいなくなってしまって、まだしばらくの間は、なんとなく落ち着かないかもしれません。

 

フィリップの写真をみていると、あらためて、素晴らしい子だったなぁって思います。容姿も、性格も、申し分のない子でした。こんな子を世おくりだしてくださった、ブリーダーのJewelhavenさんに感謝いたします。

それにしても、フィリップは沢山の子を残したのに、なぜか自分と同じような、派手なホワイトファクターのトライの男の子は一頭もださなかったね。オンリーワンでいたかったのかな。

唯一、孫のマジメは派手なホワイトファクターのトライだけど、圧倒的に貫禄が・・・。まだまだ、フィリップの跡目をつぐには、未熟だよね。

 

今日、3月27日は、7年前、私がフィリップを我が家に迎えようと決意し、共通の友人のAKIKOさんを通じて、Jewelhavenさんにお伝えした日。

だから今日が本当の「うちの子記念日」。

あの日から、私とフィリップの赤い糸がつながりました。

そしてそれはこれからもずっと

 

大好きだよ、プー。

 

 

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