先週、身も凍るような事件が起きました
起きました、ではなく、起こしてしまいました…
マロンが独りで外出?してしまい、行方不明になっちゃったのです
飼い始めて12年半、こんな出来事は初めてです。
本当に、恐ろしかった…
その日は、ケアハウスに入所した義父母の自宅の整理をしに、義母を連れて千葉の田舎の一軒家に行きました。
今マロンは1日4回食なので、自宅で留守番は難しく、一緒に連れて行ったのです。
いつも通り、何も考えずに家の中で自由にさせました。
しかし、義母は動物を飼ったことが無い人なので、マロンがいるのにも関わらず、ドアや縁側を開け放してしまって…。
最初は、まろパパが気が付いて網戸にしてたのですが、義母は車庫や庭への出入りにいちいち面倒だと思ったのか、知らない間に全開にしていて。
そしたら、マロンはいつしか勝手に出て行ってしまっていたのです…
我々は、押し入れの不要物を分別したり、掃除をしたりに夢中で、マロンが家から消えていたことには全く気付かず。
姿が見えないことに気付いた時には、最後にマロンを見てから30分以上が経っていました。
開け放され、全開になっている玄関扉を見た時の恐怖とショック!!
血の気が引いて、どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・
即座にスマホをひっつかみ、飛び出しました。
(そんな時に、長時間探すことになるのに備え、トイレを済ませて水を飲んでから出て行った私って、冷静過ぎる!?)
自宅周辺ではなく、知らない田舎道なので、マロンは出て行ったら絶対に戻れない・・・
マロンはどこ?今どこにいるの?
30分以上経っちゃって、どこまで行っちゃってるの?
車に轢かれてる!?
誰かに拾われて、車で行っちゃった?
通報されて、保健所に?
マロンはどこ…(泣)?
最悪のことも考えながら、探していたら、
たまたま「振り込め詐欺注意喚起」で高齢者宅を巡回していたおまわりさんを発見
その時、自分の口から出てきたのは、意外な言葉。
「すみません!!あの。飼い犬がいなくなったのですが、その場合、どこに通報すればいいのですか?」
(なんか、気持ちとはうらはらに、妙に冷静過ぎた自分…)
おまわりさんは、「あ!少しお待ちください!」と言って、スマホでどこかに電話。
「駐在です~。さっき、犬を捕獲したという情報がありましたが、どこでしたか?」
色や大きさや犬種はわからないけど、1時間ほど前に、「商店街の方で迷子の犬を預かっているという」通報があった、とのこと。
「どこですか?すぐ行きます!!」と、場所を聞き、走って走って駆けつけました。
商店街の金物店の裏の倉庫に、マロンが居るのをお店の人が発見したとのこと。
で、金物店で貼り紙とかしても目立たないから、すぐ近くのガソリンスタンドにマロンを連れて行って、そこで立ち寄る車に「この仔、見かけたことない?」と声をかけてくれていたそうでした
義母宅から、商店街までは何百メートルか距離があります。
こんな距離を独りで歩いてしまったなんて!
途中の道路を渡る時、よく轢かれずに無事に渡れたものだと…。
この辺りからここまでの距離を移動
400~500メートルはあるでしょうか。
よく無事でいてくれました
ほんとにほんとに、良かった。
スタンドの人達は、マロンにビニールひもでリードを作って、それでつないでくれていて、
タオル置き場の棚の最下部に入って座っていました。
「お水をあげたら少しだけ飲んだよ。ジャーキーをあげてみたら、喜んで1本半食べたよ。」と…。
え?ジャーキー…??
腎不全でタンパク質制限のマロンにジャーキーはご法度、、、ビーフジャーキーだったらアレルギーだから血便だ…???
とか一瞬よぎったけど、そんなのはもうどうでも良かった。
そんなことよりも、無事に戻れたことの方が大事。
脱走事件についてはかなり驚いたけど、末期腎不全でヨロヨロだったマロンに、今やこんなにも体力気力がみなぎっているということにも驚きました。
金物店とスタンドの親切な方々、そしておまわりさんには、感謝しかありません。
「人懐っこくてかわいいから、多分とても大事にされて可愛がられている仔だろうなぁって思って、保健所には連絡しなかったんだよ。」と言ってくれました。
「もう少ししても見つからなかったら、町の防災無線を頼もうかと思ってたよ。」とも言ってくれて、防災無線を犬のために使ってくれようとするなんて、なんて優しい人達なんだろうと、感動でした。
本当に、皆さま、ありがとうございました。
だいぶお疲れの様子で、その後ずっと寝ていたマロン
マロンが居なくなったと知った時の、なんとも表現できない喪失感、自分の一部を失ったような絶望感はずっと忘れられません。
このブログも、こんなおぞましい事件により終了にならず、本当によかったです…
起きました、ではなく、起こしてしまいました…
マロンが独りで外出?してしまい、行方不明になっちゃったのです
飼い始めて12年半、こんな出来事は初めてです。
本当に、恐ろしかった…
その日は、ケアハウスに入所した義父母の自宅の整理をしに、義母を連れて千葉の田舎の一軒家に行きました。
今マロンは1日4回食なので、自宅で留守番は難しく、一緒に連れて行ったのです。
いつも通り、何も考えずに家の中で自由にさせました。
しかし、義母は動物を飼ったことが無い人なので、マロンがいるのにも関わらず、ドアや縁側を開け放してしまって…。
最初は、まろパパが気が付いて網戸にしてたのですが、義母は車庫や庭への出入りにいちいち面倒だと思ったのか、知らない間に全開にしていて。
そしたら、マロンはいつしか勝手に出て行ってしまっていたのです…
我々は、押し入れの不要物を分別したり、掃除をしたりに夢中で、マロンが家から消えていたことには全く気付かず。
姿が見えないことに気付いた時には、最後にマロンを見てから30分以上が経っていました。
開け放され、全開になっている玄関扉を見た時の恐怖とショック!!
血の気が引いて、どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・
即座にスマホをひっつかみ、飛び出しました。
(そんな時に、長時間探すことになるのに備え、トイレを済ませて水を飲んでから出て行った私って、冷静過ぎる!?)
自宅周辺ではなく、知らない田舎道なので、マロンは出て行ったら絶対に戻れない・・・
マロンはどこ?今どこにいるの?
30分以上経っちゃって、どこまで行っちゃってるの?
車に轢かれてる!?
誰かに拾われて、車で行っちゃった?
通報されて、保健所に?
マロンはどこ…(泣)?
最悪のことも考えながら、探していたら、
たまたま「振り込め詐欺注意喚起」で高齢者宅を巡回していたおまわりさんを発見
その時、自分の口から出てきたのは、意外な言葉。
「すみません!!あの。飼い犬がいなくなったのですが、その場合、どこに通報すればいいのですか?」
(なんか、気持ちとはうらはらに、妙に冷静過ぎた自分…)
おまわりさんは、「あ!少しお待ちください!」と言って、スマホでどこかに電話。
「駐在です~。さっき、犬を捕獲したという情報がありましたが、どこでしたか?」
色や大きさや犬種はわからないけど、1時間ほど前に、「商店街の方で迷子の犬を預かっているという」通報があった、とのこと。
「どこですか?すぐ行きます!!」と、場所を聞き、走って走って駆けつけました。
商店街の金物店の裏の倉庫に、マロンが居るのをお店の人が発見したとのこと。
で、金物店で貼り紙とかしても目立たないから、すぐ近くのガソリンスタンドにマロンを連れて行って、そこで立ち寄る車に「この仔、見かけたことない?」と声をかけてくれていたそうでした
義母宅から、商店街までは何百メートルか距離があります。
こんな距離を独りで歩いてしまったなんて!
途中の道路を渡る時、よく轢かれずに無事に渡れたものだと…。
この辺りからここまでの距離を移動
400~500メートルはあるでしょうか。
よく無事でいてくれました
ほんとにほんとに、良かった。
スタンドの人達は、マロンにビニールひもでリードを作って、それでつないでくれていて、
タオル置き場の棚の最下部に入って座っていました。
「お水をあげたら少しだけ飲んだよ。ジャーキーをあげてみたら、喜んで1本半食べたよ。」と…。
え?ジャーキー…??
腎不全でタンパク質制限のマロンにジャーキーはご法度、、、ビーフジャーキーだったらアレルギーだから血便だ…???
とか一瞬よぎったけど、そんなのはもうどうでも良かった。
そんなことよりも、無事に戻れたことの方が大事。
脱走事件についてはかなり驚いたけど、末期腎不全でヨロヨロだったマロンに、今やこんなにも体力気力がみなぎっているということにも驚きました。
金物店とスタンドの親切な方々、そしておまわりさんには、感謝しかありません。
「人懐っこくてかわいいから、多分とても大事にされて可愛がられている仔だろうなぁって思って、保健所には連絡しなかったんだよ。」と言ってくれました。
「もう少ししても見つからなかったら、町の防災無線を頼もうかと思ってたよ。」とも言ってくれて、防災無線を犬のために使ってくれようとするなんて、なんて優しい人達なんだろうと、感動でした。
本当に、皆さま、ありがとうございました。
だいぶお疲れの様子で、その後ずっと寝ていたマロン
マロンが居なくなったと知った時の、なんとも表現できない喪失感、自分の一部を失ったような絶望感はずっと忘れられません。
このブログも、こんなおぞましい事件により終了にならず、本当によかったです…
読んでいるこちらもヒヤヒヤしてしまいました。
でもマロンくん無事で良かった😭
優しい人達に見つけていただけて、本当に良かったです。
マロンくんゆっくり休んでね。
我家にもパピヨンがいるので他人事とは思えず読ませていただきました。
マロン君、無事発見できて本当に良かったですね。
久留里地区の皆さんも親切で、良い所なんですね。
まろママさんも冷静に対応されて立派です。
万が一の時は私も見習って冷静にと思いました。
私が到着したとき、もっとホッとして喜んでくれるかと思ったら、なんと、後退りして抱かれるのを嫌がってて。。
何らか、悪いことをした後ろめたさがあるので、怒られるかと思ったのか!?
あるいは、自由を満喫して帰りたくなかったのか!?
謎でした・・・
コメントありがとうございました!
冷静なんかじゃないですよー。
心の中は焦ってるのに、なんか、なんて説明すればよいのかわからなくて。。
犬のことなんかで、おまわりさん煩わせていいのかなぁ、とか一瞬悩みました!
けど、犬って、迷子と遺失物のあいのこ?くらいですよねー。
見つかってほんと、良かった・・・(TT)
優しい方たちに保護されていて良かったですね。
マロンちゃんがいない!と気づいた時のまろママさんの気持ちを想像したら鳥肌が立ちました。
二度と同じ思いはしたくないですね。
私の友人のワンちゃんも散歩中にリードが外れていなくなってしまったことがあったそうです。
交番に相談したそうですからまろママさんの行動は当たりだと思いますよ。
そのワンちゃんは2時間後に見つかったそうですが、
他のお宅のワンちゃん(外飼い犬)のご飯を欲しそうにしてたところを保護されたそうです。
とにかく無事に戻ってくれればOKですよね。
マロンちゃんはどんな気持ちで歩いていたのかしら。大冒険だったかもしれませんね。
もう、二度とないけど。
我が家に腎臓病の子がいまして、病院を教えていただきたく、どのようにしたらよろしいでしょうか。いろいろなことをしていますが、先日の血液検査でぐっと数値が上がってしまいました。
ほんと、普段、マロンのことを心配して、腎不全治療のことをせっせと書きつづっているくせに、こんな風にマロン自身を危険にさらしてしまったこと、情けなくてお恥ずかしい・・・
犬を飼う上での一番の基本なのに…
マロン的には、生まれて初めての‘自由’でしたね~
ほんとに、もう、最悪のことを覚悟して探していました。
探そうにも、四方八方どっちの方角から探したらいいのか皆目わからない…というのは、とてつもない絶望感でした…
腎不全の件、のちほどメールします。
うちも去年の夏に脱走されて青ざめたのを思い出しました。
マロンくん、知らない土地で大冒険でしたね。
いやぁー、ほんとにもう、「途方にくれる」というのは、こういうことを言うんだなぁ、、と体感しました!
末期腎不全でのお別れではなく、こんな形で、こんなあっけなくお別れが!?と、愕然としておりました・・・
ほんとに、良かった(--;)