まーく のフィットネス情報

アマチュアのフィットネス愛好者まーくのフィットネス・エアロビクス・トレーニングの情報

1978年~2008年

2008-12-27 | 読者へ告知
僕は、1978年(昭和53年)の世界で気を失いました。
気がついたら、今は2008年、年号では平成20年というのだそうです。
21世紀の未来にタイムスリップしてしまいました。

あんまり町の様子は変わらないけど、コンビニエンスストアと背の高いビルが増えて、空き地が減っています。

どこでもみんな、電卓を操作しています。
聞いてみると、「携帯できる電話」なのだそうです。
「私の電話番号は、09*-****-****よ」と教えてくれました。
市外局番からいって、きっと九州の人に違いないです。
でも電話で通話する以外に、画面を見つめながら、いつも数字キーを操作しています。
いつでも計算なんて、日本人は未来でも仕事熱心だなあ、と思いました。
でもある人は、その「けいたい」の画面で絵を見て遊んでいました。

本物のテレビを見たら、画面が大きくてとても薄くなっています。
それに「テレビ朝日」は5チャンネルになっていたけど、「東京12チャンネル」は無くなっていました。
また未来のテレビは、リモコンで操作するのと、キーボードとマウスというので操作するのがあるようです。
いくつかのテレビでは、いつもウィンドウズという番組が映っています。
『ウィンドウズ』が終わったら、『ユーチューブ』という番組が始まりました。その中で、昔のテレビ番組の再放送を、いっぱいやっていました。またボディビルの大会という番組もあって、男子だけでなく女子の部門もあるのにびっくりしました。

それでも驚いたのは、テレビアニメの『ヤッターマン』を今でもやっていることでした。悪役の声優さんたちも変わっていないので、きっと『水戸黄門』みたいに、ずっと続いてたんでしょう。
主題歌も同じなのに、変てこりんな歌い方になっています。でもこれは、世良正則さんが歌って、近所のバイク屋のお兄ちゃん(注:野村義男さん)がギターをあてているんだそうです。

またテレビゲームも本格的になったし、携帯できるテレビゲーム機もありました。
でも僕は、21世紀になったらきっと、パンチカードで操作するコンピューターが、もっと普及すると思ったのに、どこを見てもそんな物はありませんでした。

新聞を読んだら、なんと今でも、
日本の総理大臣は、群馬県選出の自民党の福田さんだそうです。
福田さんはメガネをかけるようになっていましたが、
さすが30年も総理を続けるだけあって、まだ若々しく見えました。
でも今年いよいよ退陣して、「吉田茂の孫」が新総理になったそうです。
新総理は、漫画が大好きらしいです。総理大臣のくせに漫画なんて読んだら、PTAに怒られるのに、と思いました。

また石油の値段は、原油が1バーレル147ドルにもなっていました。
「石油は後30年で無くなる」と、1978年にも言われていたので、いよいよ枯渇してきたらしいです。そのためこの30年間には、第5次中東戦争も、第6次中東戦争も起こったのでしょう。
また1ドルは90円くらいになっています。まさかこんなに円高になるわけはないので、きっと日本は、1/2くらいのデノミネーションをしたのだと思います。

また今年、アメリカでは、白人ではない「オバマさん」という人が、選挙で大統領に選ばれたそうです。日本のマスコミが大騒ぎしてたから、きっと福井県出身の日系人「小浜さん」なんでしょう。
ペルーでもこないだまで、日系の「藤森さん」が大統領をしていたらしいので。

でも今の日本は、景気が悪い悪いと新聞には書かれていました。
「中国との貿易が日本経済を支える」「上海の株式市場が暴落した」
なんて書かれていました。社会主義国でそんなことがあるわけないので、
もしかすると、台湾の国民党が中国大陸を回復して資本主義に戻したのかもしれません。

駅へ行くと、自動改札機ばかりなのは予想通りでした。でも切符の自動販売機がずいぶん減っています。切符を買うのが不便なので、みんな定期券を使って機械にかざしているようでした。また案内表示に、英語と朝鮮語と中国語が増えていました。
新宿へ出て道に迷ったので、「地下鉄の駅はどこですか?」と聞いてみると、「地下鉄の何線だ?」と聞き返されました。
地下鉄が3路線にも増えていました。(丸の内線 → 都営新宿線、都営大江戸線)。さらに今年は、もう1路線できたそうです。(副都心線)

新宿の街中では、携帯電話を売る店があって、ピンクレディーの『UFO』を宣伝に流していました。(注:2008年、実話)
またカラオケを専門にやらせる店もできています。そこで女の子たちが、ピンクレディーを、実際に歌って踊っていました。
ところで今年は、キャンディーズのフィルムだけでのコンサートがあったそうです。
でもお客さんは、オジさんばっかりでした。キャンディーズのファンといえば、大学生のお兄さんたちと決まっています。オジさんのくせにキャンディーズのファンだなんて、おかしいと思いました。

街の様子が大きく変わってはいないので、東京大空襲も、関東大震災も、核戦争も起こらなかったようです。ノストラダムスの大予言も外れたみたいです。
ところで、僕が今書いているこれは、「インターネット」というものらしいです。
核戦争が起こっても、ネットワークを維持するために作られたシステムだそうです。
それが各家庭にまでこれほど普及しているとは、きっと東西冷戦が続いていて、核戦争の危機感が強いのだと思います。

結局日本は、この30年間、あんまり変わらなかったんだなあ、と思いました。
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カルボーネン法 最適心拍数

2008-12-02 | 人体・科学
有酸素運動をするときに、その人にとって最適な心拍数(1分間当たり)というのをどうやって求めたらよいでしょうか?
目標心拍数、英語では Target Heart Rate というのか、メモメモ。

まーくが以前から知っていたのは、以下の算出法。

まず、220からその人の年齢を引きます。これが、その人にとっての最大心拍数
運動中に心拍数をここまで上げるのは危険、という基準です。

そしてその最大心拍数に、0.6~0.7をかけます。一応0.6としておこうか。
これで、有酸素運動として相応しい心拍数が求められます。
結局、年齢を Y と置けば、

(220-Y)×0.6 = 132-0.6Y

くらいが、安全に有酸素運動を続けられる心拍数、ということになります。
エアロビクス・エクササイズでは、心拍数がこの程度を維持するように動き続けます。逆にこれより低くなると効果が下がるため、休憩中でも足を動かして、この程度の数字になるようにします。

また Y=20 なら目標心拍数は、120/1分間 になるので。
実際には、イントラの指示で運動中に、10秒間だけ、自分の脈拍を測ったりしました。
それが大体、20前後になっていれば、6倍して約120ということで、イントラも安心してレッスンを続けられたのでしょう。

ところが...。今回、
月刊『フィットネスジャーナル』[2008.12] に載っていた
 「有酸素運動は何を選ぶのがいい?」 
 “脂肪燃焼に効果的な適性心拍数の出し方”
によると。
まーくが覚えていたこの算出法は、ゼロトゥーピーク法(Zero to Peak Method)というやり方。

それに対して、新たにカルボーネン法(Karvonen Method)というのがあるらしい。
これは年齢(Y)だけではなく、その人の安静時心拍数(Z)も使う。
そりゃそうだ、なんでもかんでも同じ年齢なら同一扱いという方が不合理。
「個人差」が顕著なんだから。
厳密には、その人が朝起きた、じゃないな、目が覚めたけどまだ起きていない、布団・ベッドに横たわった状態での心拍数を測って Z と置きます。
(その説明で、『フィットネスジャーナル』には、
 >基礎体温を測るのと同じ要領で 
と書かれていました。...やっぱり読者の9割が女性の雑誌だけあるな。)

220 から Y を引いたものを最大心拍数(ここまで上げると危険!)とするのは同様。
ここで、
最大心拍数と、Zとを5分5分に内分する点を、目標心拍数にします。
数式で言えば、

{(220-Y)-Z}×0.5+Z = 110+0.5(Z-Y)

(注:いくつか調べてみると、ここで0.5ではなく、Zero to Peak法と同様、0.6を当てはめる考えもあるようです。)

というわけで、無難に今日の記事を終わらせるつもりだったんだけど、実際に数字を当てはめると、おかしな事になるな!

もし、20歳(Y=20)なら、Z=40でないと、両方法で得られる数字が一致しないぞ!
スポーツマン心臓でもない限り、安静時心拍数 40 っていうのは、非現実な話。

そういえば、『フィットネスジャーナル』本誌には、
年齢    : Y = 43 歳
安静時心拍数 : Z = 65 beat / min.
の人が数値例として載っていた。これだと、

ゼロtoピーク法(0.7をかける演算をすれば)123、
カルボーネン法なら 121

と、ほぼ等しい数字になる。
でもね、最初に読んだときどうにも不自然だったんだ。だって、『フィットネスジャーナル』の読者層からすれば、

年齢 43歳 って、いささか高すぎる設定・数値例 だろう!

そうか、そんな不自然な数値例を持ち出さないことには、両Methodで得られる数字が大きく乖離してしまう。そんな、大人の事情があったようです。

ちなみに俺が始めてスタジオ・エアロビクスのレッスンでZero to Peak法を使ったときは、Y=21 だった気が...。
ああ、ここ参照ね。F[2005.02.25]
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