オーダーリング、mamaringデザイナーのブログ

ブライダルジュエリーからママ達のおしゃれジュエリーまで、幅広く提案するママリングデザイナーのブログです。

子どもの成長って・・・

2015年10月28日 | 思う
すっかり秋らしくなりましたね。

ママたちにとって・・・秋といえば…  

運動会、遠足、文化祭、発表会など

子ども行事が目白押し!


お客様からも

「一昨日が子どもの運動会で、翌日には

子供たちはすっかり元気回復しているのに、

私がまだヘロヘロです・・・」


なんてメールを拝見して

「わかります~~~~!!」と大きくうなづいておりました。



子ども達の体力、本当に羨ましい・・・・。





我が家の子供たちは、中学2年と小学5年。


「反抗期 真っ盛り中2男子」 と 

「今が小2だったらねえ~ と思う5年男子」


彼らが赤ちゃんだった時、

睡眠も取れずにひたすら抱っこし続けていた あの頃

「いつになったら 手がかからなくなるのかしら・・・」と

遠い未来に 思いをはせた・・・私。



今。

まだまだ・・・、心配は多い日々ではあるのですが、

「見守る」しか出来ない事が多くなってきたなあ・・と

思うこの頃です。





長男は昨春中学に入って、てっきり野球少年になるのか思いきや

まさか・・・の「バドミントン部」




申し訳ないけれども、私の印象は「それって女子のスポーツ?」

そんな甘い所に息子の身を置いて 6年間ヌクヌクとされたら

スポイルされちゃう?なんて失礼な事を考えておりました。




ところが・・・・

男子バドミントンって、ハイスピードと持久力、集中力を問われる

過酷なスポーツだった・・・という事を知りました。

そしてこのバドミントン部、

学校で一番厳しい?と言われるスパルタ部だったのです・・・




まあとにかく・・・監督、怖い方・・・デス。

朝練のために5時半起きしてお弁当を作っている私ですが、

その朝練に1秒でも遅刻すると・・・「帰れ!オマエ、練習させない!」と

突っ返されるようで・・・(帰ってきました)

(早朝、1時間以上かけて来る生徒もいるのですが・・・汗)

でもお蔭様で、以後一度も遅刻が無くなりました。





髪型も今は、丸坊主のハゲ君です。

色々有ったようです。


先月のある日、いつも以上に疲れ切った様子で帰ってきて・・・

ご飯も食べず、お風呂にも入らず・・・固まったまま2時間。

その後、突然「お母さん! バリカン買って!!」って

「え~~~~?」


なんでも、先生からかなりのお叱りを受け・・・

頭丸めて お詫びしたいんだとか・・・・


いまどき、そんな事する時代なのかしら・・・と思いつつも

部員の殆どがハゲ君なので(笑)皆さん、色々大変なのね。



このスパルタ部、毎日毎日、本当によく練習しています。

特に運動能力がスゴイ、ポテンシャルの高い男子は

見当たらないのですが、さすが毎日毎日の厳しい練習のお蔭で

皆さん、めきめきと上達しているのが わかります。


1年生の最初の頃は、コートに立っている姿すら

頼りなげだったのに・・・。





それが・・・先月の区大会では、長男がシングルス優勝。 

チームも団体戦で優勝を決めました。

そして先週は 東京都のブロック大会に進出し

ここでもチームは団体戦準優勝 長男も個人戦で準優勝。


今は、来月の「都大会」に向けて 

勉強なんて一切しないで ひたすら練習中・・・





嗚呼! もう親が何を言ってもダメです。

「学生というのは勉強が本業なのよ」なんて言っても

聞く耳なんてありません。

家中の壁が シャトルに当たって凹みだらけになっても、

天井がラケットの素振りで キズだらけになっても

知らん顔・・・

(リフォーム代 覚悟してよ・・・)



本人は幸せでしょうね・・・・

きっと羽を打っている瞬間が楽しくて仕方ない。

ジャンプスマッシュが見事に決まった時の快感。

新しい技術を自分のものにしていく面白さ。

鬼監督がどんなに怖かろうが 自分のやりたい事なら我慢できる。

(いや、鬼監督を間違いなく尊敬している。

私も感謝がやみません・・・)




なんだか、もう私の出番など 無いのですよ。


この時期の成長って・・・こんな風なのかな・・。

家では 相変わらずだらしなくて・・・

そのくせ偉そうにしてくる中2病だけれど、


外では立派に戦っている・・・。


一人でコートに立つ孤独の個人戦、

自分の勝負がチーム成績を左右する団体戦、

どちらも凄いプレッシャーのはず。


試合前夜の息子はいつも眠れていない。

布団の中で 黙って何度も寝返りしているのを知っている。


負けたら「ハゲ」が待っている? 

監督の恫喝が待っている?

いやいや・・・そんな事は問題では無い・・・

これはやっぱり男の戦いなのである・・・

この1年半、ただただ、ひたすら 羽を追い続けてきた 

その集大成をぶつけ合うのである・・・。




母は・・・・何も言いません。(あ、言えません)



試合が始まって、静まり返ったコートの中に立っている姿が

1年半前は 小さくって なんだか情けなくて 見ているのが辛かった。


半年前は だいぶ上手くなって、

スピードのあるスマッシュも打てているのに

気持ちが勝ち急いで、ネットに引っかけてばかり。

ミスが続いて、頭から湯気だして

イライラしていた姿を覚えている・・・



でも今は・・・ 今は違う。

当初から背も20センチ伸びて・・・でも、そのせいだけじゃない。

なぜ そんなに冷静に堂々と落ち着き払って そこに立っていられるの?

表情一つ変えず淡々と打って、見事に拾って返して

ジャンプスマッシュ決めていく・・・。


ピンチが訪れると・・・ちょっと流れを止めて、深呼吸して

自分を取り戻すタイミングも身に着けている。


気付けば・・・・決勝戦へ・・。


嗚呼、 ものすごく成長していたんだな・・・


コートの中の息子が、とても誇らしく思い・・・


そして、なんだか遠くにも感じた。




試合が終わって息子とすれ違う・・・・

なんだか声をかけにくい。


ちょっとかしこまって「おめでとうございます。」と言おうかな・・・


と思いきや・・・いきなり・・・


「入賞出来たんだからiphone6 買ってよ!」って?

「なに言ってるの? 成績下がってスマフォも没収の身でしょ?!

 冗談じゃないわよ!! そんなの絶対ダメダメ!!」

「なんだよ~~~ !!  ケチ!!」



また、いつものアホ息子に戻っていた・・・(笑)



 
でも、もう・・彼は歩き始めているんだな・・・と思った。

私には「見守る」しか できない。


そして ただただ・・・ お弁当にギュウギュウとご飯を詰めたり

特大おにぎり必死に握って・・・


遠くから ハラハラドキドキ 見ている・・・だけ (笑)



  子どもの成長って・・・。   



  ・・・・・・・。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿