突然の「ドンッ」という爆音で目が覚める。
音のする方へ行くと、猫のはる君がふすまにアタックしている。
私は何度かこれを経験しているので、はる君が何を要求しているかはすぐに分かった。
はる君は夜はこたつで寝ている。
夜中にトイレに行くためにこたつから出たは良いが、戻りたいからこたつ布団をめくれということなのだ。
旦那さんは出入りできるようにあらかじめ布団の端を上げておけと言う。
そんな事をしたら冷気が入ってきて寒いじゃないか?
私の優しさは仇となって返ってきた。
夜中に起きてトイレに行くのは構わない。
(だいたい夜中にトイレに行くのはそう頻繁でもないし)
暖かくして寝てもらいたいから、何時でも布団をめくってあげる。
ただね、起こし方というものがあると思うのですよ。
枕元に来て「な〜ん」ペロペロ…ってするとか。
ふすまにドカッとアタックして起こすなんてバイオレンスなやり方はちょっと心臓に悪いので、もう少し優しく起こしてほしいなぁと思うわけです。