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君が送る風

最後の選択肢

来生たかおさんがご自身のオフィシャルウェブサイトでコメントを更新されました。
タイトルは「灰色の脳細胞のひとりごと」。

この「灰色の脳細胞」という言葉を目にした時エルキュール・ポアロが頭に浮かびました。来生さんもアガサ・クリスティをお読みになるのかしら?


コメントの主な内容はご自身の死生観についてでした。

日本男子の平均寿命まで自分はもうあと8年

藤井聡太氏のシニアになってからの活躍を見ることはできない(以前コンサートのMCでもお話されてました)

さらに安楽死について関心があると…

『プラン75』という映画を観たという話からの話題なので今すぐどうのという事ではなく、まだやりたい事があるとも話していたので…。
少しヒヤヒヤしましたが、まぁ歳を重ねたことでそんな事にも思いを馳せるようになったという事でしょうか😅


確かに日本の平均寿命は世界に比べても高い方ですが、必ずしもその全員が健康なわけではありません。また皆がみんな最期安らかに死ねるわけでもなく…。
でもできれば私も最期は眠るように逝けたら良いなぁ〜とは思います。

日本では安楽死の制度は認められていませんが、看取りを選択することができます。私も高齢施設に勤めている間に何人もの利用者さんを看取ってきましたが、皆さん最期はとても安らかで穏やかな表情をされていました。


この看取りの選択も、自分で選べる内に決めておいた方が良いというのが私が強く思うことです。

たいていの利用者さんは認知症などで自分で選択する能力を失っており、延命治療をするか積極的な治療はせず自然な形をとるか、その選択を家族に委ねるケースがほとんどでした。そこでもまた家族間で意見が分かれたり…色々ありました。


『世にも奇妙な物語』に『サブリミナル』というタイトルのお話があります。
突然お年寄りが自ら死を選ぶ事件が多発して、それは何故なのかをジャーナリストである主人公が謎を突き止めるというストーリーでした。

ネタバレになるので詳細は述べませんが、ゾッとするような理由でしたよ。でもリアルだなと思いました。


…と、何だか話が脱線してしまいましたね。

来生さんもどうか長くお元気で、精一杯お声を私たちに届けて欲しいと切に願います。



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