春は出会いだけでなく、別れの季節でもあります。私にも悲しい出来事がありました。それは、今までお付き合いしていた彼とお別れしたこと。昨日、情緒不安定で愛を欲していた私は、彼に「私のことどう思っているの?男女の愛?それとも友人としての愛?」と追及してしまったのです。
初め彼は、『ペトロさん、今はそれどころじゃないでしょ?君の今の状況が心配でしょうがないんだ。力になってあげたい。それだけでは駄目かな?』というのです。私は意を決して、「そういう事を聞きたいのではないの。私のことを女性として見ているの?そうでないの?」と尋ねました。すると、しぶしぶ彼は語り出しました。
『実は、いつ言い出そうか迷っていたのだけれど、僕の心は冷めてしまっている。何故なら、君は物事に対して、人生に対して逃げてばかりじゃないか!!』と言うのです。私は彼がそんな事を考えていたなんて思いもしませんでしたから、びっくりしました。だって、母の結核の入院の件で、いっぱいいっぱいで、精神的にまいっている私が人生に立ち向かっていない。そのような人に魅力を感じることが出来ないと言うのです。彼は、続けました。『ダイエットの件だって、信仰面だって昔の君は情熱に溢れていたのに、今は逃げ腰で本気で頑張っていない。それに気づいてから気持ちが冷めていってしまったんだ。』だそうです。
私は、「ごめんなさい。今のこの状況で今以上に頑張ることは出来ない。ありのままの私を愛することは出来ないの?」と尋ねました。すると『僕はそんなに人間が出来ていない。もし、そのような事を求めるならば、別の良い人を探して欲しい。』とまで言われてしまいました。
私のことが心配で心配でたまらなかった彼。毎日、必ず電話をくれて、私のことを気遣ってくれていたけれど、女性として意識されていないなというのは薄々感じていたのです。同じ信仰者として、友人として心から心配してくれていたのでした。けれども、私はアガペの愛ではなく、エロスの愛を求めていました。だから、心が食い違ってしまったようです。そして、私達は離れることになりました。
初めてのデートでカラオケ店で私が歌った歌。<赤いスイートピー>は、彼に対する私の心そのままを歌いあげていました。春によく歌われる歌。今日も車のラジオで流れていました。心が平静に戻った私は、よりを戻すべく、再度彼に電話をかけました。そして、「恋人としてでなく、友人として深い交流をもつことは出来ませんか?」と尋ねました。彼は、『ペトロさん、それは無理だよ。』と暗い声を出して拒絶されてしまいました。私は決定的にフラれた訳です。お互い、『頑張ってね。』「〇〇さんも頑張ってね。」と言って最後のさよならをしました。
松田聖子の<赤いスイートピー>の曲は、私にとって忘れられない切ない一曲として、私の人生の中に刻まれたのでした。
春の桜の季節にこのような別れがあるとは、私も思いもしませんでした。でも、不思議と涙が出てきません。どうしてでしょう。涙よりも怒りがこみ上げてくるのです。私は彼の全てを受け入れてきました。長所も欠点も全てを!彼がそれが出来ないのは、私にそれだけの魅力が無いからなのかもしれませんね。今後もピンク色に染まって、女子力アップに励みます。そして彼が私を振ったことを後悔させてやるんだから!(^_-)-☆
「恋は盲目」「愛はすべてを許す」と言いますから、欠点も受け入れて一緒に生きようとならない彼氏さんは・・
ペトロさんと違う状況ですが、以前、わたしが言われて辛かったのは「僕を思ってくれている君の気持ちより、僕が君を思う気持ちの方が強い」つまり、わたしの愛より彼の愛の方が強いと言われたこと。
わたしの愛が足りないって。
そんなことないと言っても信じてくれず、結局悲しい終わり方をしました。
他の人には、わからない気持ちだと思います。
けれども、ぺトロ様には、信仰があります。
神様は、きっと誠の愛へと、導いてくださると思います。
今は、ただ、ぺトロ様の、お幸せを、お祈りいたします。
神が救くおうとしたのは、醜い心、
過ちを冒した人間、
神は、醜さも、過ちは何なのかを、
心の中に持ち合わせていました。
エロスから導かれた、愛と、
アガベだけの信仰では食い違います。
もう一度、語る機会を持ち、
心にあるエロスを説き、心の中の思いを、
ペトロさんの心がカラになるほど、伝え、
それが通じなかったその悔しさを、
「何故」と神に訴えたなら、
神は、きっと、
あなたに力を与えてくれるのではないでしょうか。
スイトピーは、新しい門出を祝う花ですよ!
あなたの門出です。
色々なことが重なり大変かと思いますが良い出会いが訪れるよう祈ってます。