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高校生の息子とともに自分も成長出来たらなぁと願いを込めて★病気とも付き合いながら★

現実は…。

2012-09-03 19:55:36 | 看護の仕事
自分が寝たきりだった時期も、今でも体調不良の時には、38歳にもなって両親に頼ることや世話になること多し。
だから、治療をして痛みが軽減して、再就職まで出来たら、今度は本気で両親には恩返しがしたいなぁと思ってます。
なので母にはいつも
『ヨレヨレになったら面倒見るからね』と話しているが、笑って流される感じがちょっと悔しい。
弱々しいあなたには無理でしょ?的な雰囲気が伝わってくるんだよね。
でも、ちゃんと面倒見るから。

そうは言っても、職場では現実の世界が鮮明に見えるから、胸が苦しくなることもありますね。
病院で働いていた頃は、介護の現場ってものを全然知らなかった私です。

病院に入院して身体状況が変化する人もいる。
入院前は、自宅で普通に生活で来ていた人も、ある程度の高齢の方って体調の変化で寝たきりになったり、歩けなくなったりって簡単になっちゃうんです。

総合病院の看護師をしてると、入院中は、患者さんが動けなくなったりしてもキチンと手厚く面倒見れても、継続医療って他の病院にお願いしちゃうから、病状が改善したら、患者さんが歩けなくなってしまったことなんて関係なくなってしまう。次の患者さんを看ないといけないから。

病気自体は良くなったんだから、退院して下さいって言うしかない。
てか、それが当たり前になっていて、その後の生活ってものを考えていなかった。
患者さんや支える家族にとってみれば、退院後が大変なのに。

総合病院の看護師は、病院にいるMSWさんに相談しながら、その後は自宅で訪問看護を利用するとか療養型病院に転院するとかの方向で、紹介までしてその後の生活を深く考える機会がないから、今回、ディサービスで働く機会が持てたことで、介護の現場をほんの少し知ることが出来ている。

もともと職場のディサービスを利用していた方が、2か月前くらいに自宅で転倒して骨折してしまったということがあった。
ディサービスは、しばらく休んでいたけれど、面倒を見ていた家族がいろいろと介護のコトで揉めたりして、1ヶ月後にディサービス利用を復活した時には、キーパーソンが変更となっていたってコトがあった。

高齢者は、介護という面で家族間にもいろいろと柵があり、ちょっとした骨折などでも生活がガラッと変わってしまうことになる。

誰がキーパーソンとなって介護していくかとかそういう家族間の問題は、介護資源の利用などの問題以前に厄介だと思いますね。

いずれは、自分だって経験していくことだし、環境を整えていくことも大切だと感じるのです。

★今日のお弁当です。今日から息子は学校開始でした★


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