灼熱の大地より・・「今、インドで起こっていること」

2009年03月12日 04時25分27秒 | 海外、中国。韓国がらみ記事
☆通信

インド支部・M支部長より

『2月17日に一時帰国してまいりました。
帰国前の日曜日、文教都市プネーで開催したセミナーでは、200km離れたオーランガバードから5名の青年たちが泊りがけで運営を手伝いに来てくれました。先月23日のセミナーで入会したばかりの若者もその中に加わっています。

このときのセミナーでは、130名の方が入会されましたが、最後に入会申込書を持って出てこられた初老の紳士は、会場となったホテルの支配人でした。セミナーの様子をうかがっていて、とても興味を持たれたそうです。

1月11日の今年最初のセミナーから5週間で、新入会者は1,512名になりました。
この間に開催したセミナーは16回。参加者数は、場所によって20名のことから300名以上のときまでさまざまでしたが、平均すれば百数十名です。
宣伝・広告を打ったことは一度もありません。すべて信者さんが個別にお誘いしてくださいました。

どんなセミナーでも、私は必ず冒頭で「仏陀再誕」の事実と、その霊的な名前spiritual nameがエル・カンターレであることを言い切ることにしています。
一度、セミナー終了後に、「仏陀が生まれ変わるはずがない」という抗議をいただいたので、それ以降は機先を制して、「皆さんは、仏陀が生まれ変わるはずがないと思いますか?
これほど地上の人々が数多く苦しんでいるのに、仏陀が一人涅槃で幸せにしていると本当にそう思いますか?」と真剣に問いかけることにしています。この問いには、多くの方が「ネイ、ネイ(そんなことはない)」と答えてくださいます。

そして、「その再誕の仏陀の教えは…」ということで、「許し」や「愛について」、「天国と地獄」などのトピックを状況に応じて取り上げています。
いかにわかりやすく伝え、相手の興味関心を引き、仏性に訴えるかが勝負なので、参加者のレベルや会場の状況に応じてパワーポイントを使ったり、映画「永遠の法」の抜粋を見ていただいたりして工夫しています。

さらに、必ず結論として申し上げているのは、「すべての世界宗教は至高神エル・カンターレによって導かれてきたこと」、「そのエル・カンターレが今地上に降り、全人類救済のために新たな教えを説いていること」、「世界にはまだ数多くの戦争や憎しみがあるが、この教えを受け入れることにより、私たちはあらゆる違いを乗り超えて一つになれる」ということです。
宗教紛争やテロの実態を改めて自分たちの問題として考えていただくために、戦争やテロで傷ついた人々の写真や昨年のムンバイのテロで燃え上がるタージホテルの写真などをお見せすることもあります。

参加者の大部分はもちろん未信者の方々ですが、私は最後にいつもともに「伝道」に立ち上がることを呼びかけ、「ユートピアの建設」の使命に訴えて締めくくります。長い歴史の中で、常に宗教の違いによって憎みあい、傷つけあってきたこの国の人々にとって、真理を伝え広めることが本当に急務であると感じるからです。

幸いなことに、ひとつのセミナーが終わると、たいてい何人かの参加者から「私も伝道に参加したい。うちでもセミナーをやってもらえないか」というオファーをいただき、スケジュールが次々と埋まっていっています。
ジャイナ教徒や、イスラム教徒を対象としたセミナーも、近く開催される予定です。
また、3月には、太陽神スーリヤを祀る巨大寺院が残る東インドのオリッサ州に、4月にはクリスチャンの多く住む南インドのゴアに、そして5月にはかつて激戦地となったミャンマーとの国境の町インパールに、それぞれ招かれる予定です。

求められる伝道速度を考えれば、一ヶ所にとどまってじっくりと養成をはかるよりも、この広い国土にひとつでも多く「点」を打っていくことの方が大切だと、私はそう考えています。

灼熱の大地を割って、この国に地湧の菩薩が現れる日はごく近い!

そう信じて、決意を新たに、真夏のムンバイに今日戻ります。』
(香港にて)

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