灼熱の大地より「スラムでのチャリティ」

2009年03月12日 04時19分54秒 | 海外、中国。韓国がらみ記事
☆通信

インド支部・M支部長より

『皆様の真心からのご支援により、去る11日、ゴールデン・パークとインドラ・コロニーというデリーの二ヶ所のスラムで、古着のチャリティを行わせていただきました。
日本から届いた衣類は46箱にも及び、インドの信者の方々も感謝の念いで胸を熱くしておられました。

スラムでのチャリティには、一定の危険も伴います。
かつて、支援物資に人々が殺到して収拾がつかなくなり、子供が踏み潰されて亡くなったなどという話もあり、事前の打ち合わせでは「警護のために警察を呼んだ方がいいのではないか」という意見も出されました。

けれども、この二つのスラムでは、リーダーの方々の統率力が優れており、危惧されたような混乱は起こりませんでした。
孤児や母子家庭、寡婦、障害者、病人、一人暮らしのお年寄りなど、本当に援助を必要としている方々のリスト約千百名分を事前にきちんと用意してくださり、そのリストにしたがって皆様からのご支援を一人ひとりに確実に手渡すことができました。
当日の様子は、地元紙でも報道され、ハッピーサイエンスの名前を知らしめることができたのも思わぬ朗報でした。

本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

私たちのチャリティの目的は、もちろん、単に物資を提供することではありません。
チャリティを機縁として、主の降臨とそのメッセージを人々にどこまでも知らしめ、魂の救済を推し進めることこそ、その本質です。

今回は、まず、主のお顔だけでも覚えていただこうということで、チャリティの会場となった広場には、いたるところに主のポスターを掲示しました。

そして、チャリティに先立って、かつて仏陀が決してカーストによって人々を差別せず、平等に教えを説かれたこと、その仏陀が今東の国・日本に生まれ変わり、新しい教えを説いていること、その教えは「どんな環境にあっても人は幸せになれる」という教えであり、あなたも主の教えを信じ、実践し、祈れば必ず幸せになれるということ、来世の天国・地獄を決めるのは生まれや名前や職業ではなく、生きていたときの思いと行いのみであるから、まず心の中に天国を創り、そしてこのコロニーにともに天国を広げていこう、と話しました。

彼らの多くは読み書きができませんが、仏陀の話は誰もが知っています。
ですから、「かつての仏陀が日本に再誕されている」という話には多くの方が興味を示し、真剣に話を聞いてくださいました。

このスラムでの活動は、今後も継続していくつもりです。
今回、企画の中心になってくれたムケッシュさんとマヘンドラさんが、今後、月二回ここを訪問し、人々と共に祈り、真理の話をして、伝道・養成を続けることに意欲を燃やしてくださっているからです。

日本の豊かな生活からはまったく想像できないような環境の中に生まれ、生きのび、そして今、真理に出会って幸せになっていこうとしている方々がいるということを、どうか心の片隅にとどめ、ときに祈っていただけたら幸いです。』

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