「ずっと夢のなかだったらいいのにね」(本文より)
作品名「Day Dream」
作者:紅恋猫ろみ様
ある町にいっぴきのムウマがいた。
そのムウマはいたずら好きで、人騒がせなことばかりして楽しんでいるのだけれど、そんなことだけしている毎日をどこかむなしくも感じていた。
そんなある日、ムウマはひとりの女の子に出遭う。
病院のベッドにいたその女の子は、誰よりも真っ白で、ぼうっとした顔をしていたから、ムウマのいたずら心をかき立てた。けれど、女の子の目の前に突然現われて「ばあ!」と驚かせても、ほとんど無反応。うつろな表情の女の子は、自分はからだが弱いから、あなたとは遊んであげられないの、と言った。そして、
「夢の中なら、自由なんだけどな」とも。
‘夢の中’ ゴーストポケモンのムウマにとって、それは願ったりのこと。その夜、皆が寝静まった病院。おだやかな寝息を立てている女の子の傍に再び現われたムウマは、少女の夢の中へと入っていく――
現実と夢。二つの世界を行き来するムウマと女の子。
二人にとって、確かな世界だったのは。
おまけ① おまけ②
作品名「Day Dream」
作者:紅恋猫ろみ様
ある町にいっぴきのムウマがいた。
そのムウマはいたずら好きで、人騒がせなことばかりして楽しんでいるのだけれど、そんなことだけしている毎日をどこかむなしくも感じていた。
そんなある日、ムウマはひとりの女の子に出遭う。
病院のベッドにいたその女の子は、誰よりも真っ白で、ぼうっとした顔をしていたから、ムウマのいたずら心をかき立てた。けれど、女の子の目の前に突然現われて「ばあ!」と驚かせても、ほとんど無反応。うつろな表情の女の子は、自分はからだが弱いから、あなたとは遊んであげられないの、と言った。そして、
「夢の中なら、自由なんだけどな」とも。
‘夢の中’ ゴーストポケモンのムウマにとって、それは願ったりのこと。その夜、皆が寝静まった病院。おだやかな寝息を立てている女の子の傍に再び現われたムウマは、少女の夢の中へと入っていく――
現実と夢。二つの世界を行き来するムウマと女の子。
二人にとって、確かな世界だったのは。
おまけ① おまけ②
拙作『Day Dream』を読んでいただき、さらにこういった場でご紹介いただき、ありがとうございます。
しかもそれだけではなくて、ていねいな考察や、ムユウとムウマのイラストまで……。
嬉しくて嬉しくて、この嬉しさを表現できるだけの言葉がありません。
私はあまり、自分の作品についてのあれこれを作品の外では語れない人間ですので、
まんねんろうさんが見られた、感じられた『Day Dream』のすがたをこうして拝見させていただくのは、
とても興味深く、おもしろく、新鮮なものでした。
そして。
「大きな希望」を感じてもらえてよかった、と。
こう、はっきりと思いました。
本当に、ありがとうございました。
ご返信くださり、ありがとうございます!
記事を読んで頂けて、嬉しいです。そして顔から火が出そうです(><)びっくり。
絵は喜んでいただけたなら何よりです。「うちの子をご自由に~」などに入っていない作品、キャラクターなので、もし作者さんが見たら怒るかな?と思いながらも、止められず描いてしまったムユウとムウマです。確信犯でした。(実はパン屋のおじさんとムウマの絵もあったりします)
考察の方も、しようかどうしようか悩んだのですが、やっぱり止まりませんでした。言葉足らず、考え足らずだと思いながらも、これ以上延ばしても仕方ない、アップしちゃえー、とあげてしてしまった直後に、返信を頂き、さっきまで右往左往してました。本当に恥ずかしいですorz
生みの苦しみやエネルギーを感じ取った上で紹介しよう、解釈感想は十人十色だから形容的な表現は控えよう、と心掛けてはいるものの、良い作品を前にするとファンでありたい気持ちが勝ってしまいます。
今回はそれが顕著に出てしまい、しかも紅恋猫ろみ様からご返信まで頂き、嬉しさも恥ずかしさも最高潮です。
(ほとんどの)マサポケの方には秘密でひそひそ紹介しているつもりだったのですが、どうやらモロバレの様です。
これからも作品紹介させていただくかと思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m