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イロドリ*コトゴト

京都でお芝居をしている何色何番(ナニイロナンバー)の片割れ、たかつかなのひとりごと。確実にひとりごと。

2008-01-22 17:03:53 | Weblog
あたしの体はほとんど水分らしい。
だからだろうか、眠ると水の音が聞こえる。
満ちている音、揺れている音。
心地よくて、いつまでも続く音。


切り裂いて全部表に流してしまいたい。


あたしの心はひどく混乱しやすい。
独自のテンポが人様よりもかなり遅いらしい。
そしてそれに気づけてしまうから性質が悪い。
合わせようと必死になる。
合わせられもしないことは分かっていても。


全部無視して薄く笑えたらいいのに。





一生眠ってしまいたい。
ずっと心地よい水の音が聞きたい。




心を流せばできるかもしれない。
それとも身を流せば。


極端なことは思い描くだけ、で。
実際はできやしない、口にも出せない。


どんなに描いても考えても、たとえおしゃべりしたとしても。

この口から出る言葉はすべて嘘です。



嘘が嫌いだから黙るしかない。






この口は水を飲むためだけに在るんです。
嘘を吐くためではなく。






いらない。











あたしはいつだってそうだ。
目に見えるからって触れてしまう。
触れてしまったからと言って水をやる。
育ったものは大きすぎてフレームアウト。
そしてあたしは止まってしまう。
まだ水をあげるのか。
もう水をやらないか。
あたしはほんの一歩のことで悩む。
その時間はあたしにとってとても永遠。
日常に永遠は溶け込めません。
流れるの、時間は、ずっと流れていくの。
あたしの永遠なんか無視して。

あたしは大事にしたいから永遠を見つめるのに、流れる時間に押されて、結局は手放す。
どちらとも選ばないままに。

一番よくない選択肢を選んでいる。











どうせならあたしの水分も流れてしまえばいいのに。





なににも触れたくない。

あたしが水になればいい。

なにも見なくて済むように。

触れたくならないように。












こんな体も心もいらない。







いらない。






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