日ぐらし。

日記やら思ってる事やら適当に綴ってマス。

Bonjourとか言ってらんないParis!23 ~11日目~

2010年12月09日 | 旅行
●深夜:SDG空港(出発フロア)●

00:30を少し過ぎた頃隣にいたツアコンの方がJALのチケットが取れたと話していた。
添乗員さんに話を聞くと振替手続きが出来たそうな。
しかも私が貰っていたチケットは振替ではなくJALに残ってたエールフランスの席を新たに与えられたものと判明し「もしかすると今ならJALの便に変えてもらえるかもよ」と言ってくれたのでJALのカウンターへ急ぐ
JALのカウンターの人に早い便に変えてと頼むと「わかりました」と快く受け付けてくれるも、生憎タッチの差で残席がなくなっていた…
申し訳なさそうに「かなり厳しいとは思いますが明日朝キャンセル待ちの手続きを行ってみて下さい」と言われる。


02:00空港職員から青いブランケット・目隠し・耳栓等が入ったものが配られました。
助かる
ビニールは暖かいんだけど、自分の熱と汗の自然蒸発でびっしょりになっちゃうんだよね(それでもないよりは120%マシ)

        

ついでに周りの惨状をパチリ こんな感じになっとります




●朝:SDG空港(出発フロア)●

朝になりました

     今日は憎たらしいくらいの晴天

そして08:00
一縷の望みをかけてJALのカウンターに向かうも、朝だというのに凄い人だかりが出来ている
そしてキャンセル待ちの話をすると「大変申し訳ないのですがそれどころではない状況ですので、チケットをお持ちのお客様はその便に搭乗して下さい」「たとえ待たれたとしてもキャンセルはないと思いますので、お客様に期待を持たせるだけになってしまいます」と。
話が違うぞと思うもこのカウンターの現状を見てると確かに不可能そうだったので諦める

そしてそのままエールフランスのカウンターにチェックイン手続きをしに行く

「どこカウンターへ行け」「あっちのカウンターだ」なんて色々回された挙句、一番最初に並んでいた長蛇の列に並びなおし

やっとカウンターに辿り着き、手続きをしようとすると何か聞かれるも何を言われたんだか私には分からない…
オロオロしていると、隣で手続きしていた日本人の会社員さんが「昨日何か他のものを貰わなかったかって言ってるよ。何か貰ったかい」と教えてくれた。
そんなものは貰ってないJALの人が手書きで書いたこれだけだと伝えると、会社員の方が通訳して伝えてくれた。
カウンターのお姉さんがだんだん硬くなっていく表情。
おいおい…  やめてくれよ…
会社員の方も「書いてくれた横にその人のサインとかを貰っとくべきだったね~。自分で書いただろって言われたらお終いだからね~」と怖い言葉を笑いながら放ってくれる
確かにその通りだが、そんな所まで頭が回らなかった…

ドキドキしながら待っていると、無事搭乗券を発行してくれた

ほっとしながら渡された搭乗券を見ると、なんと座席NOが書かれるべき場所に謎のアルファベットが書かれている
なんだこれは??こんな事があるのか???

隣の会社員にまた通訳を頼むと「席はありますが、シートNOは搭乗口で貰って下さい。だってさ。確認もしたから大丈夫。ちゃんと乗れるみたいだよ」「荷物の事も聞いたけど、一緒の便に載せてくれるって」と

ありがたいー
言葉が通じるって素晴らしいことだね 本当に言葉って大事だわ~
お礼を言って、もう空港を見回る気力もない私はそのまま出国ゲートへ



●昼:SDG空港(出国ゲート内)●

    

現在時刻は11:30。カウンター周辺は人がたくさんいるのに、出国ゲートは恐ろしい程ガラガラ。
パスポートを差し出すと昨日押された出国・入国スタンプを見て怪訝な顔をされる
「私のせいじゃないやぃ」と睨み返すと、何も言わずに出国スタンプを押してくれた。

二度目のモノレール。二度目の手荷物検査。二度目のデューティフリー。

シートNOがない事が気になりすぎて早々にゲートに行く

ゲートの周りで待っていた搭乗者に聞くと皆座席か書かれた搭乗券を手にしている。
一体何が違って私の搭乗券には座席が書かれていないのだろうか…


やっと搭乗ゲートのカウンターに係員が来たので、チケットを見せると「まだ待ってて。後10分したら来て」「乗れるから大丈夫して」と言われた。
君達の大丈夫は信用ならんのだよ

15分後。再度行くと「もっと待ってて」と。
出たよ。お決まりの時間守らない人達 10分きっかりじゃ無理だと思って15分待ったけどそれでもダメだったか

そうこうしているうちにフライトタイムが13:30→14:30に変更になる
これも遅れるのね…。帰れれば遅れたっていいけど。。。


待つこと数十分。カウンター上のTVにこんな案内が出てきた↓↓
    

これならいいだろうとカウンターに行く。
カウンターの周りに集まった人は皆アルファベットが書かれたチケットを持っていた。
こんなにもいたのね~と安心しつつチケットを見せたら「まだ待ってて」と断れる
TVに来いと書いてあるではないかなのに何故まだ待てと
隣では同じくアルファベットの羅列されたチケットを持ってる人達が座席NOの書かれてるチケットに変えてもらってるのにどうして????

少しずつTV画面の名前が消えていっている
画面に名前のある人は乗れるから大丈夫だよと発券手続きを行ってないエアーフランスの係員は言う。

横にいた女の子達は「発券してもらう時に乗れるか分からないけど、とりあえず行けって言われてこのチケットを渡されたんですよ」とアルファベットの書かれたチケット(私のアルファベットとは違う羅列)を見せてくれた。
彼女たちも画面上に名前は載っているらしい。。。。

これは嫌な予感がしないか…
色んな人が大丈夫、大丈夫って行ってたけど、大丈夫なんて言葉に信用ができなくなっているよ

もう一度カウンターに行くと4度目の正直でNO入りのチケットに交換してくれた
よかった
どうやら本当に乗れそうだ本当によかった

一安心と思っていたら「機材の都合でご案内が遅れます」とアナウンスが
ここまでくると「もう次は何だ…??」と思ってしまうわ…

14:00とりあえず機内への搭乗手続きが始まる。



●昼過ぎ:SDG空港(機体内)●

搭乗手続きも慌しく行われる。
機内で先程乗れるか分からないと言っていた2人組みを発見。よかったよかった
お隣さんは夫婦で旅行にきた日本人の方。やっぱり昨日乗る予定が今日になってしまったとの事で話をしながら離陸を待つ。

ふと入り口付近を見るとどうやらダブルブッキングしている席があったらしく、何やらザワついている。
おいおい、ここまで来て…
もし、私の座ってるこの席がダブルブッキングしてますって言われても動きませんからね

15:00を回りました
ダブルブッキング騒動も無事納まり(どう決着がついた事やら)人は乗り込んだのに、荷物が積め終わってないとかでまだ動いてません。
荷積めに30分、機体についた氷を溶かす除氷作業に20分かかるらしいです

フライトは何時だって言いましたっけ??

    

16:10 やっとテイクオフです。

遅れること26時間と20分。
今度こそパリよさらば


     おまけ。機内食。

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