一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

命まで取られる訳でも無し

2015-08-05 03:40:52 | つぶやき

こんなに自分を追いつめた事は今までにないから、戸惑ってばかりいる。

吐き気が止まらない。
動きを久々に止めた今日は想像以上に落ち着かず、身体がガタガタ震えた。
最後の試合が近づく事に震えがくる。
最後の試合が終わってしまう事にどうしようもなく震えがくる。

武者震いなのか、自分が100%の力を発揮出来るかどうかへの不安なのか
分からないけれど震えが出て、気が付けば押し黙って考え込んでる。
そして吐き気に苛まれている。


イメージをしてる。
両方のイメージを。

いつも最悪のイメージを想定する自分としては珍しく、
最高と最悪の両方をイメージしてる。


思い切りアドレナリンを解放し、
積もり積もった僕の思いを、6球と言わず最初の一撃に全て込めて
全身がねじり切れようとも構わずに振り放つ。
通用しない筈がない。
芯を食わない筈もない。
狙いを外すような半端な修業を積んだ覚えもない。

頭の中から言葉も理性も吹き飛ばして
誰に構う事もなく全開で、見苦しいのを突き抜けて
暴れ尽くしてやればいいんだ、俺が俺の為にやってきた集大成だろうが。
もう我慢する事はないんだ、あそこでは、あのフィールドでは
何の遠慮も要らないんだから。


最悪のイメージなど、振れずに終わるイメージなど、あり得る筈もないだろうが。
三重での失態は二度は許さんと自分で決めた筈だ、忘れもしないあの情けなさの極みを。

身体の事も、他の人間の事も、あのフィールドでは何も考えなくていい。

ただ野生と衝動に任せていればいい、
この身体が、親から貰ったこの肉体が、
何万回何十万回と繰り返し練り上げたスイングを忘れる訳がない。


4月、5月、6月の試合で、僕は確実に強さを身に付けた。
段階的に結果を上積みして来た筈だ。
その自分を信じてやらねば、誰が信じるんだ、誰が誰の為に戦うんだ、
馬鹿じゃないのか、しっかりしやがれ、吐いてる場合でも震えてる場合でもない。


多くの人は、最後の戦いを「お祭り」だと言う。

そうだと思う。僕自身も。

だけど、勝手な話だけど、抱え込んだものが大きすぎる。
僕が勝手に抱えたものだけど、だけどそれを手放す訳にはいかん。

全部飲みこんで、行く。
全部全部全部抱え込んで背負い込んで行きたい。
そうじゃないと、僕は強くなれない。
強くなりたい、今この舞台を前に、誰よりも強くなりたいから。


命まで取られる訳でも無し、というのはある人の口癖だけど

僕はこの戦い、命を取られたとしても勝者になりたい。


そうでなくては「楽しく」ないんだ。














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