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学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

算数の習い方が、数学の好き嫌いを決め、人生の方向性を左右する

2022-04-14 21:50:00 | 日記



こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、数学の好き嫌いについて書きます。

算数の習い方次第で、
人生の進路は決まると思いませんか?

❤︎整数の覚え方

「男の子と女の子がたくさんいます。
男の子が多いか?
女の子が多いか?
それとも同数か?
を人数を数えないで答えてください。」
という質問です。

答えは、
男の子と女の子が一人ずつ手をつないでもらえればわかります。

余った方が多く、
余った人がいなければ同数だからです。

❤︎"1対1の対応"

この発想は"1対1の対応"と言われ、
整数の概念が生まれる前は、
トークンと呼ばれる粘土細工によって
物品の管理に用いられていました。

この"1対1の対応"は、
数の概念や
数学の集合の基礎として
重要な働きをしています。

❤︎算数が伸びない

「うちの子どもは、
小学校の入学前から数字をよく覚えていて、
50ぐらいまでスラスラ言えましたが、
それがどうも伸びなくて……」

❤︎間違った整数の習い方

単に「イチ、ニ、サン、シ……」と
鳥のオウムに暗唱させるように習い、
50ぐらいまで言葉を覚ぼえていただけです。

本来ならば、
同じ3ならば、
3人、3枚、3個というものは、
"1対1の対応"を考えて、
3という抽象的な数を理解できる例を
一緒に示す必要があります。

それを省略して
習っていたために、
お子さんは整数に関して、
強い苦手意識をもってしまいました。

❤︎"九九"も同じ

7×4=28の「シチシニジュウハチ」は、
7+7+7+7=28を示した後に、
暗記させるものです。

ところが、
7×4=28のような意味を理解する前に
九九を全部暗唱するように習います。

確かに
"九九"の暗記は大切ですが、
"九九"を導く式の理解を省略して覚えることに問題があります。

❤︎"比と割合"の意味を理解していない

また、
算数の教育で最も重要と考える"比と割合"
すなわち"%"の概念の教育では、

「基準とする対象を1あるいは100%とすると、
比べられる対象はどのくらいになるか」
という理解がまず大切です。

そのような理解を省略して、
それらの関係式の暗記だけの教育が
広まっています。

❤︎暗記だけでは手も足も出ない

暗記だけの学びは、
忘れるのが早く、
一旦忘れると
手も足も出ません。

❤︎意味を知っていると式が作れる

一方、
意味を理解してれば、
公式を忘れたとしても、
自分で式を作れたり、
答を導き出せたりします。

そして、
それが真の数学力、思考力です。

❤︎算数の習い方で将来が決まる

大袈裟かもしれませんが、
子どもの将来の方向は、
保護者を含む小学算数の習い方で決まります。

なぜ、将来の方向かと言うと、
数学は、論理的な思考力を育てます。
そして、そこから、判断力や創造力に発展していくからで、
今、社会で必要とされている能力だからです。

❤︎数学嫌いが生まれる原因

数学嫌いは、
もちろん本人の努力もありますが、
3つの原因があると思います。

❶理解を無視した算数の暗記(パターン)教育による
❷結果にこだわる育て方による
❸「数学は役に立たない」との思い込みよる

また、
具体的の指導としては、
中学数学で、
作図文や証明文の指導も減少しています。

❤︎まとめ。算数の習い方が、数学の好き嫌いを決め、将来の方向性を左右する

算数は理解することが大切です。
暗記やパターン中心の習い方では、本当の思考力が育ちません。
結果にこだわる風潮は、プロセスの楽しさを体験できません。
数学が役に立たないという思い込みは、数学への興味を弱めます。
これでは、
数学がわからなくなり嫌いになるのは当然です。
そして、将来の方向性も狭めてしまいます。
"1対1の対応"から始まる算数の学びを大切にしていきたいですね。


日本一の読書家に育てれば、日本一の学力がつく

2022-04-13 14:43:00 | 日記



こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、読書について書きます。

❤︎「子どもが日本一の読書家に育てれば、日本一の学力がつくはず」

そう思いませんか。

❤︎読書離れは“想像の幅”を狭くする

社会が大きく変化しました。
テレビがあり、
ゲームがあり、
パソコンがあり、
スマホも加わりました。

刺激的でおもしろい情報があふれています。

子どもたちが本よりも、
おもしろくて、
わかりやすいものに
流されやすく、
周りにはそんな誘惑がいっぱいです。

そして、
これらの存在が、
情景を想像する力などの
子どもたちの“想像の幅”を
狭めてしまっているのも事実です。

❤︎親が「おもしろかった」とつぶやく

「もっとウサギについて知りたいと思ったな」
「本を読んで、考え方が変わったな」……
お母さんが本を読んで感じたことを、
子どもたちに伝えてください。

詳しい内容を言わなくても、
「あ〜、おもしろかった」と、
お母さんがつぶやくだけでもいいんです。

❤︎本を読むって、いいこと

その情熱は伝わります。

そうすると、
本を読むことって
いいことなんだなという空気が
家庭の中に作られていきます。

❤︎家読(うちどく)しよう

小さい頃から
絵本の読み聞かせをして、
本に親しみを持たせて、

小学校に上がると
親子で同じ本を読んで。
感想を話し合う家読(うちどく)をしましょう。

❤︎読む力と表現する力

絵本を読み聞かせした後に
話をするというのもいいですし、
同じ絵本や児童書をそれぞれ読んで
感想を言い合うというのもいいですね。

読む力を養うだけでなく、
感想を声に出して話すことで
表現力も養うことができます。

また、
親子のコミュニケーションも
増えてきますね。

❤︎読む力がつけば、自然と学力もついてくる

そして、
読むことが好きになり習慣化したら、
しめたものです!

いろいろな文を読むことで、
読む力がついていき、
自然と学力はついてきますね。

「日本一の読書家に育てば、
日本一の学力がつくはず」ですね。

❤︎まとめ。日本一の読書家に育てば、日本一の学力がつく

本を読んだら、
「あー、おもしろかった」とつぶやきましょう。
また、読み聞かせ、家読(うちどく)……
家庭に読書のいい環境で、
子どもを日本一の読書家に、
そして、
自分の好きなことについて、
日本一の学力を身につけましょう。


小学生低学年の四谷大塚"ジュニア予習シリーズ"はおもしろい

2022-04-12 12:52:00 | 日記



こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奥川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、小学生低学年の教材について書きます。

❤︎6月5日に全国統一小学生テスト

6月5日(日)に、
四谷大塚の全国統一小学生テストが実施されます。

四谷大塚NETフォーラム塾でも、
大阪上本町の近鉄文化サロンで、
全国統一小学生テストを行う予定です。

小学生低学年のお子さんたくさん受けます。
頑張ってほしいですね。

❤︎小学校低学年の教材は『ジュニア予習シリーズ』

四谷大塚ほ長い指導経験をもとに作られた
小学校低学年の"知能を育て、
学力の基礎を身につける"ための教材です。

『ジュニア予習シリーズ』は、
お子さまが楽しく取り組むうちに、
しっかり考える習慣が身につくよう
工夫されています。

❤︎小学生低学年にやっておくべきこと

知能が急速に発達し、
さまざまなものに対する興味が大きく広がってくるのが、
幼児から小学生の時期です。

その中でも、
小学校低学年は、
一生のうちでも
“知能か伸びる”絶好の時期です。

この時期に、
学力の土台を作ることが大切です。

❤︎ジュニア教材の特徴

❶おもしろいことを実感させる

『ジュニア予習シリーズ』は、
目先の点数や成果だけにこだわるのではなく、
「考えることって楽しい!おもしろい!」
ということを子どもたちに実感させることができます。

❷毎日勉強するのか当たり前になる

毎日の学習の習慣化に役立つ
『ホームワーク』という補助教材がついています。

『ホームワーク』には、
各ページに、
勉強する日付が印刷されています。

1日1ページ、
自宅で学習することで、
自然と勉強が習慣化していきます。

❤︎算数の学習内容は、

大きな数に応用できるように、
数の感覚を身につける
十進法と位取りの感覚をしっかり身につける
分数を視覚的にとらえて意味を理解する
教材に色を塗るといった作業をしながら
理解を深めます。

1年生から立体図形の学習します。
展開図から組み立てた立体の形を想像したり、
立体の構成を理解した上で、
見えない部分を想像することなど
早い段階で時間をかけて丁寧に学習し、
得意・不得意が顕著にあらわれる空間把握能力を育てます。

❤︎算数で問題解決する力を

『ジュニア予習シリーズ』の算数は、
1つの方法を提示して、
それを作業として覚えさせるのではなく、
さまざまな手段の中から、
問題や状況に合わせて適切な方法を選び、
問題解決できる力の育成を目指しています。

❤︎国語の学習内容は、

1年生では、
あいさつの学習から始まります。

音読をすることから始めて、
「ワークシート」に取り組み、
内容の理解が深めます。

物語は、
「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」
という4点から場面をとらえ、
あらすじをつかむみ、
話の中での物事の移り変わりや登場人物の気持ちにも触れながら、
楽しんで読めることを目標に取り組みます。

3年生では、
起承転結を楽しめる長さ(2000~4000字程度)の文章を読むことで、
話自体を楽しみながら、
感性的理解力を育てます。

❤︎国語で主題を読み取れる力を

『ジュニア予習シリーズ』の国語は、
読み書き表現を学び、
コミュニケーション能力を高め、
あらすじや登場人物の気持ち・性格を読み取り、
最終的には、
物語の主題を読み取れるようになっていきます。

❤︎理科・社会の学習内容は、

身近なことがらを取り上げ、
イラストや写真を豊富に使い、
子どもの興味関心をかき立てながら、
楽しく学習できるよう工夫されています。

実際に観察したり調べたりすることで、
知識の定着を図ります。

身近なものを少しずつ深く学ぶことで、
子どもの好奇心を刺激します。

❤︎まとめ。四谷大塚"ジュニア予習シリーズ"はおもしろい

小学生低学年は、伸びる子どもの土台を作る時期です。

数の感覚、
図形の感覚、
言葉の感覚、
読む感覚、
身近なものに五感を働かせ、
好奇心を刺激し、
興味を持たせながら、
毎日を楽しく勉強に取り組むことの積み重ねが、

ワンランク上の学習を
中学受験につながる土台を
確実につけていきます。

四谷大塚の『ジュニア予習シリーズ』は、
子どもの学びの感覚を磨くのにふさわしい、
そんな"おもしろい"教材です。


"オノマトペ"は、楽しく、力強く脳に働きかけ、やる気をアップ

2022-04-11 16:55:00 | 日記
 


こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、オノマトペについて書きます。

❤︎オノマトペとは、

"オノマトペ(onomatopée)"は、
擬音語・擬態語・擬情語を意味するフランス語です。

擬音語は、声や音を表します。
擬態語は、状態や動作を表します。
擬情語は、心の状態や変化を表します。

いろいろな物事を
音(おん)で表すオノマトペは、
子どもにとっても親しみやすい言葉です。

❤︎日本語のオノマトペ表現の豊富さは世界一

また、
日本語にはオノマトペの表現が多く、
その理由は、
動詞などの語彙が限られていることが原因です。

たとえば、
英語で"見る"は、
see,look,watch,gaze,stare,glance……
いろいろな単語があり、それぞれニュアンスが違います。

一方、日本語では、
"見る"という1語だけです。

そこで、
さまざまなニュアンスを伝えるために
ぼんやり、まじまじ、じろじろ、きょろきょろ、ちらっと……
このようにオノマトペが発達しました。

❤︎オノマトペでやる気アップ

学習を始める前に
オノマトペを使って
行動をシミュレーションすると、
脳の線条体(やる気を司る部位)の活動が
高まりやすくなることが明らかになっています。

たとえば、
学習の前に
「これからピーンと背筋を伸ばして、
サッと机に向かい、
うきうきした気持ちで
新しいことを学び、
ばりばり問題を解きます。
そしたら、
どんどん頭が良くなります。」

オノマトペを使うと、楽しくなりますね。

❤︎オノマトペで効果が高まる

オノマトペは動作と一緒に言ったり、
イメージを頭の中で思い浮かべたり、
心をこめて言ったりすると、
より効果が高まります。

たとえば、
正解したとき、
手で丸を作って、
ニコニコして「ピンポン」と言われたら、
すごく嬉しいですね。

また、
音と動作を連動させることで、
記憶に残りやすくもなります。

❤︎オノマトペで表現力を育てる

子どもに、
たくさんオノマトペを使って話しかけてあげましょう。

楽しいオノマトペは、
子どもの感情が豊かにします。

また、
子どもにもオノマトペを使うように促しましょう。

オノマトペの音を頭の中で考えるだけでも、
楽しくなります。

そして、
豊かな表現力を育っていきます。

❤︎まとめ。"オノマトペ"は、楽しく、力強く脳に働きかけ、やる気をアップ

日本語は“オノマトペ"が世界一豊富です。
楽しい響きが、やる気をアップさせ、
豊かな響きが、表現力をアップさせます。
また、
リズムに合わせて、
子どもの細やかな感情を育てやすくなります。
 

年長さんの四谷大塚の学習サイクル

2022-04-10 18:53:00 | 日記





こんにちは、学びスタジオ®︎代表・四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長の奥川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、全国統一小学生テストの四谷大塚の新1年生入学準備の学習システムを紹介します。

❤︎楽しいから夢中になる

見て、触れて、考えて、楽しく学ぶことができる、この教材は、
子どもたちに“学ぶ楽しさ”を育みます。

❤︎学び方は、はじめが大事

“学ぶ姿勢"
えんぴつの持ち方などの"基本学習動作”
“字をていねいにきれいに書くこと”
をしっかり身につけていきます。

❤︎国語の勉強では

文字を正確に書けるように、
図形的な視点を身につけることを意識しながら、
ひらがなを学んでいきます。

また、
国語力の基礎である語彙力を増やし、
"読む"力を鍛え、
豊かな表現力の土台を作っていきます。

そして、
読み聞かせを交えながら、
読書の楽しさを知り、
本を読みたいという気持ちを育て
家庭での読書習慣につなげていきます。

❤︎算数の勉強では

知能や技能を高めるのではなく、
まず、
五感を通して“数の感覚”を鍛え、
正確な計算力へつなげていきます。

空間認知力を鍛える図形の問題で、
さまざまな側面から、
無限の想像力や自由な発想を引き出します。

また、
いろいろな文章題で、
論理的な思考力を身につけていきます。

❤︎幼児の教育の効果は大きい

幼児は好奇心旺盛です。

いろいろな体験をすることで、
さらに好奇心が広がっていきます。

毎日、少しの時間から、
国語と算数を体験させてあげてください。

幼児の好奇心が、
国語や算数を通して、
どんどんと拡がっていきます。

❤︎まとめ。年長さんの学習サイクル

幼児からの教育が効果があるからといっても、
学ぶ方法を間違えると、
勉強が嫌いになる可能性が大きくなります。

勉強が好きになれば、
子どもが社会で活躍するために必要な、
自ら課題に取り組み、考え、実行する力が
素朴な形でメキメキと育っていきます。

そのために、
楽しく学べるだけでなく、
正しく学ぶことができるように構成されている
四谷大塚の教材を使った学習サイクルは、
就学前の子どもが
学ぶことに興味を持ち
学ぶ姿勢を育てる最適なものになります。