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『レ・ミゼラブル』に思うこと

アカデミー賞を賑わした映画の一つ、「レ・ミゼラブル」
先日やっと見に行くことができまして──やっぱり行ってよかった!(涙)

3時間があっという間。その吸引力のすごさ。。


ミュージカル舞台は大分前(本田美奈子さんがエポニーヌ役のとき)拝見しました。そのときは、何よりアンサンブルのすばらしさに感動したものです。

だって囚人から始まり、市民やら工場の人たちやら娼婦やら兵隊やら学生やら……みんな同じ10数名で演じ分け続けるんですよー

映画ではさすがに違う人たちがやってましたけど(笑)…多分…


だからというわけではないのですが、映画ではやはりメインキャストの人たちのすごさが際立ちます。

あれだけ感情移入して歌って、旋律やら音程やら何もかも、ほとんど乱れることなく歌えるって……その歌唱力……いや、もはや演技力の一部なんでしょう。

そういえば、歌ってない純粋な台詞の部分も(特にジャン・バルジャンとジャベールのシーン等)確かにあったはずなのに、台詞と歌との違和感など全く感じませんでした。そのすごさったらないですよね。


そして、ジャベールが橋の欄干から身を投げるシーン、ほとんど忘れていたくらい、舞台を見たときはその経緯がたぶんよく理解できていなかったんだと思うんですが、今回見た私は、彼の心情が随分とわかるようになっていました。
私も年齢を重ね、経験値もふえたからなのでしょうね。



群舞やダンスシーンがあるわけではないので、ミュージカル映画とはいわないのかもしれませんが、感情がより高ぶるからこそ歌うんだ、踊るんだというミュージカルの神髄を見せつけられた思いがしました。

そしてやっぱりラストは思わず拍手したくなりました。
ほんと生きる力あふれるたくましき作品です
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